2回目の大邱その２　雨の2日目（西門市場）と地図を頼りに歩き回る3日目午前の部

2019/04/28 - 2019/05/02

２週間前になって、突然、オットの「大邱行くぞ」宣言。
かろうじて、手の出るチケットは２８日深夜着、２日早朝発のチェジュ航空。

スマホなし、地図だけが頼り。
片言韓国語と身振り手振りで会話して、
やさしいみなさまに助けて貰った。。。
大邱だけ楽しむ、３日とプラスα。

その2日目と3日目

エリア 大邱(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

珈琲名家をでる頃から雨脚が強くなる。
さくさく歩いて、西門市場を目指す。

途中の亜真商店街は手芸関係が豊富。
ソウルだと、東大門総合市場に似ている。
あんなに探した韓国のキラキラ毛糸が山積み。
パーツや包装資材もありました。
はぁ～心ゆくまでゆっくりみたい。
刺繍関係もあるだろうなぁ～。

ただ、残念ながら、あたしが不調であちこち見回る余裕なし。
再訪をきぼう！

西門市場一帯はいくつかのエリアと
「地区」という名の建物にわかれている。
その周辺には、商店街がいくつかあって、
見たいもの欲しいものがある人は
事前に下調べが必要だと思います。

西門市場の第５地区がアウトドア関係と案内があって。
期待していったのだけど。。。
残念ながら、アウトドアにも使えるかも服のお店がいくつかあっただけ。
本格的なアウトドア用品の市場ではなかったよ～（涙）
トレッキング用のポールが欲しかったのじゃ。

他のお目当ては、アルミテーブル、ポシャギ風の布。
韓国っぽい巾着などなど。

でも、お腹がすいたので、ごはん。
２地区の地下にあるという食堂街へ。
はー。観光客少ない。
大丈夫か？？？ちょっとしり込み。
ぐるぐると何回かめぐって、
やっと、プルコギ定食のお店の客ひきさんを頼みの綱に席につく。

外国語メニューあります。
プルコギ定食とコチュジャン定食を注文。

はい、どん。
二人ぶんが大きなアルミトレーに乗ってやってきます。
おかずはおまけ。
包み野菜はセルフでおかわり自由。
こちらは白米のごはんでした。

韓国っぽいあじ。
いやいや、本場韓国なのであたりまえ。
隣のお店もおいしそうだったよー。

食事がおわって、いよいよ、市場へ突入！
ほんと、たてものの中は複雑な迷路。
そして同じような店がひたすらならぶ。

そこで、天井をみあげてくださーい。
そこに看板があります。
ハングルが読めなくても、黄色丸の番号と、
電話番号で見分けられますよ～。

そのうえの２～～～１８１というのが、
２地区通り名店番号だと思います。
良いなぁ～と思ったお店は、これをメモしておくと
あとで迷っても、到着できます。

この市場、一斉に閉店するわけではなく、
お店によって、開店も閉店もまちまちです。
なので、気をつけて下さいね。
日曜日は館内のお店はおやすみですよ～。

西門市場 市場

あたしのすきなお店はコチラ。
韓国語オンリーですが。
お姉さんが穏やかなので、身振り手振りで大丈夫でしたよ。
当社比では、質が良いと思います。
ノリゲ、そのほか、韓国小物があります。
のしふくろみたいなものもあって。
靴もあり、裁縫箱もあり。
簡単な手持ちの裁縫箱は、15,000W。
ノリゲじゃはピンキリ。7,000W～
ほかにも見事な刺繍入りの裁縫箱があって、
お金を貯めて買いに来ますわ。

このあと、急激に具合が悪くなりつつ、
がんばって、あちこちみて。。。
いったん、ホテルへ戻ったら、
めまいがひどくて、寝ていても地球がまわる～。
一回休み。

西門市場 市場

昨日の深夜便着が響いたのか、
はたまた、ホテルのおんどるのせいか。。。

しば～らくやすんで。。。でも、オットに申し訳ないので、
なんとか、歩き出す。
体調不良のまま、てくてくてく。
こんなにつらいのはひっさしぶり。

でも、夕食は参鶏湯。
なので、元気が出るかも。
ぐつぐつ、ぐらぐら煮立った小さな丸鶏でたぁ～！
最初、食べられそうにないので、
「2人でひとつはだめですか？」と聞いたら、
「小さいから1人一つにして。」と言われた。

なんとか、時間をかけて完食。
おいしかったですよ。
鶏の中にはいろいろ薬膳っぽいものが入ってます。
あと、餅米もはいっているので、お腹もちも良い。
今度は、体調が万全のときにまたきま～す。

日付変わって、翌日。
昨日の夜は、ホテル近くのパン屋さんで
朝食用のパンを購入。
コチラも韓国語オンリーでしたが、
オススメを試食させてくれたり、
あたたかく対応してもらって、弱っていたのに、ほっ！

今日は元気にあさから歩き出します！
まずはホテルから達城公園を目指します。
バイク通り。。。だと思います。
韓国って、同じ種類のお店が同じ通りに集まる傾向があるらしい。
だから、「○○屋さん通り」っていうのが、あちこちに。

てくてく歩いていると、
サムソン電子の発祥の地へ。
もともとは三星商会と言って、
ここ大邱の商店から世界的な企業になったんですと。

大邱は繊維産業が有名な街で、
ホテル周辺はタオル問屋さんが多くて。
タオルは記念に配るのか、刺繍見本がいっぱい。
1本とかは売ってもらえないよねぇ～と横目で見てました。

達城公園に続く道。
大邱の都市交通は比較的駅間が近い。
なので、2駅くらいなら歩けちゃう。

ここ、たぶんむかしの線路があったらしい。

達城公園 広場・公園

達城公園につきましたぁ～。
入口の地図を見る。
動物園があったり、広場があったり、けっこう広そう。
なので、とりあえず、外周をまわってみることにしました。
オットはなにやら不満な様子。
街中はずんずん歩くけど、山とかは旅に出てまで歩きたくないって。
あたしは、山城とか、城壁とか、外周道路をあるくのがすき～。

達城公園 広場・公園

大邱達城　の碑。
小さい。

実は、旅行の前にテレビで大邱の番組が。
そのなかでこの公園が紹介されていたのだけど、
なんでも、土塁が残っているらしい→みたい！
残っているなら、当然外周を巡らないとわからな～い！

達城公園 広場・公園

で、途中、イスがあったので、本日の朝食。
昨日のパン。
あんぱんと、餅パン。
オットは朝食はあまり食べない派。
あたしはきっちりと時間に食べたい派。
なので、旅に出ると、お互いにちょっと譲り合う。

餅ぱん、不思議な食感。
求肥を揚げたような？？？？？？
で、お豆と雑穀が入っていて、
あたしは好きな味。
たぶん好みは分かれます。

このあたりが土塁と思われます。
注意看板もあったので、たぶん。
英語なので、ざっくりとしかわからないけど。

達城公園 広場・公園

この外周コース、なかなか趣があって、
坂あり、階段あり、平坦で見晴らしの良い場所あり。
歩くのが好きな方にはおすすめ。
地元の方も多く散策しているので、そんな様子も楽しいです。
野鳥やリスもいましたよ。

達城公園 広場・公園

一周約40分でした。
おつかれ～。

出口には大邱の郷土資料館があるので、ざっくり見てね。

資料館の中にあった大邱を再現した模型。

これが分かりやすいかな？
大邱も城壁に囲まれた街だったけど、
いまは、もう残っていない。
東西南北にあった門も開発されてそのままになっている。
街の中、下を見ると、ときどき、旧大邱城壁ないのどの辺にいるか、
略図が埋め込んであるので、興味のある人は探してみて下され～。

達城公園から、中心部へ戻ります。
こちらは、「手作り靴通り」の入口。
おしゃれね。
こんなふうに、「通り」をわかりやすくしてあるのって、
なかなか、いいですよね。

靴通りにあった店。
しまっていたけど、看板の青いきものがカワイイ。

ここは慶尚監営公園。足下の飛び石に我が家と同じ趣向。

慶尚監営公園 散歩・街歩き

ツボが一杯あるのはなにかいみがあるのかな～？
まさか、まさか、ジャンとかが入っているわけはないよね？

慶尚監営公園 散歩・街歩き

復元した建物があります。
色合いとか、造作の違いに興味があるので、
ついつい、写真が多くなる。

慶尚監営公園 散歩・街歩き

鳩よけ。
真ん中に見えるのの字が向き合ったのは何？
蔀戸のおさえかな？

慶尚監営公園 散歩・街歩き

観光名所巡り。
ジンコルモク、という場所。
おばさんにはいまひとつ良さがわかないので、退散。

ジンコルモク通り 散歩・街歩き

古い通りで、なにが？
普通に通ったら、「風情があるわぁ～」とか思うかも。
でも、「ここがかの有名な！」とか、言われると、
はてなはてな？

やはり、みどころはじぶんの勘で探すべき？

ジンコルモク通り 散歩・街歩き

コチラ、今回の旅で、参考にさせて貰った
4トラのHAPPYSWINGERさんの旅行記で見た美都茶房。
残念ながら、敷居が高くて、入れず。
意外と　小心なのです。

HAPPYSWINGERさんのページはコチラ
https://4travel.jp/traveler/tuktuktraveller

いや～これ、ビックリしました。
前日には、何もなかった場所に、一夜で、
花壇と鹿ちゃん・・・がひょっこり！
実は、私たちが帰国する日から、
２０１９大邱薬令市韓方文化祭りが始まるのだ。
その準備らしいよ。

で、前日に来たら、休みで、場所が分からなかったコピ食堂。
プルコギ定食のお店。
薬令市場のメインストリートにあると思っていたら、
ちょっと奥に入った場所だった。
ガイドボランティアさんに聞いたら、
「オンリーまっすぐ」と教えてくれた。
まっすぐ行くと、この看板があるんだね。

この角を入るのよ～。

で、この突き当たりなの。
看板ないと分からないですね。

ともかく、あたしは大絶賛なので、詳しくお伝えしてみました。

あ、この食堂、くつをぬぎますからね～。
でもスリッパとかありませんから。
メニューが４つから選択なので、難易度低いです。
そして、店員さんが若いお兄ちゃんですが、
親切でしたよん。

こちら、あたしのプルコギとテンジャンチゲのセット7,000W
きれている青菜のサラダ超絶好みの味。
そして、うまうまの雑穀御飯なのも、ポイント高いっす。

え、２人分。どん！
オットはうどんのセット。
正体不明の海苔とエゴマとはさみ、
御飯やお肉を包んでくるんで食べました。
やっほ～書いていても、よだれでる。
またたべにいきたい～！

さてさて、コピ食堂を大満足で出てきたら･･･
これ、傘立てですよね？
珍しくてつい、ぱちり。
はじめてみましたぁ。