房総半島，年末ドライブ（をくずれ水仙郷・大山千枚田・白間津花畑・鴨川シ―ワールド・市原ぞうの国）

2018/12/29 - 2018/12/30

少し前の旅行ですが，印象深かったので紹介します。昨年の年末（私が４トラを始める前），車でのんびり房総半島を回って来ました。房総は，東京湾アクアラインを使えば自宅からさほど遠くはなく，毎年のように出かけていますが，今回のルートは初めてです。
１日目は，川崎からアクアライン，館山道，長狭街道を通って，まず「をくずれ水仙郷」。そして大山千枚田，さらに外房の海岸に沿って白間津花畑まで行きました。鴨川シ―ワールドで水族館などを見て，併設のホテルに宿泊。２日目は引き続きシ―ワールド，その後は既に何度か行ったことのある「市原ぞうの国」でした。

エリア 鴨川(千葉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

千葉県鋸南町「をくずれ水仙郷」のスイセン。鋸南町は越前、淡路と並ぶ日本の水仙三大産地とされ，江戸時代の安政の頃には，花を船で江戸まで運んでいたとも言われています。

をくずれ水仙郷 花見

「をくずれ水仙郷」のスイセン。保田ICから長狭街道を東へ約15分走って水仙郷に着きました。12月になると咲きはじめ，１月から２月にかけて見頃を迎えます。鋸南町には他に「江月水仙ロード」という所もあり，鉄道利用の場合はむしろ便利（保田駅から徒歩圏内）なのですが，今回はそちらへは行きませんでした。

をくずれ水仙郷 花見

「をくずれ水仙郷」のスイセン。この種類のスイセンは，近くで見た方が黄色の部分がよく見えてきれいです。

をくずれ水仙郷 花見

「をくずれ水仙郷」の南側は佐久間親水公園です。人工のダム湖のほとりに「水仙まつり」の幟旗が立っていました。

佐久間ダム湖親水公園 公園・植物園

佐久間親水公園。貯水池の周囲は冬はスイセン，春は桜の名所です。

佐久間ダム湖親水公園 公園・植物園

佐久間親水公園のスイセン

佐久間ダム湖親水公園 公園・植物園

大山千枚田。水仙郷からさらに東に15分ほど走って鴨川市の大山千枚田に着きました。

大山千枚田 名所・史跡

大山千枚田。日本の棚田100選のうち，東京から最も近い棚田として知られています。西の方（保田方面）を見ています。

大山千枚田 名所・史跡

大山千枚田，ここにもスイセンの花が咲いていました。

大山千枚田 名所・史跡

大山千枚田。季節にごとに棚田の風景は変わります。田に水を張った６月頃の風景を見たいと思っていましたが，今年は行けませんでした。

大山千枚田 名所・史跡

大山千枚田。東の方（鴨川方面）を見ています。

大山千枚田 名所・史跡

大山千枚田。一部に少し水が溜まっていました。すべての田に水が入ったら，ずいぶん違って見えるでしょう。

大山千枚田 名所・史跡

道の駅「鴨川オーシャンパーク」。とてもユニークな形の建物として知られていますが，撮った写真はレストランの昼食のみ。「そば・ミニ漬け丼セット」と「磯ラーメン・ミニ漬け丼セット」，どちらも1000円です。

道の駅 鴨川オーシャンパーク 道の駅

道の駅「ローズマリー公園」，かつて第３セクターが運営していたこの公園は，入場者数の減少で何年か前に民間委託され，様子がずいぶん変わってしまったようです。道の駅として販売中心になるのはやむを得ないにしても，名前通りローズマリーが多かった公園が懐かしく思い出されます。

道の駅 ローズマリー公園 道の駅

白間津花畑，南房総市千倉町白間津地区，太平洋に面して花畑が広がります。１月になるとストック・ポピー・キンセンカ・小菊・金魚草・矢車草・ベニジュームなどの花が咲きそろい、花摘みが楽しめるとのこと。この日はまだ早かったようです。

白間津お花畑 花見

白間津花畑。花はよくわかりませんが，これはポピーと矢車草？

白間津お花畑 花見

白間津花畑，以前２月頃に来たときに比べると，やはり花はまだまばらです。

白間津お花畑 花見

白間津花畑。これはストックだと思います。農家ごとに小さな小屋があって，花摘みを受け付けます。

白間津お花畑 花見

道の駅「ちくら潮風王国」から見た太平洋。

道の駅 ちくら 潮風王国 道の駅

外房の海岸を北上し，鴨川シ―ワールドに到着。

鴨川シーワールド 動物園・水族館

鴨川シ―ワールドホテルの入口

鴨川シーワールドホテル 宿・ホテル

鴨川シ―ワールド「トドの海」。数頭のトドが飼育されています。以前海水浴場で保護されたトドもここにいるそうです。

鴨川シーワールド 動物園・水族館

鴨川シ―ワールド「セイウチの海」。この巨大なセイウチのほかに小さい子どものセイウチもいました。

鴨川シーワールド 動物園・水族館

鴨川シ―ワールド「オーシャンスタジアム」。シャチパフォーマンスはとても楽しめました。しかし，クジラ類の飼育や繁殖には海外を中心に批判もあります。きちんとした研究と議論が必要でしょう。

鴨川シーワールド 動物園・水族館

鴨川シ―ワールド「マリンシアター 」。ここにはベルーガ（シロイルカ）がいます。

鴨川シーワールド 動物園・水族館

鴨川シ―ワールドの水族館。小さいウミガメがいました。

鴨川シーワールド 動物園・水族館

鴨川シーワールドホテルに宿泊。ホテルの夕食はバイキング形式です。ここはマーメイド，夕食バイキングの会場。

鴨川シーワールドホテル 宿・ホテル

夕食バイキング，天ぷら・寿司・カニ・ローストビーフなどが並び，思ったより充実した内容でした。

鴨川シーワールドホテル 宿・ホテル

夕食バイキング。ここは天ぷらのコーナー，次々に揚げてくれます。

鴨川ヒルズリゾートホテル 宿・ホテル

エビ，マグロなどの寿司，ローストポークサラダ。

鴨川シーワールドホテル 宿・ホテル

こんなものを取りました。手前に天ぷらとローストポークサラダ，奥にズワイガニ。

鴨川シーワールドホテル 宿・ホテル

鴨川シーワールドホテルの部屋から見た日の出。

鴨川シーワールドホテル 宿・ホテル

朝食もバイキングです。こんなにたくさんのイクラを食べられました。

鴨川シーワールドホテル 宿・ホテル

イクラの嫌いな娘は一般的な朝食。

鴨川シーワールドホテル 宿・ホテル

地元で作られたいろいろな種類のジャムがありました。右はヨーグルト。

鴨川シーワールドホテル 宿・ホテル

２日目の朝も水族館を見て回りました。これはクラゲ。

鴨川シーワールド 動物園・水族館

こちらはヒトデ２種類。

鴨川シーワールド 動物園・水族館

これはニシキアナゴ（黄・白）とチンアナゴ（灰色）。

鴨川シーワールド 動物園・水族館

市原ぞうの国，映画「星になった少年」でも知られる動物園です。日本で初めてゾウの自然哺育（母ゾウによる子育て）に成功させたこと（その後，数例の実績）でも知られています。ここに来るのは４回目。

アニマルワンダーリゾウト 動物園・水族館

赤ちゃんゾウ。自然哺育で育っているそうです。

アニマルワンダーリゾウト 動物園・水族館

ぞうさんショー。現在，毎日11:00～と14:30～の２回行われています。ゾウに乗っているのは，タイから来ているプロの「ぞう使い」だそうです。

アニマルワンダーリゾウト 動物園・水族館

ぞうの国には現在13頭のゾウがいます。ショーの後は餌やりができます（餌はあらかじめ買っておきます）。そのほか有料ですが，ゾウに乗る「ぞうさんライド」，ゾウに鼻で持ち上げてもらう「ぞうさんリフト」などがあります。

アニマルワンダーリゾウト 動物園・水族館

ショーを終えたゾウたち。

アニマルワンダーリゾウト 動物園・水族館

ヤギ。「市原ぞうの国」にはゾウ以外にもたくさんの種類の動物がいます。

アニマルワンダーリゾウト 動物園・水族館

こちらはラマ。口をもぐもぐし始めたら榕注意。これはツバを吐きかける前触れです。私も１回やられました。

アニマルワンダーリゾウト 動物園・水族館

カピバラ。この写真は前回ここを訪れたときのもの。このカピバラは，もうずいぶん大きくなっています。

アニマルワンダーリゾウト 動物園・水族館

ここからはサユリワールド。「市原ぞうの国」から徒歩で５分ほどのところ，無料シャトルバスも運行しています。分園のようなところですが，ここには柵があまりなくキリン・カンガルー・レッサーパンダ・ラマ・カピバラなどと直接触れ合うことができます。

サユリワールドには，ウサギやホロホロ鳥などの小動物もたくさんいます。

こちらはヤマアラシ。

レッサーパンダ。今回は写真が撮れなかったので，これは前回来たときのもの（次のキリンも同様）。

キリンに餌をあげることもできます。

これはキツネザル。

こんなに逞しいニワトリ，初めて見ました。どういう種類でしょうか？

帰りは木更津の「ホテル三日月（竜宮城）」で日帰り入浴した後，館内の「華月」という中華レストランで夕食を食べました。これは妻が注文した「木更津坦々麺」。辛くて美味しかったとのこと。

木更津温泉 龍宮城スパ・ホテル三日月 龍宮亭 宿・ホテル