その３は、ラスベガス滞在２～４日目からの、部屋の様子、アウトレット、バフェなどをご案内します。<br />アウトレットは、サウスに2回、同ノースに3回通いました。昨年のブラックフライディは、全然安くなくてガッカリでしたが、今回は多客期でないからか、ラルフローレンなど一部を除き、全体に、ブラックフライディより安めでした。<br />ハラーズとパリスのバフェは、少し値上げした分、食材は明らかに良化しました。そのほか、MONTAのラーメンからサーカスサーカス観光までを掲載しました。

2019GW ラスベガス　少しのカジノとアウトレット三昧の旅（その３）

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2019/04/29 - 2019/05/05

567位(同エリア5125件中)

エリア

ラスベガス (ネバダ州) (アメリカ)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 4.5

グルメ: 4.0

ショッピング: 4.5

交通手段: レンタカー

航空会社: ANA

旅行の手配内容: 個別手配

部屋のドアを開けると、妙に長い廊下があります。時折、エレベーターホールの隣に、こういう部屋がありますが、ここはごく普通の長方形の部屋で、左はトイレ２つと浴室、右はクローゼットです。
広い部屋だと言われましたが、占有面積は広いものの、居住スペースは、このタワーの他の部屋と同じでした。
4人がゆったり座れるソファーがあり、まあまあゆったりした部屋です。ただ、ソファーのそばにあるのはテーブルではなく、これもソファー。意味がわかりませんが、これも異文化体験ですね。
別角度から。
大きめの部屋にしては小ぶりですが、室内にもう一か所あるので、まあ十分です。
最近では珍しいビデがあります。これを設置するなら、ウォシュレットの方が低コストな気がします。ToToさんの頑張りに期待です。
シャワールームを挟んで、二つのトイレがつながっている奇妙な設計です。
この部屋で不満だったのが、このバスタブです。私の足の長さにも原因がありますが、縁の幅が30cm以上あって、出入りが大変でした。180cmある人でも、簡単にはまたげないような実に無駄な幅。いろいろな点で不思議な設計の部屋でした。
クローゼットは余裕の大きさです。
アメリカのホテルですから、ほぼ例外なく、アイロンがあります。
コーヒーメーカーがありますが、豆の入ったカートリッジは有料です。リゾートフィーを42＄も取る割にケチくさいです。我が家はWalmart で調達して、ケチくささに対抗しました。どっちもどっちですね。ちなみに、このKEURIGは、カートリッジを入れ、水を入れ、カップを置くという順番を守らないとまったく作動しません。最初にカップを置いたりしないよう、くれぐれもご留意ください。
冷蔵庫の中身を取り出すと課金される仕組みなのはかなり浸透したようですが、その上にも、トラップがありますから、くれぐれもご注意ください。しかもびっくりするほど高価格です。
シーザーの冷蔵庫が使えないのは承知しているので、我が家はいつも保冷庫を3つ持っていくのですが、今回は一番大きいものを失念。やむなく、Walmart でこの「冷蔵庫」を買いました。わずか2.74＄ですが、めちゃ軽いのに断熱性が高く、とても役に立ちました。どのホテルにも製氷機があるし、帰国時には荷物の緩衝材にもなるのでお勧めです。ラスベガスでは、多くのドラッグストアやコンビニで売っています。ちなみに、ABCでは6.99＄で売っていました。
初夏で、30℃はあるだろうと期待していました。プールに入りたくてシーザースパレスにしたのですが、25℃ではあきらめるほかなし。アウトレットに行くことにします。
Valetで車を受け取ります。手続きは超簡単。預た際に受け取る、バーコード付の紙を機械に読み取らせ、戻ってくるか否かの質問に答えるだけで、数分後に車が出てきます。あとは、車を届けてくれる係員に、この紙を見せ、自分の名前を言い、車を受け取るだけ。チップは2＄渡しています。
預けた車は玄関先20m程の所で、受け取ります。黄色い紙を見せ、名前を言うだけなので、英語は不要ですが、99%の確率で、Good dayか、Great dayと言われるので、You too くらいは言うようにしています。
滞在中何回も行くので、今日は下見です。まずはサウス。全体的に、ごく普通に安めでした。具体的には、COACHがいつもの50～70％引で、さらに150＄買えばさらに15％引になっていました。前回ご案内したように、COACH は、割引率を高くする際には、元値を上げるなどの「工夫」をするので、最終価格を見ないと高低の比較ができないのですが、我が家が指標としている数点では、ブラックフライディの時よりわずかに安くなっていました。
これまた毎回覗くTumiは、ビジネスバッグが数点50％引になっていて、こちらは、Bフライディより、明らかに安くなっていました。
ほかに、靴屋のSASや、ブルックスやラルフローレンなどを見て回り、ノースに向かいます。普通は高速で移動しますが、来たばかりなので、ドライブ方々、敢えてストリップを北上しました。
途中、ウィン・アンコールとそっくりな建設中のホテルが見えました。なるほど、こりゃ、WYNNに怒られて当然です。はてさてこれからどうやって違いを出すのやら。
こちら本家のアンコール（WYNN の別館）。
客筋がよく、高級感のあるホテルですが、平日なら200＄程度で泊まれることも。歩き回らないならお勧めです。
ノースに行く前に、お腹がすいたので、我が家恒例の、ストラトの前にある、アナハイム発祥のCarl's Jrで昼食です。１つがmeal（フレンチフライと飲物のセット）と１つがサンドイッチ（バーガー）オンリーで税込16＄。ハンバーガーって安いイメージがありますが、しっかりしたものを食べると、意外と安くありません。でも味は文句なし。満足です。
途中、チャールストン大通が通行止で、ダウンタウン経由になりましたが、勘と経験で無事ノースに到着です。サウスと違ってこちらは駐車場代（3時間まで5＄、超えたら10＄）がかかるので、急ぎます。
まずCOACH です。最高70％引と書いてありましたが、クリアランスコーナーは75％引でした。こちらも150＄買ったら、追加15％引ですから、78.75％引。元値600＄なら、127.5＄なので、気に入った物があったらとてもお得です。
我が家が一番時間を費やすのが、ニーマンマーカスと、サクスフィフスアベニューです。デパートの、本当の売れ残り商品なので、お得な品物が見つかることがあります。
前回入場制限のあった、ノースフェイスはガラガラ。価格はBフライディとほぼ同じでした。
前回大行列だったこちらの人気店もすいています。ほかには、ラルフローレンがBフライディより割引率が低いほかは、概ねどこもBフライディと同じか、少し安い様子でした。
アウトレットの後は、初日に行ったWalmart より大きい、チャールストン通り西にあるWalmart に買い出しに行きました。広すぎて、どこに何があるか、よくわからないのですが、我が家にとって、どの国でもスーパーマーケットは観光地なので苦痛ではありません。
55型のTVが338＄で売られていました。32型は124＄でした。TV は、その昔、欧米のメーカーがほぼ淘汰されましたが、日本のメーカーが生き残れなくなる時期も近づきつつあるようです。ここに来ると、日経新聞を読むより経済の勉強ができます。ちなみに、我が家の今のメインTV は、Walmart との関係を見直して売り上げが激減したけど、利益は増えた船井電機製です。
２日目の夕食からは、シーザースのバフェ共通の24時間パスにしました。お腹に余裕があれば、夕朝昼夕と4回の食事ができて59.99＄です。昨年より10＄上がりましたが、夕食１回が30＄強なので、まだお得です。
24時間パスは、以前からありますが、シーザースは、ここ１年ほど、なぜかこのパスの宣伝を控えめにし、各バフェが食材の水準が低下していました。恐らくコストが合わなくなったのだと思います。
しかし、今回は、屋外の巨大電光掲示板でも宣伝していたので、もしかして再度力を入れることにしたのでは？　と思い、一番無難なハラーズのバフェを利用してみました。結果は、大正解。なお、ここのディナーは31.99＄で、Parisの30.99＄を超えています。両ホテルの宿泊代を考えると意外な逆転現象ですが、内容は、確かにこちらの方がちょっと上だと思います。
我が家お勧めのここハラーズのバフェは、最初の１杯を除いて、飲み物もセルフです。普通のバフェでも頼めば持って来てくれますが、時間がかかったり、忘れられることもあるので、セルフの方がとても気楽です。
プライムリブは、10＄値上がりした分が回収できるような、美味しさでした。
カニも一応あります。
さすがにこの価格帯（夕食31.99＄）では、かきはありませんが、ムール貝は2種類ありました。
シュリンプカクテルと言えるかは微妙ながら、エビもあります。
レタスをぶつ切りにしたサラダは人気でした。
こちらはごく普通のサラダですが、肉食中心の１週間なので、しっかり食べなきゃ、です。
ほかは、いたって普通のバフェです。
ピザもあります。
デザートは普通に美味しく。
アイスクリームは6種。ここの係は、にこやかな楽しいおっちゃんでした。
このバフェには、お持ち帰りサービスがあります。この容器が閉まるまで何を詰め込んでも15.99＄でソフトドリンク付。なかなかお得感があります。
食後は、最新鋭でない機種が数多く残っているハラーズのカジノで少し遊んだ（結果は当然確率通り）後、シーザースパレスに戻りました。
翌日は、まず、Bally'sとParisの間の大きなドラッグストアCVSを観光。ここはとても便利ですが、やはり場所代が高い分価格は高めです。Walmartで12本12.47＄のコロナビールが、CVSでは20.99＄でした。ちなみに日本では1本280円です。
ライム味のバドライト6本は、Walmartで7＄弱、CVSは10.99＄です
3日目の昼食は、昨晩買った24時間パスで、日本人御用達のParisに行きました。たまに、フランス料理が食べられるような記述を見かけますが、内装や雰囲気以外は、とっても普通のアメリカのバフェです。シャンパンブランチだったのに、それに気付かず、また案内もされず、結局ご提供はいただけませんでした。
時間帯によっては、このように空いています。
内装は、このようにフランスの田舎のイメージです。
Parisバフェが少し復活です。
昨年、規模は縮小するわ、食材はダウンするわで、我が家的には、お勧めできないどころか、やめた方がいいかも評価でしたが、値上げした分よくなりました。
ただ、このバフェは、ご覧のように、アメリカにしては席の間隔が狭く、人がたくさん通るので、落ち着きません。接客レベルもいまいちで、改善の余地ありですので、割り切ってご利用ください。
ポテト系は意外と美味しいのですが、これを食べると、お腹のスペースが足りなくなります。
いかにもアメリカンな食材です。アメリカに来た感になれます。
カニの復活は吉報です。
フルーツも、今までにない、ブラッディーオレンジが登場です。
サラダには力を入れていないようで、いつもショボいです。
バフェの隣の、なんちゃって日本料理セクシーは、今日も一生懸命営業中でした。
この後、またアウトレットのサウスとノースに行き、クリアランス商品を中心に買い漁りました。
アウトレットから戻り、もう一度ハラーズバフェです。昨日の21時前に買ったので、20時過ぎなら、まだOK。お腹一杯になったあとは、またカジノと、パターン化した行動を繰り返しています。
この機種は、デカい当たりがある割に、結構長持ちします。（その分、大当り確率が低めに設定されているのだと思います。）
ボーナスです。あと1つコインが出たら315＄が追加になるところでした。本当は、単なる演出なのでしょうが、それでもドキドキします。
肉ばかり食べていたので、翌日の昼食はラーメンにしました。「空」か「MONTA」か迷ったのですが、空が、前回アレっ？だったので、今回は、急激にチェーン店を増やしているMONTAにしました。場所は、トレジャーアイランドの角を西に曲がって、車で5分ほどです。
数年前にここで冷やしを食べたことがあります。かーーーなり美味しかったです。
ここはとんこつメインですが、味噌チャーシュー麺もなかなかでした。
こちらは、黒ガーリックラーメンです。
半チャーハンは3.95＄。とても良心的な価格です。
ラーメンの後は、サーカスサーカスです。我が家では、滞在中１回は行くことにしています。中二階の縁日がなかなか郷愁があって、アメリカの中の昭和を感じます。
ちょうど、サーカスの華、空中ブランコをやっていました。
サーカスサーカスのステーキハウスにも、ジャパニーズ和牛が登場していました。一瞬高くないな、と思いましたが、よく見ると、ほかはセットなのに、ジャパニーズ和牛だけは単品の価格です。ラスベガスでは、和牛が、高級品として急に人気を博しているようです。日本の農家の永年の努力は、間違いなく実を結びつつあります。（その４に続きます）