初夏の式根島ダイビング

2019/06/25 - 2019/06/26

しもつかれ時代に行き損ねた式根島。関東に帰ってきたからには、今度こそ行かないと、と思っていた。多良間から帰ってきて、ふと、黒潮の潮流を確認すると、ずばり式根に当たっている。これは行くしかないでしょ、ということで多良間から1週間で、またしても泊まりダイビング。まぁ、無職の今しかこんなことできないし、、と家族を説得し、強引にGO！

DS：うみがめ
宿：恵美寿

エリア 神津島・利島・式根島(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

ジェット船で12時に式根島着。本当は夜行フェリーでゆっくり来たかったのに、今の時期はドッグ入りとかでフェリーが運航していなかった。翌日、14時のジェットで帰るから、たった26時間の滞在。もう1泊すべきだったな。

宿は恵美寿。きれいな宿で2世代のおかみさん方の愛想が良い。野外シャワーの屋上は洗濯物干し場になっていて、ダイビング器材が干せる。すばらしいぞ。
おかみさんの送迎で宿に着いたら、器材を準備し、昼ごはんを詰め込み、13時30分にはDSピックアップ。忙しい。。。

1本目　足付沖。天気がいいので、期待してエントリしたら、想像以上に美しい海。

鮮やかな海草と乱舞するハナゴイ。透明度も20m以上あって、ここ、本当に伊豆諸島？

かなり大きいタテジマキンチャクダイ幼魚もいるし。

この彩り。海草に感動する私。。。

この透明度、ふりそそぐ日の光、黒潮すばらしい。

さんごもチラホラ。

2本目　海中温泉。1箇所から温水が吹き出しているのか思いきや、白い砂地のあらゆるところからボコボコ温水が吹き出ていてビックリ。無数の泡が断続的にあちこちから上がっている様は幻想的で感動。

砂地から岩場へ移動しても、温水の吹き上げは続く。すごい。

カゴカキダイ群れ。ここは魚影も濃い。

温泉を楽しむアオウミガメ多数。みんなくつろいでいて、近寄っても、なかなか逃げない。温泉から出たくないらしい。

泳ぎ去るカメを見送っていたら、アジの群れが視界にいきなり入ってきた。カメが見えないし。

いやーアジに巻かれちゃいました。恐るべし、式根島。

間近で大群を見る興奮、久しぶりだな。

エグジットするまで、着いてきた。ダイバーの泡が好きなのか、こいつらは。

大満足のダイビングを終えた後は、温泉へ。温泉といっても温かい海水だけど。

松が下 雅湯はこんな感じ。潮の満ち引きに関係なく入れる。となりの足付温泉はうまく潮が入って温度調整されたときだけ、入れるみたい。私が行ったときは熱湯で無理だった。

夕食。豪勢で大満足。式根島サイコー。

2日目　1本目　浜津城。海中温泉の隣の湾のポイントらしいが、ここは、潜った中で唯一、魚影が薄かった。透明度もあまり良くなく、ウミウシ探しのダイビングとなる。
キイロイボウミウシ。

シロタエイロウミウシ。１ｃｍくらいのきれいやつ。

これはいつものコールマンウミウシ。

マンガちっくな原色のアオウミウシ。

大きなエイも寝ていた？

が、優雅に去っていった。

2本目　島の反対側にある神引。ここは透明度が良い。魚影も濃く、いけすのように魚がそこらじゅうに漂っていた。流れがあれば、群れてきれいなんだけど、、、贅沢な悩みか。

テングダイ群れ。いい感じに岩のトンネルに入ってくれたのに、向こうにガイドが、、、

30～40ｃｍあるテングダイの群れだったので、見応えあったな。

ツユベラ幼魚。

カンパチが突然やってきた。

この子達もずっと付いてくる。まだまだ荒らされていない海だ。

エグジットして港へ帰る。船上からの景観。風光明媚な島だ。

今回、利用したDSは女性が1人で切り盛りしているお店で、ショップ設備を持っておらず、昔のダイビングサービスのシャワーやら、洗い場を借りる形式。シャワーも洗い場もあまり手入れをされてなさそうなので、宿に帰り、器材を洗うことにする。

宿に戻ったら、器材洗って干して、シャワー浴びて着替えて、、と大忙し。ランチは近くのスーパーで買った漬け丼。これ当たり。

島のり490円が家族への唯一のお土産。また、ブーイングをうけそうだ。

それにしても、式根島、予想以上の海だった。満足満足。