2019/04/06 - 2019/04/06
8位(同エリア165件中)
かっちんさん
四国の香川県詫間・観音寺辺りから瀬戸内海に突き出た荘内半島、ここには浦島伝説があるところです。
半島の先端近くには標高352mの紫雲出山(しうでやま)が聳え、4月初め山頂一帯にソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヨウコウ、オオシマザクラなどが咲き誇ります。
360度見渡せる展望からは、碧い瀬戸内海とまわりの島々、瀬戸大橋、四国山系などの眺望が楽しめます。
4日前に紫雲出山を訪れたときは桜がまだ咲き始めでした。
その後、暖かさが日に日に増し、今日2019年4月6日は満開になっていると聞き、青春18きっぷを利用して再訪します。
津山駅を朝7時前に出発し、津山線、瀬戸大橋線、予讃線に乗り、詫間駅へ向かいます。
詫間駅からは三豊市コミュニティバスと大浜漁港からシャトルバスに乗り、紫雲出山の山頂駐車場へ一気に上がります。
山頂一帯は桜の花に覆われ、3時間ほどの花見と瀬戸内海の展望を楽しみます。
浦島伝説の乙姫様にも偶然出会うことができ、竜宮城からお花見に来ていたようです(笑)
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・三豊市観光交流局「2019年紫雲出山桜シーズン 3/30~4/7」「丸山島」
・三豊市「コミュニティバス」
・文化遺産オンライン「JR多度津駅構内給水塔」
・このはなさくや図鑑~美しい日本の桜~
・ウィキペディア「国鉄113系電車」「粟島」「ヤマザクラ」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
津山駅のレトロなホーム
朝7時前、これから岡山行きのディーゼルカーに乗ります。 -
イチオシ
発車準備の鉄道員(津山駅)
-
多度津駅
岡山、坂出を経由し、予讃線の多度津(たどつ)で伊予西条行きに乗り換えます。 -
SL時代の給水塔(多度津駅構内)
右側が大正2年(1913)製。煉瓦造の脚部の上に鉄筋コンクリート製の貯水槽を載せています。
左側が昭和26年(1951)製。古レールを使用した鉄骨造の脚部の上に鋼板リベット留めの貯水槽を載せ、八柱造の木造鉄板葺の屋根をかけています。
給水塔の形式変遷を示す鉄道施設が並び、どちらも国の登録有形文化財に指定されています。 -
クハ112-01(多度津駅構内)
この電車は1999年にJR東日本からJR四国に譲渡された111系で、いくつか改造され角型の前照灯が目立ちます。
旧番111形を踏襲せず、112形を1番から付番された珍しい車両です。 -
見立海岸(車窓)
海岸寺駅を過ぎると瀬戸内海に沿って走ります。
目の前の島は、見立沖に浮かぶ亀笠島(きがさじま、無人島)です。 -
コミュニティバス(詫間)
詫間駅に到着し、大浜へ向かう三豊市コミュニティバスに乗ります。
大浜へ行くにはいくつか路線があり、今回は詫間駅10:08発の詫間三野線に乗ります。
詫間から大浜までの所要時間は30分程度。料金は100円。 -
粟島(バス車窓)
バスは最初に荘内半島の東海岸を走るので、粟島(あわしま)が見えます。 -
これから行く紫雲出山(バス車窓)
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荘内浦島郵便局
バスは途中から半島を横断し、西海岸の大浜バス停に到着。
浦島伝説を物語る郵便局があります。
シャトルバスの発着する大浜漁港までは歩いて5分です。 -
シャトルバスのチケット
シャトルバスは桜シーズン中に運行しており便利。料金は往復400円。
もし歩いて行くとなると、約3kmの山道を60分かけて登ります。 -
山頂駐車場に到着
大浜漁港からバスで約20分の距離ですが、細い山道なので途中で車のすれ違いのための待機時間があります。 -
見頃になっているソメイヨシノ(山頂駐車場)
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イチオシ
あらっ、乙姫様がいる~・・・(山頂駐車場)
ここはもしや竜宮城??
いや、スニーカーを履いているので、花見に来ている観光客ですね(笑) -
紫雲出山の案内図(山頂駐車場)
駐車場近くに2つの展望台(第1、第2)、さらに遊歩道を10分ほど登ると山頂広場と展望台があります。
桜は山頂のいたるところに咲いています。
では、近くの展望台からまわります。 -
瀬戸内海の島々(第2展望台)
目の前に見える粟島は、3つの島が砂州で1つに繋がりスクリュー状の形をしています。 -
ヤマザクラと青い海(第2展望台)
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紫雲出山に咲く桜(第2展望台)
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ピンクの桜「ヨウコウ(陽光)」(第1展望台)
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桜の額におさまる粟島(第1展望台)
荘内半島東海岸の景色です。 -
大浜漁港(第1展望台)
これは荘内半島西海岸の景色。
眼下にシャトルバスに乗った大浜漁港が見えます。 -
エイの形をした粟島と桜(第1展望台)
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道案内板(山頂駐車場)
では、遊歩道を歩いて山頂へ向かいます。 -
オオシマザクラ(遊歩道)
桜はソメイヨシノだけでなく、たまにオオシマザクラがあります。 -
青空に映える桜(遊歩道)
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スミレ(遊歩道)
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まもなく山頂広場(遊歩道)
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桜の花で覆いつくされている山頂
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菜の花と鮮やかなヨウコウ(山頂)
西側の斜面にはヨウコウが記念植樹されています。 -
緑の斜面を彩る桜(山頂)
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幻想的な風景(山頂)
西海岸に霧が立ち込め、細長い「江ノ島」が浮かび上がっています。
遠くに四国の今治方面の陸地がうっすらと見えます。 -
ヤマザクラ(山頂)
花と同時に赤茶色の葉が出るヤマザクラ。 -
満開の桜(山頂)
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芝生広場でお花見(山頂)
今日は土曜日なので、花見客が結構来ています。 -
青空に伸びる桜(山頂)
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芝生広場の桜(山頂)
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瀬戸内海を航行する船と桜(山頂)
北側の展望です。 -
絶景を眺める女性(山頂)
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イチオシ
桜の下で絶景を見ながらお弁当(山頂)
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粟島と桜(山頂)
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白斑のあるツバキ(山頂)
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色の濃いスミレ(山頂)
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ヨウコウの日陰で休む家族連れ(山頂)
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青空と似合う濃紅紫色のヨウコウ(山頂)
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青い海とヤマザクラ(山頂)
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イチオシ
碧い瀬戸内海と紫雲出山の桜(山頂)
瀬戸内海に砂州のある粟島が浮かんでいます。 -
ジンチョウゲ(山頂)
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瀬戸内海を行き交う貨物船(山頂)
のんびり船を眺めていると、日常の忙しさを忘れさせてくれます。 -
イチオシ
紫雲出山からの絶景ポイント(山頂展望台)
雲の上に浮かんでいるように見えるのは六島(むしま)。 -
桜と浦島太郎ゆかりの地(山頂)
亀の甲羅みたいな丸山島は、干潮になると海底が現れて陸地とつながります。
その近くに、いじめられていた亀を浦島太郎が助けた といわれている浜があります。 -
見事に咲き誇る「オオシマザクラ」(山頂)
紫雲出山には3時間ほど滞在でき、これから津山へ戻ります。 -
イチオシ
黄金色の瀬戸内海(車窓)
18時頃、電車が瀬戸大橋を通過中に見えた夕暮れの瀬戸内海。
この日は大陸から黄砂が飛んで来ている日なので、夕陽とともに黄金色に染まりました。 -
津山夜桜列車(津山駅)
津山駅に到着したのは、20:30。
臨時の岡山行き「津山夜桜列車」が津山桜まつりの花見客を乗せ出発するところでした。
紫雲出山の桜は2回目の花見でしたが、瀬戸内海のパノラマとあわせ桜の絶景を眺めることができました。
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