南インドマイソール：マハラジャの栄華

2019/06/09 - 2019/06/09

南インドの都市、マイソールを訪れる。バンガロールから、クルマで片道3時間あまり。インドと日本でビジネスを営むインド人の友人のカンパニーカーで案内してもらったのだが、普通の旅行の場合は、バンガロールから鉄道かバス。相当旅慣れた人か、インド通ではないと、行くのは簡単ではないだろう。しかし、訪れる価値はある。なんといってもメインは、マイソールのシンボル、マイソール宮殿。いわゆるマハラジャ宮殿。イスラムとヒンドゥーの様式が融合したインドサラセン様式という珍しい建築は、西欧のキリスト教系建築とは全く異なり、比較的新しいこともあって、その華麗さ、大きさ、シンメトリーの美しさには目を見張る。キリスト教系建築と違って宗教色がないのも特徴的。例によってたくさんの観光客(ほぼすべてインド人に見える)に混じって、押し合いへしあいしながら、公開されている部屋を周る。当時のマハラジャの栄華を垣間見ることができる。

訪れたのは日曜日。日曜日のみ、夜7時から1時間だけ、宮殿全体がライトアップされる。一斉に灯りがついた瞬間には、息をのむ。ライトアップで浮かび上がる宮殿の荘厳さは、昼間とは違う趣。

ライトアップを待つ時間を利用して、近くのデーヴァーラージマーケットを歩く。果物と野菜の市場。6月が旬というマンゴーが積み上げられ、活気に満ち溢れている。サリーを着た女性たち、市場の入り口近くの広場では、牛が歩きまわり、インドにいることを体感させられる。

エリア マイソール(インド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配