2019/07/10 - 2019/07/10
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watersportscancunさん
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皆様こんにちは、ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。日本では豪雨による避難勧告や災害ニュースが伝わっておりますが、当地カンクンは、逆に雨期に入ってもう7月だというのに雨が降らず、、、天気は良いけど、気温が尋常ではないほど暑い日々が続いております。先日など、40度を記録し、店長セーリングのアテンドに出ていたのですが、洋上にも関わらず溶けてしまいそうになりました(汗)
暑さ対策必須ですので、これからカンクンにお越しの皆さまには是非ご注意頂きたいと思います。
さて、そんな店長、今週はメキシコシティに出張してきました。今回もまた、なんと、ルチャリブレのご案内。最近は、テオティワカン遺跡のご案内よりもルチャリブレのご案内の数が増えている状態です。来週もルチャリブレ観戦ツアー入っていますが、店長吉田のルチャ愛が伝わっているのか?!(笑)
因みに、弊社のルチャリブレ観戦は、ご用意する座席の場所もそうですが、事前の10倍楽しむ攻略法に始まり、更に、当日の試合の見どころから、観戦ガイドなど事前予習を含めて当日に向けて盛り上がっていくという内容になっていますので、初めてルチャを観戦する方でも、しっかりとマニアックに楽しんで頂けるようになっています。
また、ガイドも一緒にご案内する事も多く、今回も店長吉田がつきっきりで一緒に盛り上がってきました(笑) やはり、ルチャリブレは一緒に盛り上がるのが一番です(笑)
さて、そんな店長日記、またいってみようか!
というわけで、深夜便でやってきたメキシコシティ。。。安売りチケットのLCCでも、究極のプロレタリアートの世界とボクが信じて疑わない最恐の航空会社。。。ビバアエロブス航空。。。未だに端末によるチェックインではなく、手動によるチェックイン。手荷物だけの人でもカウンターで発券という恐ろしくアナログな会社だから、チェックインに1時間並ぶなんてザラ(汗)
他社なら、端末で発券してそのままゲートへ10分で済むところを、1時間も並ばないといけないなんて一体どうなってるのだ?!と憤ってもここはメキシコ、皆のんびり並んでいる。。。メキシコは人の命も時間も軽い世界だから、仕方がない。。。と諦める。。。(苦笑)
(今回、ネットで発券手続きをするという方法を見つけたので、並ばずに済んだのは助かったが、とにかく、基本カウンターで発券も荷物も手続きを行うので、他社より格段に時間がかかるため、預け荷物がある場合は、この会社はおススメ出来ないかな。。。もの好きの方以外(笑))
そんなカオスな会社が飛ばすエアバス320で23:00の予定を30分遅れでシティに到着。弊社ドライバーのロベルトが迎えには来てくれたが、ランニングシャツにスラックスという、、、どこかのおっさんみたいないで立ちにぎょっとする(苦笑) 遅い時間にご苦労様。。。ありがとう。
今回の宿は、いつもより良いホテル。ここのところ、シティも忙しくなって来たので、サポート要員としてカンクンからもスタッフを出張させることも増える為、予算に収まり、かつ、快適な滞在が出来る場所にと、今回の宿を選んだ。立地は、革命記念塔の近くで、料金も一泊450ペソ(2700円)と破格! 更に、リノベートしたばかりで清潔かつ快適。いつも、滞在する1000円クラスの大人のホテルで部屋では南京虫におびえ、一歩外に出ると様々なメキシコの事情におびえるような場所ではない(笑)
深夜過ぎに到着することは伝えていたので、スムーズにチェックインが出来た。簡単に仕事をしてから、眠りにつく。いや、ここ本当に快適だった。
さて、翌日は夕方からの仕事の前に、知人が紹介したいという人物に会うために宿をお昼前に出る。
その行き先は、世界一美味いタコス屋(笑)
お客様から調査依頼があったので、視察も兼ねて、ボクがミーティングの場所に指定した。パワーランチの場所にタコス屋を指定するなんて、イカすだろ(笑)
この世界一って言葉は、炎上ワードであると共にキラーワードでもある。。。そもそも、B級グルメの、しかもソールフードであるタコスの世界で、世界一なんてあり得るわけがない。。。日本で、世界一美味いラーメン屋と言っているのと同じだから。。。いやいや、こんなんもっと旨い店あるし!と反発されるのは当たり前で、軽々しくもこのような最上級を冠してしまったら最後、その店はかなり大きなハンディを背負わねばならなくなる。。。
大体、どこの誰が世界一って言ったのかって話になり、そんないい加減な言葉を使った不届き者の犯人探しにもなって、結果、その本人の人格まで否定される。。。というのが、最近の日本の流れ。。。怖くて、ボクなど安易に口にすら出来ない。。。
でも、ここはメキシコ、、、簡単に世界一を口にする(笑)
以前も、トゥルムの街にあるイタリアンに入った時、店の主人に、おすすめを聞いたところが、ウチは世界一美味いイタリアンだから何でもおいししいよと自信満々に言われて驚いたことがある。
まさか、世界一美味いイタリアンがメキシコのしかもトゥルムなんて片田舎にあったとはと、驚かされた記憶がある(苦笑)
そんなこんなで、やって来た世界一美味いタコス屋。事前調査で、弊社のDFスタッフからメキシコシティ出身のメキシコ人の友人、また、シティ在住の知人友人にリサーチをしたのだが、知っている人物はゼロだった(汗) そして、すべての知人に言われた、、、「世界一のタコス屋? なんで俺がしらないんだ??」と(苦笑)
まぁ、この世界一という言葉は、メキシコでは違う意味を持つと解釈をしておかないと後がややこしくなるので、とりあえず、話をすすめる(笑)
お店の名前は「El Plogreso」という。立地は観光客の方にとても便利なフィエスタアメリカーナ・リフォルマから徒歩5分の場所。コロンブス像のあるリフォルマ通りから入ってすぐにある。ちょっと荒んだエリアにあるが、決して危険なエリアではなく(夜間はダメよ)、お店も清潔で、ちょっとしたカフェの趣き。
店員も、なんと制服を着ていて清潔感がある。
だが、決してレストランやカフェではなく、悪までもタコス屋という所がポイント。つまり、値段が高くない。レストランのタコスだと、カンクンのホテルゾーンなら、ボクの知っている最高値の神戸牛タコスだと600ペソするし、エスカモーレというアリの卵を使った陸のキャビアといわれるタコスは400ペソする。そんな高級食材を使ったタコスを出すようなシャレた店のような制服を着ながらも、悪まで庶民のタコス屋の価格、一枚14ペソから!という所が人気の秘密だと、まずは店内(というか、オープンなので、敷居をまたいでと言うべきか)に入って感じる。
おススメは、ビステクという牛肉のロースを焼いたタコスや、こいつにチョリソーを混ぜたカンペチャーノというタコス。これが一番人気で一枚18ペソだ。それ以外にも、牛タンのタコス($25ペソ)、モツのタコス($14ペソ)など、とにかく、肉の部位についてはないものはない。
とりあえず、ビステクを注文しようと、カウンターに向かう。すると驚いたのは、洒落た制服を着たコシネロ(シェフ)が、ブロックの肉を丁寧に薄切りにしている。そして、その後鉄板でこれまた丁寧に焼き上げる。ちなみに、メセーロ(ウェイター)とコシネロの征服はちゃんと分けられているこだわり(笑)
薄切りのロースがまた旨そうに焼けていくのだが、これをまた丁寧に包丁で切り刻んで(他のタコス屋の親父のように適当な乱切りではなくきちんとした短冊切り(笑))タコスにのせる。。。
因みに、レングア(牛タン)も注文してみたのだけれど、やはりこれもタンのブロックから丁寧に切り出していた。
この一連の流れを見ながら、何故ここが世界一だとブロガーの間に評判になったのかが見えて来た。
正直に言わせてもらえば、もっと旨いタコス屋はある。けれども、ここは明らかに他の美味いタコス屋と違う。
それは
1:タコス屋とは思えないほどの清潔感
2:タコス屋にはない丁寧な調理
3:タコス屋の平均的な安心価格
と三拍子がそろっているところにある。
メキシコで美味いタコスというのは、観光客の方には正直おススメすることが衛生上難しい場所が多々ある。ただですら、清潔でデオドラント文化とも言われる日本からやってくる、いわば不衛生に耐性のない日本の方には、とてもご案内出来ないお店ばかりといっていい。。。
そうした中で、このプログレッソというお店は、自信をもってご案内出来るお店であるという点。旨いタコスが安く、更に、清潔に安心して食べられるという意味では、随一かもしれない。。。
そうボクは本気で感じた。というわけで、ツアーでもここはご案内しようと思った次第(笑)
世界一美味いタコス屋というネタ的な面白さもあるけれど、安心してご案内出来るお店という意味でもちょっといい店だなぁとファイルしたのでした。
メキシコシティに行ったら、是非行ってみてくださいね。場所は、今回はリンク先に貼っておきますので。是非どうぞ。
というわけで、またこの日のルチャリブレ観戦記は別途書くとして、本日はここまで!
皆様の素敵な一日を祈って
店長吉田拝
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場所は、フィエスタアメリカーナ・リフォルマの前にあるコロンブス像を渡った向かいの通りを少し入った抜群のアクセス。いつでも人だかりがしているので、すぐに分かります。
エル・プログレソ メキシコ料理
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カウンターでは、コシネロ(シェフ)が忙しく注文を受けてくれます。タコス屋なので、メセロ(ウェイター)がいますが、基本的には直接注文をします。注文をした後は、出来上がるまで席でまっているとメセロ(ウェイター)が持ってきてくれます。飲み物などはメセロに直接注文します。持ってきてくれたら、またカウンターに戻ってサルサをかけて席に戻ります(それなら、カウンターで待ってた方が早くね?と思うかもしれませんが、混雑して注文が溜まっているので、待つと時間がかかるのです)
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このお店の凄いところは、こうして肉を丁寧に焼いて短冊切りにするところ。いつものタコス屋の親父の乱切り手づかみ豪快盛り(いわゆるアバウトな盛り付けで皿毎に分量が違う)とは異なる洗練された雰囲気が漂う。。。
が、どこまで行っても、タコス屋であるという大切な部分はブレていない。
タコス屋の親父が制服を着るだけでずいぶんとちゃんとしたお店に見えるのが面白い。 -
ブロックから一枚一枚薄く切り出すので、厚さなんかが微妙に異なる。というわけで、タコス屋特有のツウが、こうしてどの肉をくれという指定をする光景がみられる。。。ちょっとゲスっぽいが、ここはタコス屋だってことを忘れてはイケナイ(笑)
この写真に写っている腕の主は、どの肉をくれと指示をしている腕です(笑)
因みに、メキシコ人は、ジュースの量もちゃんとコップを比べて量を見ます。だから、何故、メキシコではコップに並々に出てくるのか?!こんなに並々にしたらこぼれるやん!!と最初は思ったものですが、メキシコ特有の事情があるわけですね(笑)
こういう庶民的な雰囲気を楽しむのもタコス屋の醍醐味です。 -
焼き物系と煮物系は別テーブルで調理されています。こっちはカルニータやレングア(牛タン)、トリッパ(モツ)、オホ(眼球)、カベッサ(脳)などのマニアックな部位の鍋。
注文するとここからいろいろと取り出してタコスに仕立ててくれます。 -
煮込み肉用の真ん中が凹んだマナ板で煮込み肉をチョップしてくれます。ちなみに、このまな板は、煮汁がこぼれたりしないように凹んでいます。牛タンもこちらで注文。窓口別々なので、その都度希望のカウンターで注文をします。
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メキシコ人に美味いタコス屋の条件を聞くと、必ず返ってくる答え
タコスにとって、一番重要なのは、サルサ(スパイス・ソース)
と言われます。素材の味も重要ですが、素材の味を引き立てるのはサルサであるのは、間違いがない。これは、長くメキシコでタコスを食べ続けているとわかります。
旨いと言われるタコス屋で何がおいしいのかを追求すると、実はサルサにあったりする。。。これ事実です(笑)
というわけで、ここプログレッソもサルサの種類も豊富で味も深みがあって、美味しいです。
この組み合わせで味わいが変わるところがタコスの醍醐味です。是非いろいろと組み合わせて自分だけの究極のマッチングを楽しんでください。
正解はありません。自分が旨いとおもった組み合わせが正解です。
店長は、ビシテクにはパパ(マッシュポテト)と、サルサベルデ(緑のサルサ)に、アクセントとしてサルサ・ロッホ(赤いサルサ)を人さじ加えるのが好みです。もちろん、ワカモレは外しませんよ。 -
インスタ映えの全くしないこの写真。。。
このまったく写真映えしないのに、美味い、、、という部分に百聞は一見(いな、一口)にしかず、、、という言葉が重なります。
それにしても、不味そうなこの写真。。。でも、食べるとこれが実に美味だったりします。
え?マジかって??
そう思うなら、是非食べてみてください(笑) -
こっちは牛タンとカルニータのタコス。タコスの具材によって、サルサも分けるのがツウの食べ方。
煮物系には、少しスパイスの効いたチレ・アルボルのサルサがびったし合います。付け合わせは何にする?と必ず聞かれますので、パクチー(シラントロとメキシコでは言います)が苦手な人は、シン・シラントロと言えばよいですが、基本的にはコン・トド(全部)と言っておけば問題なしです(笑) -
今度、トゥルムで日本食とアジアレストランをオープンするクギモトさん。メキシコシティのモグという有名店で修業をされた方ですが、まだ若いのに、夢を追いかける人というのは応援したくなりますよね。
ボクも若い時代がありました。若い人たちと夢を語ることが出来る人生にタコスで乾杯。
にしても、彼が手にしているマンゴージュースの、、、この合成着色料たっぷりの色。。。どうよ(汗)
メキシコには、驚くような飲食物が溢れています(笑)
皆様メキシコに来たら、是非店長吉田にご連絡くださいね。一緒に騒ぎましょう! -
番外編
カオスな最恐の航空会社「ビバ・アエロブス航空」のカウンター。。。見よ、、このカオスな長蛇の列。。。外まであふれ出て、通路を完全にふさいでしまっている。。。この長さでチェックインまで1時間待ちのレベル。。。
預け荷物がなくても、並ばねばならない恐怖を避けるには、事前にネットで発券してしまうしか方法はない。。。預け荷物がある場合、、、1時間並ぶしかありません(苦笑)
因みに、搭乗が1時間を切っている場合は、Expressレーンに通してくれます。が、そこも基本混雑しているので、時間が迫っている場合は、自ら主張して更に順番を飛ばしてもらうしかありません。更に、ビバの職員はほとんどがスペイン語オンリーなので、基本スペイン語対応のみとなります。。。
かなり玄人向けです(苦笑) -
立地は革命記念塔のすぐそばの好立地。これで、一泊日本円で2700円!
いつもの、1000円の大人の宿で、南京虫と外出時にはメキシコ特有の緊張感あふれる事情に悩まれる事もない。
ホテルの名前は「HOSTAL ALCAZAR」といいます。ホスタルですが、完全個室で、シャワー完備。ホテルと何も変わりません。 -
家具も電灯もちょっとおしゃれ。布団もシーツ一枚ではなく、ちゃんと布団。寝室は狭いが快適に眠れる。ここはおススメです。
が、、、これは悪までパッカーや一人旅、節約旅行の方へのお話で、通常のカップルや新婚旅行でシティに行くなら、おススメは、Barcelo Reformaかな。場所と価格のバランスが一番よく、ジムも充実しているので、おススメします。ここに入ってるダイコクという日本食レストランも安くて旨いですよ。
もっと予算が充実しているなら、ヒルトン・レフォルマですね。
ポランコ地区や、レフォルマ通りでもゾナ・ロサあたりまで登ると、セントレジスやフォーシーズンズなど更に高級なホテルもありますが、正直観光という目線で行くと立地はあまり良くありません。ポランコなどは、人類学博物館に行ったり高級ブティックに行く以外、どこへ行くにも渋滞をするし、観光目線でいくなら、ここもパスですね。。。
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