少し前になりますが、所用先の米国デトロイトからAA、JAL便を乗り継いで帰国しました。　道中記と言いますかほぼ空港と機内食だけですが・・。<br />デトロイト近郊のホテル出発が５時半、デトロイト空港でのチェックイン後、搭乗口付近でブラブラ。　乗り継ぎのシカゴまでは実質１時間の飛行。　シカゴ空港での乗り継ぎ／AAラウンジで手持ちぶさたにブラブラ。　この時期のシカゴ－成田の飛行時間はほぼ１３時間ですので、デトロイト空港でチェックインしてから成田到着まで計２０時間程となります。

デトロイトからAA／JAL便にて帰国（シカゴ経由）

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2019/03/29 - 2019/03/30

6位(同エリア154件中)

エリア

デトロイト(アメリカ)

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

旅行の手配内容: 個別手配

デトロイト近郊のホテルからシャトルサービスでデトロイト空港へ到着です。　既にデイライトセービングタイム（いわゆるサマータイム）が始まっており、６時半ではこの暗さです。
デトロイト空港（ＤＴＷ）でＡＡ便が使うのはＮターミナル。　というかＤＥＬＴＡはメインのマクナマラターミナルに集結占有していますので、「その他航空会社」は全てこのＮターミナルからです。
平日の朝なので、セキュリティーチェックはそれほど混みません。　今回はＴＳＡ　Ｐｒｅ　Ｃｈｅｃｋ　は外れ。　また去年から航空会社ハイステータス者用の優先レーンも無くなってしまいましたので、この列に並びます。　今回はＡＡ→ＪＡＬとシカゴで乗り継ぎですが、この乗り継ぎでしたらシカゴでのターミナルは同じＴ３ですので、搭乗口間の移動だけでセキュリティーチェックは有りません。　（ＵＮＩＴＥＤ／ＡＮＡなどが使うＴ１へも延々と歩きますが外へ出なければセキュリティーチェックは免れます）　これは本当に良いですね。　ですからどうしてもシカゴでＴ５出発の航空会社を避けてしまいます。
ＤＴＷ、Ｎターミナルの規模は日本の国内線空港程度。　通路もこんな感じです。
直接国際線の飛んでいるＬｕｆｔｈａｎｓａ／Ｓｔａｒアライアンスだけは有りますが、ＡＡも含め他の航空会社ラウンジやカードラウンジは有りません。
出発便表示盤。　ＵＮＩＴＥＤやＡｍｅｒｉｃａｎにならんでＬＣＣのＳＰＩＲＩＴやＳｏｕｔｈｗｅｓｔが目立ちます。
デトロイトというかミシガン絡みのお土産を売る売店。
特産（？）のチェリーをチョコレートで包んでありますが結構いけます。　他のお店でもこの品物は置いてありますが、最近ここで買うと＄１．５程安いことを発見しました。
お店の入れ替えは結構激しいようです。　ここは以前チョコレート屋さんだったところ。　新しくバーが工事中でカミングスーンですね。
だいぶ時間がありますので売店でクッキーとジュースを買いました。　ラウンジに慣れてしまうと・・
うっすら明るくなった頃に搭乗予定の機材が到着です。　ＡＡのＤＴＷ－ＯＲＤ間は便によってはエンブラレルとかカナディアンリージョナル、とかの小型機の場合も有りますが、今回は７３７です。　（墜落が続くＭＡＸではありません）
今回はビジネスクラスで発券してありますので、ＡＡの国内線区間は「Ｆ」です。　Ｆといっても国際線仕様のＦ席ではなく国内線仕様のＦ席はせいぜい国際線の「プレエコ」かＪＡＬ国内線の「Ｊ席」程度。　
体の大きいアメリカ人ではＦ席でもこんな具合です。
外は急に雨になっています。
程なく離陸。
ＤＴＷ－ＯＲＤ程度の短距離区間ではＦ席といえど「食事」のサービスはありません。　飲み物にスナックのサービス。
小一時間の飛行でミシガン湖を越えればシカゴＯＲＤに到着です。　この路線、スケジュール上の所要は１時間４０分程ですが、毎回ほぼ１時間チョットで着いてしまいますね。
シカゴ空港に着陸します。
早く着きすぎてスポットが空いていないので、滑走路端の待機場所で１５分ほど待ち駐機場所へ。
シカゴ空港（ＯＲＤ）のターミナル３、Ｈコンコースです。　
成田へのＪＬ９便の出発時間は１１時４０分。　３時間ほどの待ちとなります。　（デトロイト／シカゴの時差は１時間）　ＪＡＬとＡＡが提携した直後は、それこそ乗り継ぎ時間４５分とか「本当に乗り継げるのか？」と心配になるほどの短時間乗り継ぎが設定されていましたが、最近は乗り継ぎ待ち時間が長くなっていますね。　ＨコンコースとＫコンコースの付け根にあるＡＡＦｒａｇｓｈｉｐ／Ａｄｍｉｒａｌ　Ｃｌｕｂラウンジ受付です。
Ｆｒａｇｓｈｉｐのほうへ入室。　私はＪＡＬのダイアモンドですが、ＪＡＬ／ＡＡの国際線ビジネスクラス以上に搭乗の場合はステータスがなくともこのＦｒａｇｓｈｉｐに案内されるとか？
昨年リニューアルされ広く、綺麗になりました。　滑走路もよく見え飛行機好きには絶好です。
幾つかのタイプのソファーが
こちらはサイレントエリア。　同行者と大きな声でしゃべったり電話など出来ません。
シアタールーム。　といってもテレビ放送が流れているだけ？　何時も人が少ないので意外に穴場かもしれません。
シャンペンとワインはこちらから
ビールなどはこちらから。　ビールと並んで日本酒もあります。
まだ９時前後ですので出ているのは朝食メニュー
エッグステーションが出来ていました。
オムレツを造っていただき・・
その他、こんなもんで朝食です。　ビールはブルームーン。
時間がたっぷりありますので飲み続けます。　こちらはMOODY TONGUE /NECTARINE IPAというビール（ビールでしょう？）　　名前と色から相当にジュースっぽい味を想像しましたが、まあフルーティはフルーティですがビールです。　初めて見ました。
少し早めですがＪＡＬ９便の出発ゲートであるＫ１９へ向かいます。　途中のトイレでこんな標識が。　竜巻や嵐の時は「トイレ」が最も頑丈な避難場所なのでしょう。
成田への９便に使う機材は既に到着しています。　シカゴ空港では国際線到着施設はＴ５にしかなく、全ての到着便はＴ５に着きますが、到着後Ｔ３まで回送されてきます。　米国では国際線といえど機材はおしなべて小さめ。　成田や羽田では珍しくもない以前の７４７ジャンボや７７７－３００など大型機は稀です。
大型機過ぎるためか、シカゴＴ３でのＪＡＬ９便の出発ゲートはこの一番先端にあるＫ１９に指定されています。　
搭乗します
最近は長距離国際線ビジネスクラスの座席もヘリボーンたいぷのものが増えてきていますが、単独席とはいえ仕様によっては窮屈で、また斜めに飛行するのは若干の違和感を感じないわけでもありません。　そんななかでは依然ＪＡＬ長距離便で主力のＳＳ７（７７３）やＳＳ８（７８８）などのこの座席が私は好きです。　ただＳＳ７（７７３）に関しては最近少し遣れてきていますか？
このゲートでの機体の停まり方は南を向いているのですね。
ウェルカムドリンクですが朝からラウンジでだいぶビールを飲んでしまいましたのでおとなしくジュースなど。　　しかし気が付けば、以前は普通に配っていた新聞のサービスがありません。　海外からの帰国では１日遅れでも日本の新聞は貴重なんですけど？　キャセイなど「これでもか」というふうにエコノミーでさえ新聞は搭乗口で配っているのに、ＪＡＬではエコノミーに続いてビジネスでさえ中止とは！
２８Ｒから離陸。　「飛行時間１２時間なんちゃら・・」とのアナウンスに少し湯鬱に。
こんどは何時来ますかね？
北向きに離陸して直ぐに左にターン。　既にアラスカに向いている？
食事が始まります。　こういう洒落た（つもりの）アミューズも良いですがビールには乾きものも欲しいんですよね。　ナッツとかアーモンドとかＪＡＬは出さないんでしょうか？
和食を選びました。　滞在中は日本食はおろか中華などオリエンタルなものさえ食べる機会がないので、つい和食にしてしまいます。　しかしだいたいがっかりするんです。　上の方は良くても下の方はまだ凍っていて口の中でシャリっとしたり。　そもそもこういう内容で醤油も付いてこないのは？
メイン料理ですが、いつも肉ともいえず魚ともいえずグチャグチャしたものばかりです。　これはなんだ？とメニューを見なければ解らない？
そのグチャグチャしたもの。　左が白身魚のなんとか餡掛け、左が牛肉のなんちゃら。　まあ、予め造ってあるものを機内で温めるのですから難しいでしょうけど、それならば変に凝ったものでなくシンプルな食材の選び方もあるでしょう？　日本人がこう感じるのですからガイジンが「和食だ」と期待して食べたら？
デザートです。
今回は機内ＷｉＦｉを使用。　事前にクーポンを貰ってあるので「無料」なんですがこの設定画面にはどこにも無料と出てこないのは一抹の不安。
そうこうするうちに機はカナダ領内に入っています。
外はこんな感じ。
今月は機内販売でこんなものがありました。ゲット。（昔ほどありがたみが薄れてますか？）
ギャレー横のスナックコーナー
お水とおやつ
まだ３月は残り３日ありますが、機内の映画は既に４月バージョンに切り替わっていました。　往きで見損なったものは特に無くラッキーです。
「アリー」が新着で入っています
一眠りして、まだ腹の減った感覚は有りませんが、やることがないので何か食べましょう。　注文はこんな最近の居酒屋省力システムのような方法で。
頂いたのは「海老天とじ丼」。　フォーマルな和食ではありませんがこういうのが良いですね。
こちらも新着洋画で「女王陛下の・・」。　アリーともども今回は映画のラインナップに恵まれました。
着陸前には「ラストオーダーです」とのＣＡの声に誘われまたまた食べちゃいます。
既に北海道付近
思わせぶりの蛇行ののち成田到着でした。　デトロイトのホテル出発から計算すると２１時間掛かっています。