2019/04/25 - 2019/04/25
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karubiさん
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瀬戸内海塩飽諸島に浮かぶ小さな島、粟島に行ってきました。
スクリューの様な形をしているこの島は、もともと3つの島が潮の流れで陸続きとなったものだそう。
5月下旬というのに30℃越え。
汗をかきながらも、ゆったりまったりとした島時間を過ごしました。
粟島汽船(須田港→粟島):330円(大人)
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本日も快晴。
三豊市詫間町須田港を出発し、デッキで心地よい風をうけながらわずか15分。
あっという間に粟島港に到着しました。 -
船から降りると桟橋で迎えてくれたのは粟島名物?海ホタルのオブジェです。
そしてドラえもん風の置物が。
この後、各所に登場する丸いオブジェたち。粟島を散策しているうちに
その所以が明らかになってきます。 -
こちらの旅客待合所の前にも黄色い顔のアンパンマンおよび謎のキャラクターが。
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第一島猫発見!
カワイイ声でニャーと鳴いてきます。 -
いつもここで昼寝をしてるのでしょうか。
敷物を敷いた原付の上でくつろぐ白黒ちゃん。
こちらは警戒心が強く、カメラを向けるとご機嫌ななめに。 -
港から少し歩くと、無人のレンタサイクルがあります。
「料金は大口シマ子の口の中へ」
自転車500円 電動自転車もあります 1000円 -
こちらがシマ子。
通りすがりのオッちゃん曰く、シマ子は架空の人物で実在はしていないそう。
無人のため料金は個人の良心に任せているとのことですが、払わずにいる心無い人もいるようです。 -
ル・ポール粟島の敷地内にある、ノスタルジックな雰囲気漂う粟島海洋記念館。
日本で最初の海員養成学校「国立粟島海員学校」の施設をそのまま利用しており、昔の船舶機器や資料などが展示されています。 -
今回はのんびり歩きながら島内を巡ろうということで
自転車は借りずに散歩していると「島のコンビニ たけうち」という看板が。
粟島の唯一の商店とのこと。 -
自称?コンビニたけうち
キャッチフレーズは「なんでもあります ないもんもあります」 -
コンビニたけうちの店前にはこんな愛嬌たっぷりの手作りオブジェが並んでいます。店主らしきオジサンのお話によると、粟島は漁村で昔は賑わっていたが今はすっかり漁師をする者もいなくなり漁に使っていたブイ(浮き)が大量に放置されていたそう。それを再利用したのが島の至る所に置いてあるブイアートだそうです。
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これらの作品たち、御年90歳になるコンビニたけうちの店主のお父様が作成。
このほかにも今回は行けなかったのですが、「ブイブイガーデン」なる個人のお家の庭で、このブイを使ったオブジェを作り、花を育て、訪れた人をもてなしている場所があるそうです。 -
コンビニたけうちを後にし、長い上り坂の「きつね坂」を上ります。
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途中で可愛らしいお稲荷様が。
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そして坂を上った先の梵音寺に、香川の保存木となってるタブノキがあります。写真に入りきらないほどの見事な枝っぷり。
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こちらはフミヤベンチ。
粟島は歌手の藤井フミヤさんイチオシの島で、フミヤベンチは島の名所にもなっています。ただの青いベンチ。
そう、ただの古い色褪せたベンチですがファンにとっては聖地といえましょう。 -
ちゃんと地図にも表示されるんですよ。
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フミヤベンチにて、ご本人と同じポーズで寝そべったりして思う存分に、はしゃいだ後は「あわろは食堂」さんでお昼ごはん。
こちら営業期間は5月~10月までとのことです。 -
新鮮な島の食材を使っていて、ドレッシングやソースも手作りだそうです。店主のこだわりが感じられます。
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器や小物は沖縄のやちむんで揃えられており、店主が毎年沖縄へ足を運んで作家さんから直接買っているそうです。
お箸も沖縄の伝統的な赤と黄色のお箸が置いてあり、瀬戸内の海を眺めながらの食事は沖縄と錯覚するほどでした。
オリオンビールも置いてありますよ~ -
いただいたのは、ボリューム満点の看板定食「あわろは定食」
ちょっと奮発しまして1900円なり。
やちむんの器に料理がとっても映えています。
白身魚にかけるソースはタルタルとトマトベースのサルサ風の2種類。ドレッシングも柑橘系のさっぱりしたお味。煮付けもお刺身もすべて新鮮で美味しかったです。 -
お腹一杯になったところで、再び散策を開始。
瀬戸内国際芸術祭の作品の1つとして制作された漂流郵便局です。
ここは旧粟島郵便局舎を利用した、宛て先不明の手紙が集まる郵便局となっています。毎月第2・第4土曜日の13時から16時まで開局 -
「漂流郵便局留め」として手紙を送付し、届けたくても届けられない手紙が各地から届くそう。
手紙の宛て先は、故人や未来の子孫、思いを伝えることのできなかった人、自分など。そして相手は人に限らず、飼っていたペットや長年愛用していたモノでも。 -
保管されている手紙や葉書きは自由に読むことができます。
アート作品のひとつということになっているようです。
いろんな人のいろんな思いが綴られています。 -
100円で葉書きを購入。3枚入り。
本日付の消印スタンプもあり、この場で書いて出すこともできます。
心の奥にしまっていた気持ちを言語化して手紙にすることで、少しは気持ちが軽くなるのかもしれませんね。
私も一枚投函。 -
船の時間も近づき、最後にやってきたのは粟島神社です。
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境内のお賽銭箱とは別に、ここにもブイで作った作品が。
こちらのカワイイお賽銭箱に、ちょっとだけ多めに投入。 -
待合室の券売機で切符を購入し帰ります。
須田⇔粟島は往復切符を販売しておらず、行きと帰りそれぞれ片道分を購入します。
今回は3時間半という短い時間の滞在でしたが、次回はもっとゆっくり見て廻りたいと思った島でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 雨ふり三太郎さん 2019/06/11 19:40:24
- はじめまして
- 本当に素敵な旅行記で、大変楽しく拝見させていただきました。
「漂流郵便局」さっそく検索して調べてしまいました。
粟島、島旅ファンには、たまらなく魅力あふれる島ですね。
よろしければ、フォローさせてください。
これからも、旅行記楽しみにしております。
- karubiさん からの返信 2019/07/03 15:47:59
- RE: はじめまして
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雨ふり三太郎さま
メッセージありがとうございます。
忘備録のつもりで書いている旅行記なので、お恥ずかしい限りです。
瀬戸内国際芸術祭が開催されたり、瀬戸内海には他にも魅力的な島が
たくさんあるのでぜひお越しになってみて下さい。
また、フォローもしていただきありがとうございます。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。
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