2019/05/13 - 2019/05/13
163位(同エリア332件中)
まりも母さん
前から気になっていた「赤城自然園」に行って来ました。
赤城山麓の広い敷地で たくさんの花が見られる場所と聞き
どうせなら お花の多い春がいいね!と出かけました。
ツツジとシャクナゲが見頃、との事でしたが、そこには、初めて見る、知らない山野草が 沢山咲いていました。
初めて出会う小さな花々をじっくりゆっくり見ながら、新緑の中、鳥の声を聞きつつ 楽しい散策ができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
前から行ってみたいなぁ、とは思っていましたが、茨城からは結構遠い・・・。
特に予定もない休日の月曜日 天気も良さそうだし、そうだ、せっかくならお花の多い春のうちに行こう、と 早起きして出かけました。
高速道路を使っても3時間近くかかりましたね。やっぱ、遠かった。
開園時間の9時を少し過ぎた頃に到着。
駐車場の廻りには さっそくつつじが沢山咲いていました。 -
駐車場には すでに結構な台数の車が停まっていました。
次々やってくる車から降りてくる人達は 普通の植物園に来る格好ではありません。
皆、リュックを背負ってるし トレッキングポールを持ったり。
足元はスニーカーかトレッキングシューズ。
「ここは、そういう所なんだな」と 判りました。
広さは18万坪もあるそう。遊歩道の総距離は9.6キロ 一周するだけで2時間だって。
入園料は大人1000円と ちょっと高めです。でも、セゾンカードかUCカードを持っていれば、カード会員本人は500円! -
入った所に案内所・展示施設と売店・トイレなどの建物があり、それを過ぎるとこんな景色に。
園内にはレストランはありません。ペットの持ち込みもダメで、フラワーパーク みたいな観光施設とはちょっと違いますね。
散策路は平に整備され、ウッドチップが敷き詰められていて歩き易いです。 -
最初に目に付いた花は ヤマブキソウ。
低木のヤマブキに良く似た花が地面から生えています。確かに草です。
多分・・・初めて見る花だと思います。 -
木立の下にびっしりと群生しているヤマブキソウ。
柵がありますので、この中には入れません。散策路の通路から見るようになっています。 -
今日は、ツツジとシャクヤクがメインで見られそう と思ってやって来ました。
最初のエリア「セゾンガーデン」にはシャクナゲとツツジの沢山咲く場所があるようです。 -
赤城自然園は、標高600~700mにあるそうです。
里よりは、新緑の進みもちょっと遅くて、明るい緑の新緑が出始めたばかり。
目に鮮やかな緑が眩しく感じる位です。 -
ツツジは駐車場ですでに期待値マックスの咲き具合でしたね。
園内にもあちこちに咲いています。
これは、ヤマツツジ。 -
沢山白い花を咲かせているのはシロヤシオ。
山では順番に咲くツツジもここでは一緒に咲くようです。 -
鮮やかな色のツツジは遠目にも花が目立ちますが、周りの木々の中にはこんな花も
サラサドウダンのかわいいベル型の花です。
下から覗いて撮りました。 -
ベル型の赤い花がサラサドウダンと似ていますけど、良く見ると形も違う。
逆さまになったチューリップのような形。
帰宅後、ダンナが撮ってきた写真をじっくり調べた所、どうやらチチブドウダンという種類らしい。
ベニドウダンの中でも種類があるのですねぇ。 -
そして、こんな木を見つけました。高い木の枝に 沢山丸いものが付いています。
実かな?と思ってよーく見ると、なんか、コブのようです。 -
細い枝にまで、あちこち大小、びっしりついています。
これは、病気なのか?それともそういう木なのか??
遠目にみるとなんともばっちい感じもする訳でして、ちょっと気持ち悪い。
一体なんなんだー! -
入口から入った「セゾンガーデン」ツツジの丘~シャクナゲの谷、と進んで来ました。
ピンクのシャクナゲがきれいに咲いていました。
ダンナは、「シャクナゲって咲いたときはきれいだけど 直ぐに茶色く汚くなるよね」と。
そうそう、美しい状態が案外短いと思います。
咲き始めたばかりなのか、きれいな状態の花が多かったです。 -
ここに載せている他にも 小さな草花や
さっきも見たけど もっと沢山咲いているな~んてのに出会うと いちいち2人で写真を撮っている訳です。
だから、全然進みましぇん~。
特にダンナは、「図鑑作るのか!」って位 これ、まだ撮ってないよな。というお花をいちいち撮影しています。
それが、めちゃくちゃ小さい花だったり、低い位置に咲いていたりで、撮影も時間がかかる訳で・・・。
私はレンズの接写があまり効かないので、わりと簡単にあきらめますが。
と、言う訳で、まだ最初のエリアだっつーのに1時間とっくに過ぎてお腹も空いちゃったよ。
丁度 鳥居に横にベンチがあるので、ここで休憩です。 -
そんな休憩スペースの周りにもいろんなお花が咲いています。
この白いのもなんだか小さなお花だけど、良く見るとかわいい。
そうです。山野草は特に小さくて 一瞬見逃しそうでもよーく見るとかわいいお花が沢山あるのです。
やっぱ、虫眼鏡持ってくるんだった。もう、すっかり老眼で ちっせーお花の細部が見えないのよ~~。 -
このお花はなんじゃろなぁ~?と思いつつ写真撮っていたら おじ様おば様のグループが通りかかり、
「オトコヨウゾメ」だと教えてくれました。「え?オトコヨウ・・・??」と聞き返したら、
「オトコヨウナシ~だよ~ そう覚えるの!」って~~間違えて覚えちゃうよ~。
初めて聞く名前の花。もちろん初めて見る花。
それからも、お花素人と判断されたのか、その辺に咲いているお花の名前も教えてくれました。
グループの方たち、どうやら、頻繁に花見散策に来られている常連さんのようでした。 -
休憩を終えて、今度は「四季の森」というエリアに進みます。
このエリアに シラネアオイが咲いているそう。
さっきの方とは別の やはり お花に詳しそうなおじ様おば様のグループの近くで写真を撮っていると、
今度は「おしえちゃるおじさん」に「エビネ。ほらここに咲いているよ」と。
山野草に疎い私たちとしてはありがたいです。 -
そのグループの方たちとほぼ一緒にシラネアオイの苑 に到着。
花のピークはもう過ぎたそうですが、まだまだあちこちにきれいな花が残っていました。
山でもたまに出会うシラネアオイ。
山野草の女王と言われる美しい花。 -
木立の下、結構広大なエリアが シラネアオイの苑 でした。
山の中の自生では、鹿に食べられてしまうそうで、こんなに沢山生えているのを見る事はありません。
ここは、長い年月をかけて手入れしつつ増やしていったからこその景色です。
今は、自然のままでは見られなくなった群生地。かつては日光白根の山の中にもこんな景色があったのかも。 -
シラネアオイの咲く近くに 山でも見かけるエンレイソウが咲いていました。
最初にこの花を見たのは 山歩きするようになってから行った尾瀬だったと思う。
でっかい三枚の葉っぱの真ん中に小さな花がちょこんと咲いているのがへんちくりんで おもしろい植物だなぁと思いました。
それから、山でたびたび出会う花です。 -
と、ここで、おしえちゃるおじさんが「こっちこっち、これはシロバナエンレイソウだよ」と。
すぐ近くに咲いていますが、本当だ~花の色が違うー!
こっちの花はピンクだけどーと 思ったら、おじさんが「咲き始めはピンクっぽくて その後白くなるんだよ」と 。解説乙(古っ)
いやぁ~ありがとうございまーす。勉強になります。
そっか~このシロバナエンレイソウはミヤマエンレイソウとも言って、山で見かけるのはこれが多いのかも。
黒っぽいエンレイソウも白いのも色違いなのかと思っていたら別物なのか~。 -
その後も おしえちゃるおじさんと つかず離れずに歩き、「四季の森」エリアの中心あたりへ。
小川が流れてる場所がありました。
水の出どころは・・・いきなり地面の下 石の下から出ていますね。
これは、自然に湧いている場所なのか?湧水を引いてここから流れを作っているものなのか?
まぁ赤城山の山麓ですから、水が湧いていても不思議はありませんけどね。 -
その流れの前には「樹木小屋」
ちょっと残念なのは、本物の木を使ったツリーハウスでは無い事です。
(安全面を考えると難しいのかな) -
階段を上がり、上から見た図。
木立の中に散策路がいくつも作られ、たまに広場がある、「四季の森」はこんな所です。 -
小屋から下りて みどりの広場方面に向かうと、おしえちゃるおじさんたちがいらっしゃいました。
私たちが近づいたのに気づくと、「ほら、これはまた別のオオバナノエンレイソウだよ」と。
あれま~ 本当だ 花が大きい!
エンレイソウ・・・どれもこれも全部まとめて「エンレイソウ」だったけど、こんなに色々あるんだ~。 -
ダンナの図鑑撮影に協力(?)している私は、
この花は今日初めて見るな、と思うと ダンナに「違うのあったよ」と知らせます。
この小さな地味目の黄色っぽい花は多分初見です。
名前が判らない時 おしえちゃるおじさんに聞くと「ルイヨウボタン」と すぐ教えてくれました。
おじさんもここの常連さんぽく「この間来た時は咲いてなかった」とか「この先にもっと咲いてる」などと話し
それに、自然園の係りのおじさんにまで説明するほど詳しいお方でした。
が、雑草みたいな草の名前まで教えてくれて、いや、そこまで追求できましぇ~んと 思ったまりも母でした。 -
おしえちゃるおじさんは、私を手招きして「ウワズミサクラ!」と
これを見ろと、おっしゃいます。
サクラと名前にありますが、4月に咲くあの桜とは全然違いますね。
華やかな桜の花とは全く趣が異なります。
これは、先月 筑波山でも見たなぁ。 -
ウワズミサクラの木の近くに、一目ぼれしてしまった素敵な花が!
ヤマシャクヤク
真っ白なカップ型の花びらの中に 黄色のおしべが丸く並んだ真上からの姿がとても美しい花です。
今日初めて出会った花ながら 今日見た花の中で一番だと思っちゃいましたよ。
咲いている時期が短い花だそうで、今日出会えたのはうれしかったです。 -
そうそう、初めて見る美しい花の他にも 小鳥にも出会えます。
コサメビタキが居ました。
ヤマガラやシジュウカラは よーく声が聞こえます。 -
更に歩き進み「自然生態園」のエリアへ。
ここは 今までのエリアより大きな木が多い感じです。
樹木の下にチゴユリ -
ラショウモンカズラ
この花の名前は「四季の森」のほうで おしえちゃるおじさんに教わりました。 -
園内を歩いていて、たまに通行止めとなった道に行き当たります。
園内として散策できるエリアの外にもまだ林と森が続き、そちらの方にも道はあるようです。
公開エリアでなかったり、作業用の道路であったりするので、通行止めになっているみたいでした。
そんな園外になる感じの場所につつじヶ沢山咲いている場所がありました。 -
ずっと先まで森が続き、その手前にヤマツツジが沢山並んでいました。
赤城自然園は元々西武都市開発がリゾート開発用に取得した土地であったものを
堤清二氏主導で、リゾート開発ではなく、自然と触れ合う環境・総合自然観察園として雑木林の植生を入れ替え、豊富な樹木・草花が生きる森へと再生させた場所です。
現在はクレディセゾンが運営しています。
環境保全の為、入れない場所も周りにはありそうです。 -
ツツジの咲く場所は ミズスマシの池の近くでした。
ミズスマシの池は、芽吹はじめたばかりの木々に囲まれ、
少し さざ波のたった水面に みどりが写っていました。
新緑の美しい景色です。 -
池の畔、草の中にウスバサイシンが咲いてるのを 近くの女性が教えてくれました。
不思議な花ですね。 -
赤城自然園の園内には、トイレの建物と たまに東屋がある程度で、売店やレストランの類はありません。
展示施設として、「自然生態園」内にある唯一の建物はこの「昆虫館」
昆虫の標本が展示されていました。
昆虫苦手なまりも母はサクッと見物。 -
その昆虫館のそばに これまた、不思議な植物 ハナイカダ。
名前と どんな植物なのかは知っていました。でも実際 見るのは初めて -
葉っぱの真ん中に小さな、緑の控えめなお花が並んでいます。
ハナイカダとは実に上手いネーミング。
本当に不思議な植物。 -
高い木立の多いエリアで、植物は適度に直射日光が遮られ、緑が生き生きしています。
これは、マイヅルソウの葉っぱ。
ここではまだ花は無く、ハート型の葉っぱだけが茂り緑鮮やかなハートの絨毯となっていました。 -
赤城自然園でも 一番奥のエリア。お客さんも少なめです。
おしえちゃるおじさんたちも ここまでは来ないのか、いつの間にか居なくなっていました。
そんな静かな場所で花を探していると・・・ホイホイという鳥の声が!
めったに見る事が出来ないサンコウチョウの声に違いありません。
ダンナと声のする方へ探しに行きます。
エリア外のフェンスの外、杉の森の方に居る様でした。
暗い杉の林の中で見え難く、だから、サンコウチョウは探し難いのです。
なんとか声を頼りに二人で探すと・・・
ほんのちょっとだけ、姿が見えました。異様に長い尾羽のオスです。
青いくちばしと青いアイリング。30cm以上ある長い尾羽の 美しい夏の渡り鳥。
昨年1度見ただけです。写真は・・・暗い木の中でボケボケのシルエットしか撮れませんでした。
でも、めったに見られないサンコウチョウが見られたのは 遠くにまで来た「甲斐」のひとつです。 -
鮮やかな花色に 変わった形のイカリソウ。
沢山咲いていました。 -
ちょっと色の薄いものも。
飛び出した部分が 錨の形に なるほど似ている花です。
下を向いて咲いている低い植物で、写真撮るのも一苦労です。 -
こちらは、葉っぱが斑入りできれい。チゴユリの斑入りバージョンのようです。
多分、変異種なんでしょうね。他では見かけませんでした。 -
ピンクの花の咲くベニバナイチヤクソウ
-
ベンチのある休憩所の足元に白い花園を作っていたのはデージー。
珍しい花でも無く、花壇に咲いているのは見る事が多いのにこうして下草みたいに咲いているのは見ないなぁ、と思ったら、
暑さに弱く、日本では一年草となってしまうからのようです。
ここは、もしかしたら、夏も涼しくて、越夏して、毎年咲いているのかしら?
ヨーロッパや北米の自然なデージーはこんな景色なのかもね。 -
ポヤポヤしたこれまたかわいい花を沢山咲かせてる草
これは、どっかで見たことがあるような無いような?
帰宅後調べてみると、サラシナショウマとは葉っぱが違うし・・・オオバショウマというのと葉っぱは似ているけど、そんなに大きな葉っぱでもなかった。
結局、はっきりした名前が判らずじまい。
植物園ではあるけど、名前の表示されている植物はあまり多く無いのです。 -
もう一度サンコウチョウに会えないかな?と戻ってみたけど、もう特徴的なホイホイの鳴き声は聞こえませんでした。
時間も3時に近くなって来たので 入口のある「セゾンガーデン」の方へ戻ります。
今度は、午前中歩かなかった シャクナゲ園の方を歩いて戻る事にします。
「セゾンガーデン」は造園されたガーデンエリア。
観光バスで来られたお客さん、小さな子供とピクニックのように来られた家族連れなどが多い
ふつうの植物園に近い感じの場所です。 -
紫のツツジが咲いていました。こんな色のツツジは初めて見ました。園芸種なのでしょうね。
さっき歩いた「自然生態園」は自然に近い感じだったのと比べると、こちらは、もっと観光用に作られた感じの庭園エリアです。 -
小川に小さな滝、展望台。きれいなお花をちょっと見るだけならこのエリアでも充分です。
-
シャクナゲはまだまだこれから沢山咲きそうです。
-
今 見頃の花として入口に表示されていた ハンカチの木
大きな木がありました。
観光バスの方たちもこの木を目当てに 大勢 歩いてきています。 -
青空をバックに白い花が沢山開いています。
花びらではなくて、苞でしょうが、下の方が広くて、本当に白いハンカチをぶら下げたような姿です。
どうやら、この咲いた状態は期間が短いらしいです。
何日ほどで落ちてしまうのか??
と、言うのは 自宅のすぐそばに大きなハンカチの木があるのですが、花が咲いてるのを見た記憶がありません。
花が咲くまで10年以上かかるとか、上の方にしか咲かないから目立たないなど 他の理由も考えられますが、本当に咲いているかな?
今年はもう花時期を過ぎてしまったから、来年よーく観察してみよう。 -
今日は、いっぱい歩きました。ゆっくりゆっくりとね。
そして沢山の花を見ました。初めて見る花も沢山で、それも山野草を中心に。
山歩きをするようになってから、自生する山野草のかわいらしさを知りました。
派手さはなく、地味だったり、小さい花が多いけど、よーく見ると魅力ある花たち。
そんな植物が、自然に近い環境で かつ見やすく、歩き易く 手入れされた この赤城自然園はとても良い所でした。
来てよかったです。森林浴をしながら、たくさんのお花と鳥の声に癒されました。 -
最後に、この庭園エリアの中で、イカルの群れにも出会いました。
若芽なのか咲き始めの花なのか、みんなで食べまくっていましたよ。 -
イカルの群れは年に1回位しか見ないかも。
だから、これもラッキーな出会いです。
3時間弱と家からは遠かったけど、来てよかった赤城自然園の一日でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
赤城山周辺(群馬) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
56