梅雨入り前のプチお出掛けは御前崎で海遊びと原子力発電所を見学

2019/06/02 - 2019/06/02

梅雨入り前のプチお出掛けは、久しぶりの海遊び in 御前崎。日差しが気になる季節になりましたが、今日は暑くもなく寒くもなく絶好の海日和となりました。短時間で大漁のおかずをゲットできたのは予想外でしたが、今回もたくさんの魚と遊び楽しい週末を過ごすことができましたよ。御前崎と言えば、静岡県民が気になるのは浜岡原子力発電所の「今」。海抜22mの防波壁も一度見たかったので、海遊びのついでと言っては何ですが中部電力の施設を見学してきました。

エリア 御前崎(静岡)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 交通手段: 自家用車

梅雨入り前のプチお出掛け。

久しぶりに御前崎の海を訪れました。

そよ風が吹き、波も穏やか。

今日の魚たち。
一瞬ヒラメを期待しましたが、上がってきたのはこの魚。
怖くて触れないエイとは残念。

ヌルヌルとしたギマは、手で支えなくてもこのようにポーズを撮ってくれるので楽しい魚。

沖縄ではガーラになるのかしら？
あまりにも小さいのでリリース。

今夜のおかずは大量にゲットできたので満足。
しかし、この魚は厄介ですね。
鳴き声はとてもカワイイのですが、今日も海にお帰りいただきました。

写真は、浜岡砂丘が広がるエリアから見た原子力発電所。
第１号機から第５号機、そして津波対策の防波壁が見えます。

海抜22mと言えば、小学校のプールを垂直にしたくらいの高さ。
相当高いというのは理解できますが、防波壁の建設途中で発表された新たな情報では、それ以上の津波が押し寄せる可能性もあるとか。
地震が来ない事を祈りましょう。
車を走らせ、今度は浜岡原子力発電所の見学に行きます。

写真は新エネルギーホール。

浜岡原子力館 美術館・博物館

オリエンテーションウォール。

御前崎風力発電所。

実際に風車が並んでいるのが、こちらの写真となります。

ブオン…ブオン…と音を立てながら、同じ回転数で回る風車。
暫く来ない間に、また何機か増えていました。

パネルで見ると、風車が立っているのはこの位置。

左の部屋では、ウィンドジェネレーターの様子を確認することができます。
https://youtu.be/itF8ggLmeQo
プロペラ型風車・オランダ型風車・ダリウス型風車。

次は浜岡原子力館へ移動。
入り口のツヅジもそろそろ満開に近づいてきましたね。

屋根のすぐ左手には売店。
原子力館の入り口は、更に奥へと進んだ所にあります。

ここは体験型の施設なので、親子２世代・３世代で来館される方もいらっしゃいますよ。
写真はZONE Aのアトリウム。

ZONE C。

エネルギーについて学ぶコーナー。

「こんな事もあったなぁ。」と、昔を懐かしむように見ていたパネル。

地球温暖化について学ぶコーナー。
ここ数年世界中で異常気象が続いていますが、この問題に関しては私たち一人一人の意識改革が求められますね。
益々深刻化する地球温暖化問題。
子どもと一緒に考えていくのは、とても大切な事だと思います。

ジオラマ模型のエレクトリックタウン。
ここでは、電気が家庭に供給されるまでの様子を見る事ができますよ。

ZONE Dには、浜岡３号機実物大の原子炉模型が展示されています。
迫力。

上からの様子。

実物大の制御盤。

放射性廃棄物。
福島第一原発で発生した事故の後、様々な問題が発生していましたね。

ZONE Eの安全性向上対策コーナー。
左側にチラッと見えているのが防波壁。

建屋。

展示スペースの関係で、1/20に縮尺されたものもあれば1/150に縮尺されているものもありますが、実際には相当大きなものと思われます。

地下部分。

震災後の取り組み。

チェンジルーム。
管理区域内に立ち入る前に、指定の服装に着替える場所だそうです。

最後に見学するのは郷土展示ホール。

２階は休憩スペースで飲食も可能。

今は稼働停止となっている浜岡原子力発電所ですが、稼働停止後も私達が知らないところで色々な取り組みが行われていました。

だからと言って不安が100%取り除かれた訳ではありませんが、福島第一原発事故の教訓を生かし、後手後手の対策にならないよう願っています。

是非皆さんも、お子さまと一緒に原発施設で学んでみませんか？