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ハルセホールグレートハウス(Halse Hall Great House)からA2国道に出て、T1高速の出口から西へ進むと4㎞足らずでミルクリバースパ(Milk River Spa)への案内が出てくる。案内通りA2国道から左に折れ、20㎞ほど農村地帯を南西に進む。アップダウンのない平坦な道で、道幅も十分あり、車の通行は少ないが、舗装に沢山穴が空いており、走り難く、30分余り掛かる。<br /><br />このスパは、政府所有で、観光省が運営している治療的価値で有名な鉱泉。9つの個室スパの他、ホテルを併設しており泊まることもできる。それぞれのスパにはタイル張りの浴槽があり、ぬるま湯の温度のミネラルウォーターが流れ続けている。この水はヨーロッパの有名なスパであるスイスのバーデン(Baden)の54倍、フランスのヴィシー(Vichy)の50倍、イギリスのバース(Bath)の9倍、オーストリアのカールスバッド(Karlsbad)の3倍と云われるほどラドン含有量が多く、リウマチ、痛風、神経痛、坐骨神経痛、腰痛、神経症状、肝障害など、さまざまな病気に効くと云われている。源泉は2つあり、片方は飲用可能。<br /><br />1日に、20分の入浴が3回以下であるように推奨されており、スパ利用は15分600JM$で、ホテル宿泊者は無料。別料金でマッサージを受けることもできる(全身と顔マッサージで7000JM$が最高額)。宿泊は素泊まりが5150JM$(海外観光客は76US$)からで、2食付きで7350JM$(107US$)から。食事には1.6㎞南のファークハーズビーチで取れた新鮮な魚が使われている。レストランに食事目的だけで立ち寄る人もいるそうだ。<br /><br />伝説によるとこの鉱泉は18世紀に主人にひどく痛めつけられて逃げ出した1人の奴隷が偶然発見したもので、彼はこの泉で傷ついた体を癒し、その後主人の元に戻った。彼の回復ぶりに驚いた主人は、彼がその場所を教えるなら二度と酷い仕打ちはしないと約束し、その土地を購入すると約束を守り、彼に泉の監視員の仕事を割り当てた。そして彼、この土地の所有者であったジョナサン・ラドフォード(Jonathan Ludford)は、死後、泉を国に残し、国が1794年に公衆浴場としてオープンし、今に至る。<br /><br />受付で15分か30分かと聞かれて、せっかくここまで来たんだし、勢いで30分と云ってしまう。結果15分でも良かったなあ。1回20分以内が推奨されてるし。対象となる疾病には多分掛かってないが、健康になったやろうか? しかし、1人で個室に入っててもなんかあまり楽しくない感じ。こう云うのも仲間で利用するのがいいかな。水温は33度くらいなのでまさにぬるま湯って感じ。水着で入ってたが、個室なのでなくてもいいのかしら? 昼食時間にはまだ早かったので、食事もしてない。他にすることもなくベランダで少し休んでも50分ほどの滞在だった。ベランダから見える道の反対側の駐車場の先に並木が続いているが、この並木はミルクリバー(Milk River)に沿っている。ミルクリバーは町の名前でもあるが、川の名前で、クラレンドンの平野から流れ出て、ミルクリバー湾(Milk River Bay)で海に注いでいるが、ワニ(Crocodile)が生息しているそうなので、泳いだりしないのが無難。<br /><br />ここまで来たついでに立ち寄ったところが他に2ヶ所。一つ目は実際にはミルクリバースパに来る前に立ち寄ったが、スパの2㎞手前(北)の三差路を西に折れて4㎞ほど行ったところにあるアリゲーターホール(Alligator Hole)と云うところ。ここはクラレンドンでなくお隣のマンチェスター(Manchester)パリッシュ(Parish)になる。ここには人魚のモデルと云われるマナティ(Manitee)が住んでいる。3(4?)匹のメスだが、元々からここに住んでいたわけではなく、彼らは海で漁師の網に掛かり、漁業当局に引き渡されたもので、10年ほどこの場所に捕えられていた。その後、柵が撤去され、川を下っていつでも海に出て行けるようになったのだが、この場所が気に入ったらしく、それからもここに留まったそうだ。<br /><br />石灰岩の森に覆われた低い丘の舗装路、少しアップダウンあるがほぼ真っすぐで道幅も広く、また舗装の穴も少なく走りやすい道、を10分ほど走ると到着。この辺りは野生生物保護区で、ここにはビジターセンター(Interpretive Center)やトイレなど、いくつかの建物があり、係員もいたそうなのだが、おやまあ今は誰もいない。ビジターセンターの建物の横から川を眺められるだけ。石灰岩台地から流れ出したきれいな水の中に茂った葦が見える。マナティはこの葦の中に住み、食料にしているそうだ。夕方の5時くらいに姿を見せるそうだが、今もそうなのかは分からない。なお、アリゲーターは住んでいないが、クロコダイルはいると云う話もあり。また、保護区を管理するジャマイカ国家資源保護局(National Resources Conservation Authority)によると、特にこの場所にオスのマナティを連れて来て繁殖させる計画はないとのこと。誰もいないし、何も見えないし、5分ほどいただけ。<br /><br />もう1ヶ所はA2国道とミルクリバーの間にあるバーナムフィールド(Vernam Field)。ここは元々は1941年にアメリカ陸軍航空隊(United States Army Air Forces)によって拓かれた飛行場で、48年にバーナム空軍基地(Vernam Air Force Base)と改名されたが、49年には閉鎖された。その後、車のナショナルドラッグレースサーキット(National Drag Racing Circuit)として長く使われてきたが、ここを飛行場として再開発しようとする計画が持ち上がり、昨夏(18年)を持って、サーキットは閉鎖された。なお、飛行場の名前は第1次大戦でフランス空軍に加わわり、ドイツ戦線で撃墜されて亡くなったアメリカ人のパイロット、レミントン・デ・ブレモント・バーナム中尉(First Lieutenant Remington de Bremont Vernam)に由来している。<br /><br />道から何の柵もなく滑走路と云うかレーストラックに入れる。誰もいない。他にも数台、通り抜ける車あり、抜け道的に利用されてるようだ。アメリカのインディカー(IndyCar)シリーズで飛行場を利用するレースがいくつかあったが、それに比べると小さい感じでまっすぐな滑走路が1本あるだけだが、レーストラックと云うより滑走路以外のなにものでもない。いや、初めて滑走路を走ったわ。なかなか気持ち良かった。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.2924166947653310&amp;type=1&amp;l=8a89379cb0<br /><br /><br />コルベック城に続く。

クラレンドン ミルクリバースパ(Milk River Hotel & Spa, Clarendon, Jamaica)

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2019/06/08 - 2019/06/08

44位(同エリア59件中)

旅行記グループ ジャマイカ クラレンドン

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ちふゆ

ちふゆさん

ハルセホールグレートハウス(Halse Hall Great House)からA2国道に出て、T1高速の出口から西へ進むと4㎞足らずでミルクリバースパ(Milk River Spa)への案内が出てくる。案内通りA2国道から左に折れ、20㎞ほど農村地帯を南西に進む。アップダウンのない平坦な道で、道幅も十分あり、車の通行は少ないが、舗装に沢山穴が空いており、走り難く、30分余り掛かる。

このスパは、政府所有で、観光省が運営している治療的価値で有名な鉱泉。9つの個室スパの他、ホテルを併設しており泊まることもできる。それぞれのスパにはタイル張りの浴槽があり、ぬるま湯の温度のミネラルウォーターが流れ続けている。この水はヨーロッパの有名なスパであるスイスのバーデン(Baden)の54倍、フランスのヴィシー(Vichy)の50倍、イギリスのバース(Bath)の9倍、オーストリアのカールスバッド(Karlsbad)の3倍と云われるほどラドン含有量が多く、リウマチ、痛風、神経痛、坐骨神経痛、腰痛、神経症状、肝障害など、さまざまな病気に効くと云われている。源泉は2つあり、片方は飲用可能。

1日に、20分の入浴が3回以下であるように推奨されており、スパ利用は15分600JM$で、ホテル宿泊者は無料。別料金でマッサージを受けることもできる(全身と顔マッサージで7000JM$が最高額)。宿泊は素泊まりが5150JM$(海外観光客は76US$)からで、2食付きで7350JM$(107US$)から。食事には1.6㎞南のファークハーズビーチで取れた新鮮な魚が使われている。レストランに食事目的だけで立ち寄る人もいるそうだ。

伝説によるとこの鉱泉は18世紀に主人にひどく痛めつけられて逃げ出した1人の奴隷が偶然発見したもので、彼はこの泉で傷ついた体を癒し、その後主人の元に戻った。彼の回復ぶりに驚いた主人は、彼がその場所を教えるなら二度と酷い仕打ちはしないと約束し、その土地を購入すると約束を守り、彼に泉の監視員の仕事を割り当てた。そして彼、この土地の所有者であったジョナサン・ラドフォード(Jonathan Ludford)は、死後、泉を国に残し、国が1794年に公衆浴場としてオープンし、今に至る。

受付で15分か30分かと聞かれて、せっかくここまで来たんだし、勢いで30分と云ってしまう。結果15分でも良かったなあ。1回20分以内が推奨されてるし。対象となる疾病には多分掛かってないが、健康になったやろうか? しかし、1人で個室に入っててもなんかあまり楽しくない感じ。こう云うのも仲間で利用するのがいいかな。水温は33度くらいなのでまさにぬるま湯って感じ。水着で入ってたが、個室なのでなくてもいいのかしら? 昼食時間にはまだ早かったので、食事もしてない。他にすることもなくベランダで少し休んでも50分ほどの滞在だった。ベランダから見える道の反対側の駐車場の先に並木が続いているが、この並木はミルクリバー(Milk River)に沿っている。ミルクリバーは町の名前でもあるが、川の名前で、クラレンドンの平野から流れ出て、ミルクリバー湾(Milk River Bay)で海に注いでいるが、ワニ(Crocodile)が生息しているそうなので、泳いだりしないのが無難。

ここまで来たついでに立ち寄ったところが他に2ヶ所。一つ目は実際にはミルクリバースパに来る前に立ち寄ったが、スパの2㎞手前(北)の三差路を西に折れて4㎞ほど行ったところにあるアリゲーターホール(Alligator Hole)と云うところ。ここはクラレンドンでなくお隣のマンチェスター(Manchester)パリッシュ(Parish)になる。ここには人魚のモデルと云われるマナティ(Manitee)が住んでいる。3(4?)匹のメスだが、元々からここに住んでいたわけではなく、彼らは海で漁師の網に掛かり、漁業当局に引き渡されたもので、10年ほどこの場所に捕えられていた。その後、柵が撤去され、川を下っていつでも海に出て行けるようになったのだが、この場所が気に入ったらしく、それからもここに留まったそうだ。

石灰岩の森に覆われた低い丘の舗装路、少しアップダウンあるがほぼ真っすぐで道幅も広く、また舗装の穴も少なく走りやすい道、を10分ほど走ると到着。この辺りは野生生物保護区で、ここにはビジターセンター(Interpretive Center)やトイレなど、いくつかの建物があり、係員もいたそうなのだが、おやまあ今は誰もいない。ビジターセンターの建物の横から川を眺められるだけ。石灰岩台地から流れ出したきれいな水の中に茂った葦が見える。マナティはこの葦の中に住み、食料にしているそうだ。夕方の5時くらいに姿を見せるそうだが、今もそうなのかは分からない。なお、アリゲーターは住んでいないが、クロコダイルはいると云う話もあり。また、保護区を管理するジャマイカ国家資源保護局(National Resources Conservation Authority)によると、特にこの場所にオスのマナティを連れて来て繁殖させる計画はないとのこと。誰もいないし、何も見えないし、5分ほどいただけ。

もう1ヶ所はA2国道とミルクリバーの間にあるバーナムフィールド(Vernam Field)。ここは元々は1941年にアメリカ陸軍航空隊(United States Army Air Forces)によって拓かれた飛行場で、48年にバーナム空軍基地(Vernam Air Force Base)と改名されたが、49年には閉鎖された。その後、車のナショナルドラッグレースサーキット(National Drag Racing Circuit)として長く使われてきたが、ここを飛行場として再開発しようとする計画が持ち上がり、昨夏(18年)を持って、サーキットは閉鎖された。なお、飛行場の名前は第1次大戦でフランス空軍に加わわり、ドイツ戦線で撃墜されて亡くなったアメリカ人のパイロット、レミントン・デ・ブレモント・バーナム中尉(First Lieutenant Remington de Bremont Vernam)に由来している。

道から何の柵もなく滑走路と云うかレーストラックに入れる。誰もいない。他にも数台、通り抜ける車あり、抜け道的に利用されてるようだ。アメリカのインディカー(IndyCar)シリーズで飛行場を利用するレースがいくつかあったが、それに比べると小さい感じでまっすぐな滑走路が1本あるだけだが、レーストラックと云うより滑走路以外のなにものでもない。いや、初めて滑走路を走ったわ。なかなか気持ち良かった。
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コルベック城に続く。

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