四十路女のひとり旅 ‘19 ☆華麗なるアラビアンモスクに魅せられた夏のUAE☆前編

2019/07/02 - 2019/07/05

人生３度目の海外ひとり旅は、初めての中東、アラブ首長国連邦です。

この旅最大の目的は、アブダビにある〝シェイクザイードグランドモスク〟をこの目で見ること。

初めて中東に行きたいと思ったのは、もうかれこれ15年以上も前です。
当時検討したのは年末年始にかけてドバイ、オマーンをまわる旅行会社の企画ツアーでした。
お金も振り込んで行く気満々だったのですが、同行者の諸事情によりキャンセル( ´△｀)

それからずっとずっと行きたいと思っていたのです。
今思えば、その頃行っていたらグランドモスクを見ることが出来なかったので結果的に良かったわけですが。。

今年は「働き方改革」の恩恵を受けて秋に有休取得する予定でしたが、業務の都合で難しくなったため、急遽２週間前にこのUAE行きを決定しました。

直前だけに下準備する時間もなく、ドタバタと一気に手配を行い弾丸３泊４日で魅惑のアラビアンナイトに出発です♪(´ε｀ )

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

しばらくアルコール断ちするのでシャワーの前にナチョスで軽く一杯 笑

仕事が暇になるだろうタイミングで有休セットしたはずなのに、なぜか今日に限って仕事が重なり、バッタバタ状態で羽田に到着しました。

職場から空港向かう電車の中でも携帯がガンガン鳴り、着いたと同時に、折り返してギャンギャン対応。。

もうホント最悪な出発です( ；∀；)

１時間２千円で借りられる羽田国際線ターミナル内にあるロイヤルパークホテルのリフレッシュルームへ。（注意:10月から料金改定されるみたいです）

シャワーで次の人の時間とか気にするのも嫌なので、ここで１時間お借りしてみました。

初めて利用しましたが、ゆっくり出来て本当よかったです。
心もちょっぴり軽くなりましたf^_^;

飛行機搭乗等は割愛してドバイに到着。

深夜便で一番心配だったのが眠れるかということだったのですが、今回は座席指定が成功したおかげでなんとか眠れました。

私にとって、エコノミー座席で一番辛いのが背もたれの後ろからの衝撃。
だから今回はエコでも比較的前方かつ後ろがトイレの壁になっている通路側を指定。

それも真ん中４列の右側２つ埋まってた反対側通路側。
散々悩んだのですがこれが大正解♪

トイレの音は全く聞こえなかったし、リクライニングも普通。隣はそのまま空きで快適なうえ、通路の人の出入りも思ったほどなく安眠でした^ ^

バスの中の電光掲示板を見ると朝6時18分
羽田を深夜0時30分に出発して時差もあり、まだ一日は始まったばかり。

思いっきり朝ですよ。。
いくら飛行機で寝たと言っても身体は中年。
やっぱりキツイわぁ（´-`）.｡oO

民族衣装のカンドゥーラを見るとあぁ中東来たんだぁという気持ちになります。

入国審査は20分くらい待ちましたが、真っ黒なアバヤを着た美しいお姉さんのテキパキとした無言の手続きで無事入国。

ATMで15,000円分のディルハムを引き出しました。
VISAデビッドはとっても便利です(o^^o)

キャッシングはなんか抵抗感があるのですが、デビッドだと自分の口座からの引き出しだし、手数料も両替やキャッシングよりはお得だと思います。

時間があったので、出口手前のCOSTA CAFEでバナナブレッドトーストとカフェラテを頂きます。バナナトーストがもう激ウマでかなりびっくりしました(°▽°)

さて、このままホテルに行ってアーリーチェックインも考えましたが、それやると多分私の場合、動きたくなくなるので、半日観光のオプショナルツアーを頼みました。

空港にお迎えに来てくれるのでとっても楽ちんなんです^ ^

半日観光では、空港からの参加は私一人。
あとはホテルピックアップで４名１組の計５名でした。

街中のあちこちに大小様々なモスクがあり、これは車窓から。

最初の目的地は、ジュメイラのパブリックビーチと有名な超高級ホテル
「ブルジュ アル アラブ」

でも足元に工事用クレーンがたくさんあるのがかなり残念ですね。

ジュメイラモスク

結構、サクサク進むのでじっくりは見れません。
本当はもう少しここにいたかったのですが、ツアーなだけにぐっとガマン(*´ω｀*)

寺院というよりお城みたい(°▽°)

青い空にアイボリーのモスクが美しいです。

このツアーでは見れませんでしたが、朝１０時から１時間だけ異教徒にも内部公開してくれるツアーがあるそうです。

モスクの横にある建物もなんか素敵です

先端には三日月です

次は歴史博物館です。

油田発見からわずか５０年で近代化の急成長を遂げ、今まさに近未来化へと突き進んでいるドバイの歴史を振り返ることが出来ます。

つい最近まで、ロバやラクダと暮らしてたんですね

たった５０年で掘建小屋から超高層ビルへ(|||　ﾟдﾟ)
砂漠の民がこれほどまでに変わるのかと物凄いびっくりです。

蝋人形があちこちあるのですが、薄暗いので時々びくっとしちゃいます

シンドバッドもこんな感じの船に乗って旅立ったのかな？

ちなみに、彼はUAEの隣国オマーン出身なんだってここに来て知りました。

次は、アブラ（渡し舟）に乗って川を渡ります。

風が気持ちいい～
熱風ですが(^^;;

ないより断然いい！

現地の現在の気温３９度ですって((；ﾟДﾟ)

暑いわけですよ！

オールドドバイにはいろんなスークがあります。
でもどこもかしこも客引きが激し過ぎてうんざりします。

折角でしたが全く購買意欲がわかずに撤収

ゴールドスークにはアバヤ姿の女性が多くみられました。
やっぱり黒装束に覗く金の装飾はエキゾチック美人に映えますね^ ^

他のスークは昔ながらな感じでごった返してましたがゴールドスークはすっきりした商店街みたいです。

半日観光の最後はドバイモール

世界最高層ビルのブルジュ・ハリファはここからでなくてもさすがにドバイの大抵のとこから見えます。

とっても広いドバイモール。
ドバイモールでは1時間半ほど自由時間がありましたが疲れちゃったのでフードコートでぼんやりしちゃいました（´-`）.｡oO

さらさらっと半日観光を終えてホテルリビエラに14時半頃到着。
日本人スタッフ常駐とありましたが、結局滞在中一度もお目にかかることはなかったです。

今回ドバイ行きを決めたのは、４連休で行けるとこ、それも時間有効活用するために深夜出発出来るとこで検索。

ドバイがこんな弾丸で行けるとは知らなかったです。
しかも航空券とホテルの手配のみですが、4つ星ホテルに３泊で11万という金額に驚いて旅工房さんのプランに即決(*^^*)

飛行機を選べるので、往路は深夜の羽田便、復路は夕方着の成田便にしたかったのですが、直前だったこともあり、成田着は満席で断念しました。

お部屋には浴槽もあったしお湯もしっかり出たので問題ありませんでしたが、ホテル全体の諸々から考えると感覚的には★３かと(^^;

でも安いし、弾丸旅なら全然ありです！

16時半からアフタヌーンティーを予約してあるのでタクシーで向かいます。
パレス ダウンタウンのラウンジAl Bayt

日本でOpen Table から予約しておいたんですが、このサイト本当に便利ですね。
３日目もフォーシーズンズホテルのアフタヌーンティーを予約しちゃいました。

とても素敵な雰囲気でしたが、お客様も多くいらしたのでラウンジ内の写真はあまり撮りませんでした。

私にご用意頂いたお席はフロアど真ん中な感じだったので、ひとりパシャパシャしてるとかなり浮きます(^◇^;)

みなさんとても優雅なお時間を過ごされてました。

そういえば、ここもフォーシーズンズも東洋人は私だけでちょっとびっくりしました。

ウェルカムドリンクのこのジュースめちゃ美味しい♪
キウイっぽい

ここではトラディショナルアフタヌーンティーとアラビアンアフタヌーンティーと選べますが、無難にトラディショナルをチョイス

シャンパン付もかなり惹かれたのですが、この旅では禁酒。。

紅茶は沢山の種類からポットサービスで何種類でも飲み放題です。

3段トレーの横にあるカゴにはホカホカのスコーンとオレンジブレッドが入ってました

上段には美味しそうなミニケーキが(〃ω〃)

中段はサンドイッチ系

右の海老マヨっぽいのがぷりっぷりで特に美味しかった～(*´∇｀*)

下段もサンドイッチ系で、手前のサーモンがたっぷり乗っててこれまた劇旨！

これ食べてたら、カンドゥーラ姿のアラブのおじ様がどっかりと目の前の席に来たので目の保養しちゃいました。

濃いお顔にターバンがお似合いで素敵でしたよ?

先にスコーンひとつ食べちゃいましたがこのオレンジピール入ったパンが美味しくてこれでついお腹いっぱいにしちゃいました( ；∀；)

そう、最後にとっておいた上段のケーキ達をほとんど食べることが出来なかったんです。

食い意地が張りすぎてスコーンはもちろん、下から中段とキレイに食べちゃったんですよ～(>_<)

ちなみにここのスタッフさん達はとっても笑顔で優しい方達ばかり。

担当スタッフさんだけでなく、色んなスタッフさんが入れ替わり声を掛けて下さって本当に楽しく優雅なお時間を頂きました。

お腹も心も幸せな気持ちになったあとは、敷地内をお散歩しながらドバイモールに向かいます。

この左にある大きな建物が、

どーんとそびえ立つ世界最高の高さを誇るブルジュ・ハリファです。

しゃがんでみたりと色々試したのですが、なかなかてっぺんまで写真に入らないんです(^^;)

スークアルバハールからファウンテンの対岸にはドバイモール

このファウンテン沿いに誰もいなかったので、独り占め気分を満喫出来ました。
おそらく、ドバイファウンテン噴水ショーの時間近くになるまで皆モール内にいるのでしょう。

だって猛烈な暑さなんですもん

モールに戻ると見覚えのある光景が、、

ドバイモールはとにかく巨大で一日中かけても回りきれないといわれるのに、偶然、午前中来たのと同じとこに出てしまいました。

あ、紀伊国屋書店だ'(*ﾟ▽ﾟ*)'

本屋さんですが、ここに来たかったわけではありません。
もうこのモール内を延々と彷徨いました！
メトロの駅へ向かう入り口を発見出来なくて泣きそうでしたよ。。

何度インフォメーションで聞いことか｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡

モール内の店に入ることなく３０分以上彷徨い、やっとメトロマークを発見

混むのを避けたくてドバイファウンテンが始まる前にこのエリア脱出し、とりあえず１８時過ぎになんとか駅に辿り着きました。

ところが、初めてのメトロ体験は凄まじかったです。
後で分かったのですが、18時台は通勤ラッシュなんです。

私は都心勤務なので、毎朝通勤ラッシュを耐えていますが、このドバイの通勤ラッシュはそれ以上かと思うほど激しかった:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):

とにかくマナーがなってないので乗り降りはめちゃくちゃ。車内もすし詰めなのにマイペースな人が多くてびっくりしました。

こんなことならドバイファウンテン見てから帰れば良かったです。

こちらの駅の入り口はみなこの形。
オシャレな感じ

都内の各地下鉄入口にこれ作ったら場所的にちょっと邪魔かもしれないけどこういうセンスのいいゲート欲しいなぁ

最寄り駅の出口は２つあったようで、反対側に出てしまいました。
でもキレイな遊歩道を歩くのでお散歩気分になれますね

ここだけみると都内にもありそうな景色です。

やっとホテルに帰って来ました！

初日は一日がとにかく長かった(´ω`)
翌日は、ベルトラで予約したアブダビの一日ツアーに朝から行くので早々に就寝しました。

２日目の朝、茶色いものばかりとってしまいましたがモーニングをがっつり頂きました。

私が取らなかっただけで、野菜はサラダや温野菜とありましたよ
パンが色々あって美味しかったです

７時にお迎えが来てバスに乗り合わせて出発です。

この日は全部で１１名
岡山からいらした６名様とご夫婦、母娘、私のグループ。

この日も道中で大小のモスクを見かけました。

でも、この日のメインはなんといっても
〝シェイクザイードグランドモスク〟
ですけどね(￣▽￣)

高速道路みたいな道路を走って向かいますが、ここはドバイ、そして。。。

ここからアブダビ^ ^

アブダビの首長さんは緑がお好きなんだそうです。
UAE建国の父がこのアブダビの前首長で、その息子さんが現首長さん。世襲制です。

ガイドさん曰く、砂漠地帯に緑を植樹し、それを維持することが富の象徴だったりもするんですって。

すごいお金の使い方です(　ﾟдﾟ)
植樹地帯には地下に散水用の水道管を通しているんだとか。

UAEではドバイが一番お金持ちかと思っていましたが、アブダビが一番なんですって

アブダビで最初に来たのは
〝ヤス マリーナ サーキット〟

Ｆ１サーキットらしいですが、私は全く興味のない分野でして、はっきりいって猛烈な炎天下ということもあり、ただ暑いだけでしたσ(^_^;)

お次はこの格子通路の先の

〝ルーブルアブダビ〟
あのルーブル美術館のアブダビ別館です。

このツアーでは入館出来ませんでしたが、あの有名な跳ね馬に跨ったナポレオンなんかもここに収蔵されているそうです。

UAEの国旗ですが、この日は半旗の掲揚。

王族のどなたかお亡くなりになられたのだろうとガイドさんは仰ってました。

それにしても暑い！！

この時期UAEは灼熱地獄の真夏にあたるそうで、観光オフシーズンなんだそうです。
「今気温は４２度位ですよー」と、滝のような汗を垂らしながらガイドさん(^^;;

ガイドさんて大変ですね。。。

バスで次に向かいます。

次は生鮮市場で野菜、生肉、生魚の各市場巡り。

えと、、すみません。。全然興味ないです。。(´･_･`)
ただでさえ猛烈に暑いのに臭いもきつくて気持ち悪くなり、写真は撮るどころではなかったです。

さて、移動するバスから外を眺めると白くモヤがかかっています。

これ砂漠からの砂と海や運河の水が熱で水蒸気となってこうした状態になるのだそう。

アブダビ歴史博物館です。
ここで久々に大陸御一行様にお会いしました。

デーツがいっぱい実ってます（＾∇＾）

埴輪っぽいオブジェがどーん鎮座笑
埴輪ではなく塔ですかね？

なんか妙に可愛くて目が離せない。。

ここもドバイの歴史博物館と同じで昔の暮らしを知ることが出来る施設です。

ラクダのオブジェはここだけでなく、色んなところで見かけます。

やはりアラブの人たちは、古くからラクダと共に暮らしてきたんですよね。

そして、この1ディルハムコインにも描かれているアラビアンランプ

これ撮るとき、もの凄く眩しくて画面では確認出来ずにシャッター押したんですよ。
もう少し違う角度でも撮っておけばよかったです(*´Д｀*)

一見、優雅な南国に見えますが、例え日影があったとしてもとてものんびりはできません。

だって４２度ですよー？？？！
ありえないー！！:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):

車窓からエミレーツパレスを眺めて

しばらくすると

見えてきた(°▽°)

ついにこの目で見ることが出来るんですね！
憧れのシェイクザイードグランドモスクです！！

長くなってしまったので一旦、この辺でレポートを終わります。
ここからは後編へ☆