インドネシア・マレーシア出稼ぎ（王様）ホテル修行の旅：第１回（ヒルトン東京お台場編）

2019/06/20 - 2019/06/21

マリオット・プラチナ５０泊、ヒルトン・ダイヤモンド３０ステイ、合計年間８０泊！リタイアおじさんがマジでホテルステイタスを維持しようとすると大変だ。
近年、アジアからのインバウンド客の激増もあって日本の高級ホテルは価格高騰で私の予算基準からオーバーしてきた。もう以前のように安易に日本のマリオットやヒルトンに泊まれなくなってきた。
妙な感じであるが、アジアのプチ富裕層が日本の高級ホテルに押しかけると逆に、私は格安な豪華ホテルがある東南アジアを目指す。しかし、「ブルータスよ、お前もか！」の如く、東南アジアの首都（バンコク、ジャカルタ）のホテル代金も上昇中である。
よって、私は、限りなく「安くて豪華なホテルステイ」を求めて、辺境の地へ飛ぶ。今回はインドネシアの首都ジャカルタから飛行機で１時間ほど離れた「ジョグジャカルタ」に８泊する。
成田からJALビジネスで飛ぶので、その前に、ヒルトン東京お台場に１泊して、東京在住の友人と旧交を深めた。
写真：客室からの眺め

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エリア お台場(東京)

ヒルトン東京お台場のロケーションが素晴らしい。東京の湾岸地区の真正面に建ち、ゆるやかにカーブを描く概観は見事と言うしかない。このホテルは元は「ホテル日航」であり、日本経済がバブルで絶頂の時に建設されたという。

午後１時頃には３階のエグゼクティブラウンジ（写真）に入りチェックインをする。しばらくして東京在住の友人もラウンジに合流した。久しぶりの再会で話題沸騰、どんどん時間が過ぎていく

ラウンジの一角に「カフェでちょっとひとやすみ：JTBカフェ」（写真）コーナーがある。午後１時頃であるがここにケーキが置いてあるので、甘党の私には嬉しいプレゼントである。

まだチェックイン時間（通常午後３時）には早いので、ラウンジはガラガラでほぼ貸切状態である。この静けさがいい。ホールケーキもまだ誰も手をつけていない。

お茶のおつまみとしてちょっとしたお菓子類がある。私としてはナッツ類が欲しいのであるが、ここにはない。ただし、カクテルタイムの時にナッツ類はチーズと共に提供される。

パンは３種類あり、取りあえず、お腹の空腹虫に食べさせることができる。節約トラベラーの私としては、ラウンジで昼食も済ませてしまう。この貧乏根性は富裕層や紳士淑女の方々には違和感があるかもしれないが、どうかご勘弁を！

本日のチーズケーキとカプチィーノ（写真）でラウンジでの軽いランチ終了である。アーリーチェックインしていつでもラウンジでくつろげる。このサービスは素晴らしい。

午後２時半になるとアフタヌーンティータイム（写真）になり、スイーツ類が追加される。食べやすいサイズのマフィン、小さめのスコーン、そして、しっかりしたケーキが２種である。

先ほどのJTBカフェのホールケーキがここにも置かれる。

アフタヌーンティータイムにはもう１種類のホールケーキが追加される。本日は甘いチョコレートケーキだった。これは美味しい！

本日の部屋は１４階の「プレミアムエグゼクティブルーム」である。通常の客室の最高ランクで、この上は各種スイートルームになる。部屋に入ると生け花ではないが生け植物？がお出迎えである。違いを感じる一瞬！

部屋の広さは４０㎡あり、ベッドサイズはツインベッド１２０×２００ｃｍ、キングベッドの場合は２００×２００ｃｍと十分広い。

この部屋はレインボーブリッジと東京タワーを真正面に臨む最高の場所にあり、その雄大な眺めを楽しみながらフカフカのソファーに座ってワイン、ビール、コーヒーでもいかが…。そんなホテル側の思いが伝わってくる。

バルコニーに立つとこの眺めである。ここが東京だとは思えないリゾート感に溢れている。

この壮大な湾岸地区の眺めを楽しみながら、つくずく、ヒルトン・ダイヤモンド会員の凄さを感じる。今回の宿泊代金は税・サ込みの総額で１５５７７円だった。２人で泊まれば１人約８０００円！

通常の客室代金はもっと高いのであるが、私はヒルトンの５０％オフ・タイムセールの時に、１名予約の最低価格（ヒルトンルーム）で予約した。ヒルトンの会員は１名予約でも２名まで泊まれる。このメリットは大きい。

そして当日、ヒルトン・ダイヤとしてプレミアムエグゼクティブルームに無料でアップしてもらって、ラウンジでアーリーチェックインである。

今回は東京在住の友人と久しぶりの再会だったので、午後１時頃からエンドレスでラウンジや客室で会話をした。よって、いつも行くフィットネスジムは今日はパスである。明日、使おう！

ヒルトン東京お台場の最高の癒し空間は、この室内温水プール（写真）と付帯施設であろう。平日の午後はいつもガラガラでこの素晴らしいプールが貸切状態の時もある。

ジムでしっかり汗を流し、プールでクールダウンし、最後に屋外の展望ジャグジーで癒す。これが私のヒルトン東京お台場宿泊の過ごし方である。

この楽しみは、午後５時半からはじまるイブニングカクテルタイムで最高潮となる。私は何度もヒルトン東京お台場に泊まっているが、１つだけ不満があった。それはカクテルタイムの食材が陳腐なのだ。
写真：生野菜・チーズのオードブル

メインになる温かい料理がいかにも貧弱で（残念ながら）夕食にならない。前回、友人と利用した時には、軽くカクテルタイムを済ませて外に食事に出かけた。
写真：私のメイン料理

嬉しいことに今回はびっくりするくらいメイン料理の内容が充実していた。日本料理レストラン“さくら”で作られた「鮭のからあげ」、中国料理レストラン唐宮で作られた「肉団子」その他、「カボチャとポテトのグラタン」「白身魚のソテー」等、味は文句なく美味しく品ぞろいも豊富だった。

実は、カクテルタイムにビジターで１人友人にラウンジに来て頂いた。有料の招待客で料金は約６０００円である。１回のみ、しかも時間が午後５時半から７時半までの２時間のみのフリー飲食で、やや高いかな？という気がする。

しかし、高級ホテルの専用ラウンジでオードブル、メイン、（誠に残念ながらスイーツ類はカクテルタイムには撤収されて何もない）そして、アルコール飲み放題なので、場所代を考えれば妥当な値段かもしれない。

カクテルタイム終了後は１４階の部屋に３人で入り、湾岸地区にそびえるタワーマンションの夜景を見ながら、夜が更けるまで話し合った。３人とも経歴がまるで違った人生を歩んできたので話題が尽きない。そして得るものも大きかった。お休みなさい。

目覚めの朝、今日は曇っている。まずはバルコニーに出てストレッチ体操をする。年をとってくると、自分の体に自信がなくなり健康に関心が向く。どうしたら健康で長生きできるか？健康寿命の延ばし方は？

ストレッチ体操が終わって体がほぐれてきたら、部屋のエスプレッソマシンで苦いコーヒーを作る。私はいつも旅に出る時はスターバックスのドリップコーヒー持参であるが、ヒルトンもマリオットもエスプレッソのコーヒーマシンが入ってきて便利になってきた。

部屋でモーニングコーヒーを飲みながらパソコンを開く。そしてルーチィンとなっている「アマゾンランキング・チェック、マーケット情報、メール確認」等、済ませ、執筆に入る。その後、７時半頃、１階のレストランに行く。さあ、朝食だ。

ヒルトン東京お台場の朝食は素晴らしく、時間をかけてゆっくり朝食ビュッフェを頂く。まずはオードブル類から。フレッシュな生野菜盛り合わせ、スモークサーモン、スモークチキン、ハム類、チーズ類、そしてフルーツ盛り合わせ、青汁と牛乳を添えて完璧なオードブルが出来上がる。

もうお腹一杯に近いが、タンパク質補充のためにオムレツ、鯖の焼き物、ソーセージ・ベーコンを頂く。

最後に、パン・ご飯という糖質の代わりにスイーツを少し頂く。ほろ苦いカプチィーノと共に。友人と一緒に２時間近くかけて朝食タイムを楽しむ。

これだけ遊んで２人で約１６０００円。１人８０００円。飲食代を考えれば完全にヒルトン東京お台場に無料で泊まらせて頂いたと同じである。そのくらいヒルトンダイヤの威力は凄い。しかし、ヒルトンダイヤを維持するためには年間３０ステイ必要である。今夜はヒルトン成田に泊まる。
参考：私の新著出ました。
『英語は世界を開く！挫折の連続で分かった大人の英語学習法』
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