大弛峠から金峰山登山

2019/06/08 - 2019/06/08

前日に関東甲信は梅雨入り。これからしばらくは雨かなぁ･･･と残念に思っていましたが、天気予報をチェックしたら、東京・神奈川は雨でも、なぜか山梨には晴れマークが！
よし、これなら登れるだろうと、そそくさと栄和交通のバスを予約しました。金峰山に登るいちばん簡単なルートは、大弛峠を起点としたルート。マイカー以外でここへ行くためには、栄和交通が運行する事前予約制のバスしかありません。塩山駅北口～柳平までは27人が乗れるバス、柳平～大弛峠は、途中で11人以上の車輌の乗り入れが禁止になるので、9人ずつ3台のバンに乗り換えて行きます。
予約管理の問題だと思いますが、なぜか、乗り切れない人が出たりするので、乗り降り・乗り換えのときは、サクサクと行動するのが肝要です。
結局、天気はイマイチで、くもり一時雨、一時晴れ間が差すという感じでした。レインウェアを着たり脱いだり、視界が悪くて道に迷ったりしましたが、帰りのバスは余裕を持って最終便にしていたので、山歩きの方は、焦らずゆっくりを心がけました。

エリア 山梨市(山梨)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

塩山駅北口に着くと、栄和交通のバスが待機していました。

塩山駅 駅

このバスは、6月1日から11月第3日曜日間の土、日、祝日のみ運行。事前予約が必要です。私が乗ったのは、8:30のバスです。
しかし、出発前にトラブルが･･･。事前予約制なのに、なぜか乗り切れない人が出てきてしまったのです。これはあくまで私の推測ですが、栄和交通のHPに「前日の午前12時までに申し込んでください」と書いてあり（しかも時刻表のPDFを開かないと、この記載にたどり着かない）、これが正午なのか夜中の12時なのかわかりにくいこと、また、「午前12時」の正解は「正午」なのですが、その時間を過ぎてもHPから申し込みフォームが開けて、問題なく手続きができてしまうことが問題なのではないかと思います。現に、最後に乗ってきた人が「夜11時台に申し込んだ」「ちゃんと『ご予約を承りました』のメールを受信している」と言っていました。普通、そんな時間に申し込んで、翌朝、その人の席まで勘定に入れたバスが手配できるとは思いませんけどね･･･。

そんなこんなで出発時間が少し遅れましたが、無事に大弛峠（@2,360m）に到着することができました。途中の柳平でバンに乗り換えるときも、さっさと行動しました。1人だったので、こういうときは1席、中途半端な席が余ったら、当然ながら1人客が優先されます。バンの方でも、運転手さんの無線のやり取りを聞いていたら、乗り切れない人が出たようです。恐ろしや、恐ろしや。
さてさて、私は家で朝ごはんを食べてきていないので、登り始める前にセブンのおにぎりをいただきます。ちなみに朝セブンキャンペーン中で、4:00～11:00限定、160円未満のおにぎりが2個で200円でした(^.^)

実は昨年10月にも、金峰山に登るため、栄和交通を利用して大弛峠までやってきたのですが、何を間違えたか、国師ヶ岳に登ってしまったのです(-_-;)
今回は、道を間違えないように、「金峰山」と書いてある方向へ向かいます。

高低差もあまりなく、気持ちよく登り始めます。

30分ほど進むとケルンが現れました。

このケルンがあった場所は、朝日峠です。

天気に恵まれれば眺めがよい岩尾根。

しかし、この日はどこから何を見ても真っ白でした。

鉄山@2,531m

まだ雪が残っているところも数箇所ありました。

葉に付いているのは、朝露か雨粒か･･･。この日は3度ほど、パラパラと雨に降られました。うち2回は、歩みを止めてレインウェアを着たり脱いだりしました。

再びケルンが現れました。こちらは巨大ケルンです。私はこのケルンを越えて前に進んでしまいました。しかし、その先の道がわからない。そして、他の登山客を見なくなった。これはおかしいと思って、引き換えします。

ケルン手前の、この何も書いていない（たぶん「賽ノ河原」と書かれていたであろうけど、落ちちゃってる）棒を見たら、左に進むのが正解です。

そうすれば、ちゃんと登山道がつながっています。

最後に待ち構えているのは、岩場です。

こういう大きな岩、どこをどう登っていいのやら･･･。他の人の動きを見ていると、行きは、岩場の右側を行くのがよいようです。

エッチラ、コッチラ、岩を越えていくと、このような魔法の入口が？

そこを抜けると、山頂でした！@2,599m

こっちの標識は悲しいことになってます･･･。

一瞬、霧が晴れて五丈岩が姿を現しました。

さて、無事に登頂できたので、帰ることにします。
今回はあまりきれいなものが見られなかったので、お花でもと思い、パチリ。

大弛峠では、栄和交通のバンが待っていました。時間前でも9人揃えば順次出発します。ただし、柳平からはみんな同じバスに乗るので、早く柳平に着いた人は、そこで待つだけの話です。
ちなみに大弛峠から柳平までの移動は、このバンでした。

柳平にある金峰山荘。大弛峠から早いバンで下りてきてしまった人は、他のバンが到着してバスに乗り換えるまでの間、ここでお茶することができるようです（もちろん有料）。しかし、残念ながら、この日は休業日でした。

金峰山荘 宿・ホテル

私は16:40のバスで塩山駅に向かいます。

塩山駅のキヨスク。信玄餅などの甲州土産もここで買えます。
私はビールを買って、駅ホームでプシュッ！
天気はイマイチでしたが、無事に金峰山登山という目的を果たしました。
さぁて、次はどこの山に登ろうかな？

塩山駅 駅