雨時々曇り松島、　地上のビジネス・クラス＝松島一の坊＝

2019/04/25 - 2019/04/26

2019年、フライングGW旅行、楽しみにしていた松島は雨。

この天候では観光は難しいと思っていましたが、

瑞巌寺、円通院、観瀾亭、五大堂と京都にも負けない

豊かな伊達藩の文化。

早目にホテルに入ったら温泉旅館、松島一の坊は、まるで
地上のビジネス・クラス。

311の傷跡とともに、東北のきらびやかな復興も感じる松島
でした。

エリア 松島・奥松島(宮城)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

常磐道(E6)を福島いわきから仙台に向けて北上。

除去土壌運搬車が走る。
久々に見るマイクロシーベルトの表示。

Jビレッジを通過、2011年3月１１日から8年も経つのに
まだ消えぬ爪痕。

8年たっても帰れぬ故郷、帰還困難区域、胸が痛む。

4/25(木）お昼時、雨...

さすがに、この天気では観光は難しいか。

（瑞巌寺）

瑞巌寺の参道、311の津波は、ここまで来たとのこと。
幸い松島の島々のおかげで、瑞巌寺の本堂まで津波は
来なかったとのこと。

この参道、昔は松の木で鬱蒼としていたとのことですが
津波の塩害で200本の松が枯れてしまい、こんなに、
明るくなってしまったそうです。

（瑞巌寺） 中門

（瑞巌寺）

写真は禁止でしたが見応えありました。

伊達政宗甲冑像（独眼ではなく政宗の遺言により両眼）、
政宗70歳で生涯を閉じたとき側近20名が追腹、位牌が
印象に残った。武士は凄いなぁ。

（円通院）

七福神庭園

（円通院）

伊達3代・光宗（19歳）の霊屋

（円通院）

　白馬に乗る光宗公と7人の家臣が祀られている（3代目から殉死禁止）。

　もうひとつ目を引いたのは慶長遣欧使でヨーロッパに行き
支倉常長が持ち帰った文化模様、洋薔薇、水仙、トランプ模様が
描かれている。

　伊達藩は鎖国後、徳川幕府に遠慮して、この霊廟は1646年建造
以降、350年間公開されることが無かったとのこと。

　あぁ、良いもの見た。さすが伊達藩、江戸・京にも負けぬ文化の
高さを感じる。

（円通院）
700年前の洞窟群（お墓）。
瑞巌寺、円通院のまわりの岩山は、
あっちこっち削られて洞窟群になっています。

（観瀾亭）

伊達政宗が豊臣秀吉よりは拝領した伏見桃山城の一棟。
絢爛豪華。

（観瀾亭）

伊達のお殿様、お姫様が眺めた松島。

（松島湾クルーズ）

天気が良くないがせっかくなので仁王丸に乗り
50分間の松島湾クルーズ（1500円）

千貫島：伊達政宗も、おなじように松島湾遊覧し
家来に、あの島を館に運んだものには千貫つかわすと
言ったのが島の名前の由来。

鐘島

波が打ち寄せるとゴ～と鳴り響く。

仁王島

仁王に見えますか？

水島

ここで引き返し。

（五大堂）

縁結びの、すかし橋。
糟糠の妻と渡り、しっかり縁を結びなおしました。

（五大堂）

笹かまかむうか迷って
揚げたての「むう」を選択。

さんとり茶屋で、お決まりの
松島あなご丼を食す。

東北は名物多く、お腹が足りない。

（松島一の坊）

天気が今ひとつなので、今日のお宿
松島一の坊へ

（松島一の坊）

なんか豪華

（松島一の坊）

部屋に入ると一面がガラス張り、松島が一望に！

（松島一の坊）

雨も上がり、松島に虹

（松島一の坊）

松島に雨上がりの虹

（松島一の坊）のポスター
屋上に松島を一望する大きな露天風呂

7000坪の庭には岩盤浴、庭がSPA
これドイツのサウナと、よく似ている。

（松島一の坊）

夕食、朝食ともビッフェ
温泉のビッフェと全く期待していなかったが、
シェフが目の前で料理するビッフェ

くやしいけど美味しい。
こんなことなら穴子丼食べなければ良かった。

（松島一の坊）

予約時には知らなかったがオールインクルーシブ
バーもすべて無料

（松島一の坊）

ラウンジでも飲み物や、おつまみが無料

ひぇ～っ、まるでビジネス・クラス。
もちろん地上なのですべてが美味い。夢のよう。

連休前で、お客さん少なく、広いお風呂もラウンジも
庭も、ひとり占め、豪華。夢みたい！

（松島一の坊）

庭には野生のキツネの親子、癒される。

（松島一の坊）


朝食には、ずんだ餅。

（松島一の坊）

部屋に、お持ち帰りのコーヒーと

ずんだ餅とアイスクリーム、リッチだ！

（追記）　7000坪の庭は、こんなに海に近いのに
津波は庭まで来なかったそうです。松島が防いで
くれたそうです。不思議です。

（松島一の坊）

併設の藤田喬平ガラス美術館も部屋続き
もちろん無料。
本当に、豪華、優雅な気持ちになりました。

ここで一句　「松島や　ああ松島や　松島や」