2019/05/02 - 2019/05/04
96位(同エリア387件中)
プリさん
この旅行記のスケジュール
2019/05/02
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バスでの移動
3:30AMバルセロナでのホテル発 →4:15空港着
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飛行機での移動
6:25アリタリア航空AZ75→8:10ローマ着 9:10ローマ発AZ864→9:30チュニス着
2019/05/03
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車での移動
ホテル発→空港着
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飛行機での移動
17:35アリタリア航空→19:55ローマ着 21:35ローマ発→23:15バルセロナ着
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この旅行記スケジュールを元に
同僚とのバルセロナ旅行を一人抜け出してチュニスを訪問。
最初はアルジェリアを考えていたけど、ビザが必要なのでビザの必要ないそして有名なカルタゴ遺跡のあるチュニジアに変更。アフリカはモロッコに次いで2回目の訪問。
今回は1泊2日の強行日程でフランス語圏でもあり言葉がわからないので、効率よく回るために現地ガイドさん(日本人)に案内を乞うことにしました。
結果は正解で、短い旅ながら面白く過ごせました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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バルセロナから出発。当日朝2時半起きでホテルを出て3時半のバスに乗る。写真のバス停までは歩いて40秒ぐらい。夜中でも20分おきに空港までのバスが出ていて便利。でも人がいなくて少し怖い。
一度ターミナル2に到着してそこで循環バスに乗り換えてターミナル1に行く。そのバスは一度空港から離れていくように見え、しかも15分かかるので途中とても不安な気持ちになった。 -
飛行機はアリタリア航空でローマ経由。ローマでの出国は電子ゲートを利用。昨年夏から14歳以上の日本人は事前登録なしで利用できる。関空のは確か事前登録が必要で指紋認証だったと思うが、こちらは顔認証。普通の列に比べて早く出国できた。
チュニジアへの入国カードは機内で配られず、入国審査付近にあった。ただ筆記腰部はないので用意が必要。出国の時ボールペンを忘れて困った。
入国は待たずにスムーズにできた。フランス語で話しかけてきたがわからなくて英語で聞き返すと、その後何も言わなくなった。 -
まずは空港内でSIMカードの購入。
私はiPhoneなので、出発前にSIMフリーにしておいた。さらに店に寄る前に英語表示に切り替え置く必要があり。ここも待たずに手続きできた。 -
3GBで15ユーロだったかな。設定も全部してくれてすぐに使えました。その際Apple IDとパスワードが必要。あと帰りにSIMカードを元に戻す時のためにピンが必要。
実はその前のバルセロナでSIMカードを買った際、パスワードを忘れていて、結局ポータブルWifiまで買う羽目になった。馬鹿な私。 -
空港ビルを出てさあいよいよタクシー乗り場へ。
話を聞くとみんなたいていぼられるとのこと。ただぼられても高々1000円ぐらいとのことなのでそんなに心配せず。
何人かの運ちゃんが寄ってきて、最初は40ディナールといってきた。高いと拒否。30ディナールと次に運ちゃんが言う。高いというと、希望はいくらかと言ってくる。最初は10ディナールと言うとみんな拒否。あれっ?相場上がってるのかな?ガイドブックも4年前から更新されて無いし情報が古かった?インフレ? -
最後に10ディナールでOKという運ちゃんがきて交渉成立。タクシーとも思え無いような車でメーターもなし。不安が頭をよぎる。
まぁ年はどう見ても70を過ぎてるし、いざとなったら走って逃げればいいかと。 25分ほどかかってホテルへ。20ディナール札を出したらさらに10ディナール出せという。話が違うというと、10ユーローだから30ディナール出せと(多分そう言っていると思う)。あと10ディナール札出したが、細かい金をよこせと言い寄って4ディナールほど取り返した。
結局1000円ぐらいだから安いものと思って諦める。でもやはりぼられるか。 -
ホテルに到着。ホテル・アフリカ。名前はわかりやすいが、入り口はわかりにくい。一応五つ星。
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ホテルのロビー。ホテルに入るのにX線の荷物検査あり。部屋は普通のホテル並み。バスダブの排水が極めてゆっくり。カードキーが機能しなくて何度もフロントに降りて行く羽目になった。それ以外は特に問題なし。
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ガイドさんとの待ち合わせまで時間があるので、ホテル前の町のメインストリートハビブ・ブルギバ通りを歩く。
ヨーロッパの街並みと変わらない。チュニスは人口108万人でチュニジアの首都。7世紀に建設され13世紀にイスラム支配となり19世紀にフランスの支配となる。2011年のジャスミン革命で独裁政権が倒れて今の比較的自由な政治となった。 -
部屋からの見晴らし。チュニスはチュニス湖西湾に面している。
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無事ガイドさんと合流。ネットの海外在住日本人ガイド派遣サービスを初めて利用。でも安心して利用できた。
早速出発。まずはホテル真向かいの路地へ。一本中に入るとぐっと乱雑になってくる。 -
この通りの庶民的な店ル・ケールで昼食とする。
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家族経営的なお店で、日本の古い食堂という感じ。早速地元料理を注文。
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これはクスクス。マグレブの代表的な料理。デュラム小麦の粗挽き粉に水を混ぜそぼろ状にし、その上に肉や人参をのせている。これは中にメルゲズというチュニジア版ウインナーも入れている。
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オジャ。トマトの煮込み料理にたまごを落とした料理。これにミネラルウォーターを頼んで二人分で全部で22ディナール(約800円)だった。さすが庶民の店。
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次の目的地はカルタゴ遺跡。
ホテルを出て右に向かうと時計塔がある。道路にはほとんど歩行者信号など無く、勝手に渡る。最初渡るには勇気がいったが、馴れてくるとそんなに怖くなかった。運転手も慣れているみたい。さらに進んで行く。 -
まず目指すは郊外電車(TGM)のチュニス・マリン駅。この列車に乗ってカルタゴへ。どこが駅かこれじゃわからんわ。
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ホームも殺風景。値段は一人1.2ディナール(45円)。
切符は切符売り場の駅員さんから買う。途中検札もなし。 -
かなり古い車両。路線図は錆びている。ドアの下半分に鉄板で補強がしてある。どこから持ってきた中古車両だろうか。年代物。
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列車の中。
若者が扉を開けて座っている。これ、走行中なんですけど。一応自動ドアー。簡単に手で開く。駅に止まって発車するたびに、若者がホームで走りながら飛び乗って遊んでいる。 -
約30分乗って、カルタージュ・ハンニバル駅で下車。駅は田舎の駅という感じ。ここから歩いて5分で遺跡に行ける。
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入口に着く。なんの掲示もなし。入場料は12ディナール(450円)で全施設共通。素朴な施設。これが有名なカルタゴ遺跡のメインゲート?カルタゴといえば、わたしらの年齢ではみんな知っている超有名遺跡。今回の旅行でもチュニジアに行くといっても誰も”なにそれ?”って顔するけれど、カルタゴ遺跡に行くというとみんな知っていると納得。でも40年以上前の知識なので、みんな ”で、どこにあるの?アフリカ? なんの遺跡やったっけ?”という。
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カルタゴはチュニスから12Kmのところにある。
フェニキア人が紀元前9世紀頃に建設した都市で、交易の要衝として栄えた。紀元前3世紀にローマ帝国と衝突。3回に及ポエニ戦争の結果紀元前146年に大敗して壊滅した。カルタゴの将軍ハンニバルは有名。昔覚えた名前が懐かしい。
ここはアントニヌスの共同浴場。 -
その後ローマ帝国軍が円形劇場や闘技場を建設したが、7世紀頃に再度荒廃した。遺跡は無造作に置かれている。当時は2階建てで100を超える部屋があったらしい。天井は少なくとも30mあったらしい。
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煙突は修復されているが、他はほったらかしの様相。一応ユネスコが修復している。
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遺跡なんだろうが、下にはその破片が落ちているし勝手に触り放題みたい。
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いろいろな模様が大理石に刻まれているが、これも横向きで単に置いているというところか。
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次は歩いて10分ほどのところにあるピュルサの丘に移動。もともとのフェニキア人による中心のであった丘。ここは居住区。
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ここも遺跡が無造作にほっておかれている。
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残っている大理石像はことごとく首が壊されている。付属の博物館は休館中。ガイドさんによるとずっと休館中とのこと。やる気があるのか、と思う。もっともこちらも疲れたので他の遺跡はパス。見る気あるのか、と言われてしまいそう。
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再び郊外電車の乗って、シディ・ブ・サイド駅で下車。ここシディ・ブ・サイドはチュニスから北東に17kmに位置するチュニジアで最も美しい街。駅を降りて右に行くとすぐに街並みが見えて来る。ここが1月14日広場。
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斜め左に登って行く。
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おしゃれな街並みが続く。空の青さも加わって、綺麗。
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ずっと進んで小さな公園のようなところで一休み。海が綺麗。風も涼しくて爽やか。
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さらに突き当たりまで登ると素晴らしい景色が待っている。
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紺碧の海・白い壁・青い窓・爽やかな風。アフリカらしからぬ雰囲気。
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道の途中で花を売っていた。これは男性が耳に引っ掛けて飾るもので、ジャスミンを赤い糸で巻いたもの。これジャスミン?本当かどうか分からんけど買ってみる、2ディナール。
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最初の広場に面したジューススタンドで休憩。
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わたしはオレンジプラスキウイジュース。ひとり7.5ディナール(280円)。
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足元には猫が。チュニスはやたらと猫が多い。
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そこからタクシーで10分ほどのディ角の街ラ・マルサへ行く。タクシーで10ディナール。
ここはガイドさんが住んでいる静かな街。奥に見える列車が行きに乗った郊外電車の終着駅。 -
海水浴場(もうすでに泳いでるカップルがいた)の向こう岸には大使館や豪邸が立ち並ぶ。砂浜は砂の粒がとても綺麗だった。
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道端には木立を利用した喫茶店?があった。
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この街からこの乗り合いタクシーでチュニスに戻る。
4列で定員は乗客9名。日一人1.4ディナール(50円)。最後列に乗ったが、お金は前の乗客に渡すと順番に前送りして運転手へ渡る。そこでおつりを逆ルートで戻してくれる。これを高速運転中に行う。むちゃくちゃ荒っぽくて飛ばす。20分ぐらいで着いたが、其の間一台も他の車に追い越されなかった。何度 ”ぶつかるー” と思ったことか。こんな怖いタクシー初めて。まじ、顔が引きつった。 -
無事チュニスについて夕食。昼食のお店の向かい側にあるお店に行く。なにやら怪しげな雰囲気。呼び込みもあった。
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でも中はいたってローカルな雰囲気。入り口ではオーナーが夫婦げんかしていた。
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これはカムニーヤ、と思う。牛肉と肝臓をゆでてクミンソースで食べる。
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チュニスではこの赤いハリッサ(唐辛子主体のペースト)と白いマヨネーズがいつもついてくるらしい。
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さかな料理を注文。ガイドさんによると、湖の近くなのにあまり魚料理はないらしい。味付けは大雑把。
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これは何の肉料理だろ。全部で二人で35ディナール(1300円)。安い。
さすがに疲れ果てて、ホテルに帰る(午後8:00)。久しぶりのバスタブでゆっくりと風呂に浸かる。
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