満月の夜と霧の筑波山

2019/05/19 - 2019/05/20

1季節に満月が4回起こるとき、その3回目が「ブルームーン」と呼ばれます。
ブルームーンが起きた年には合計13回満月が現れます。
5月18日はそのブルームーンでしたが、すごい雲で月が全然見えませんでした。
せめてもの思いでその次の日の夜に筑波山を登りました。

天気はやはりちょっと不安定で、途中で霧が出てきましたが、満月(に近い)のお陰でとても幻想的な光景が見られました。

元々日本夜景100選にも入選されていた筑波山から見える関東平野の雄大な夜景ですが、その夜は地上の光が雲の下を照らし、満月の光が雲を透過して地上に降り注ぐという想像を何倍も超える不思議な光景でした。

筑波山は自転車でも気軽くいける距離に住んでいるため、10回以上登ったことがあります。
途中の写真など色々割愛させて頂きますが(そもそも今回は殆ど撮っていません)、通い慣れた山でもきちんと準備してから挑んでくださいます。

エリア つくば(茨城)

• 旅行の満足度: 4.5

当日の女体山頂では霧がちょっと晴れたり、濃くなったりの繰り返しでしたが、山頂の濃い霧の中で咲く「高嶺の花」はより一層神秘さと妖艶さが増した気がしました。

下山途中でも満月の光が雲の隙間から漏れ出す光景が見れました。

ちなみに普通の晴れた日の女体山頂で撮れる写真がこんな感じです(2015年9月撮影)。


こんな風に馴染みのある山でも自然条件が変われば全く違う景色が見れます。
これが大自然の大きな魅力の一つだと思います。
時間がある時は近所の山などを散策してはいかがでしょうか。