2019平成から令和へ徳島（大塚国際美術館）・小豆島　GW記念旅行

2019/04/28 - 2019/05/01

今年は10連休のGW、昨年は札幌でしたが、今年は紅白歌合戦でも有名になった大塚国際美術館の見学と小豆島を観光してきました。
「ビッグホリデー」【4空港×20ﾎﾃﾙからｾﾚｸﾄ♪】レンタカー免責補償料込＆乗捨て代金無料☆ﾜﾝﾊﾟｯｸ四国ﾏﾙﾁﾁｮｲｽ 1泊（2食付き）4日を使用しました。他２泊は独自で予約。特別なGWなので１月初めには予約を完了しました。
コースは
（１日目）羽田空港⇒徳島空港（レンタカー）⇒徳島阿波踊りホール⇒徳島駅前HTL
（２日目）徳島HTL⇒大塚国際美術館⇒渦の道⇒高松HTL
（３日目）高松HTL⇒高松港フェリー⇒小豆島港⇒二十四の瞳映画館⇒オリーブ公園⇒中山千枚田/オリーブの夢⇒エンジェルロード⇒小豆島HTL
（４日目）小豆島HTL⇒小豆島港フェリー⇒高松港⇒高松空港⇒羽田空港

エリア 徳島市(徳島)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ビッグホリデー

GWなので余裕を見て2時間前には羽田空港に到着しましたが大混雑でした。思いのほか昼食に時間がかかり、搭乗20分前にようやくゲートヘ・。

徳島空港も混雑、やや遅れたため空港のレンタカーカウンターで待つことをやめ歩いて事務所へ。予約していたバジェットレンタカーでヴィッツを借りスタート。
急ぎ阿波踊りホールへ向かう。その理由は16：00の阿波踊り実演最終回に間に合いたいため・・・5分前に到着。建物裏に駐車場有（ただし古い回転式のため相当な時間がかかるので混雑時は注意　1時間320円）※夜の会　20：00あり

実演を見るには800円かかるがイオンカードを見せれば割引になる。
16：05に会場入り、すでに実演は始まっていた。専門家が踊りの歴史や演奏隊メンバー、踊りの種類などわかりやすく説明してくれる。途中で踊り方の指導が始まる。簡単そうでそうでもない。舞台に誘われて皆さん踊り出す。素人の踊りだが、皆さん楽しそうだ。その中で4名にレイがかけられた。素人でも踊りがうまかった方々だ。鉢巻やうちわを記念にもらい嬉しそう。１位には表彰状もあった。
約40分の演舞ではあったが、楽しく見学できた。夏の本番も見てみたい気がした。（いろいろもめているようだが・・・・）
この日はツアーに１泊だけ付いている徳島スマイルHTLにチェックイン。駅前そごうデパートの上にある。夕食は駅ビル地下のバルで軽く中華を食べてから徳島ラーメンの店をはしご。美味しかったです。

（２日目）HTLの朝食が7：00～だったので（通常は6：30が多いのだがここは遅い）急いで食べて7：40出発。駐車場はHTL宿泊者は800円だった。天気は曇り、予報では雨は夕方、何とか持ちそうだ。

昨年の紅白歌合戦で注目を集めたのは、徳島県出身のシンガーソングライター米津玄師の「Lemon」であった。
その場面で驚いた「そこはどこなのだろう？」幻想的なろうそくの道の向こうに見える壁画は何なんだろう？？
そこが「大塚国際美術館」と知った時の衝撃は、その歌とともに忘れることはできない。・・・いつか行ってみたい・・・・

とうとうその夢がかなうこと出来た。GWなので混雑を予想し、事前にWeb上で入場券をGetした。意外と簡単。チケットを印刷し完了（3100円）確かに高いが、見学後思ったのは「そりゃそうなる・・」と皆さん納得されると思います。
GWは8：30から特別公開。そんなに早くは皆さん来ないだろう・・・・という予想は甘かった。駐車場は入口から離れた場所にあります。：8：15ごろ入口前を通過した時！！　200名は並んでいる！？エッ・・・！
運よく第一駐車場に車を置きシャトルバスで入口へ向かう。すでに入場が始まっていた。入場券QRコードをチェック。無事入場。長いエスカレーターでB3に到着。当初は無料ガイドツアー参加を予定していましたが、混雑でよく聞けないと思い予定変更。イアホンガイド（500円）を借りることとした。この方がはっきり確認出来て自由がきく。さあスタート

あれだけ並んでいたのでさすがに混雑はしているが、朝一番と会場が広いので、大混雑という混雑は感じなかった。
スタート（8：40）は「システィーナ・ホール」あの紅白で見た壁画そのものであった。圧巻であり感動的である。（ミケランジェロ　システィーナ礼拝堂　ヴァチカン）ここに居ると時間と日本を忘れてしまう。２階からも見ることが出来る。ここで「Lemon」を聞いてみたい気がした。順路にしたがって進む。イアホンガイド番号を押すとその絵画の説明が正確に聞けます。

B3（１～27）--古代～中世--　抜粋
・エル・グレコの祭壇衝立
・貝殻のヴィーナス
・スクロヴェーニ礼拝堂（写真）
・聖テオドール聖堂

B2（28～57）--ルネサンス～バロック--　抜粋
・アテネの学堂（写真）
・ヴィーナスの誕生
・モナ・リザ
・真珠の耳飾りの少女
・モネの「大睡蓮」

B1(58～80）--バロック～中世--抜粋
・７つのヒマワリ（ゴッホ）
・民衆を導く自由の女神
・笛を吹く少年
・落ち穂拾い
・オフィーリア（写真）
・叫び（ムンク）

1Fと2F(81～100）--現代・テーマ展示--抜粋
・ゲルニカ（ピカソ　写真）
⇒35年前、新婚旅行で訪れたスペインマドリードで本物を見て以来の再会（？？）であった。あの時の感動がよみがえった。（当時は荷物検査、防弾ガラス越しで見た）
・シャガールコーナー

最後に
ストゥディオ―ロを見て終了。
約4km歩いて3時間かかりました。(古代は壁画が多いので時間をかけずに早回りした結果です。普通は4時間以上かかります。）
その後B3に戻り昼食。センターホールに特別に軽食レストランが臨時オープン。徳島産の食材を使用したランチかごセット800円（200食限定）をいただく。周りに人通りがあり気になるが、美味しいランチでした。休日はレストランが大混雑するようので注意が必要です。
ミュージアムショップでお土産購入。システィーナ・ホールのレプリカ額（3240円）を購入。
12：40頃外に出る。このころも入場券を求める長い列があった。１番駐車場向けシャトルバスに乗ってようやく終了となる。

いろいろな意見があります。「しょせんレプリカだろう・・・」という声も確かにあります。確かに陶版の貼り付け線があったりしますが、直接触ることも出来、またこのような有名な絵画等を世界各地で直接見ることはほぼ不可能です。それをここで見ることが出来るのは、紙や画像で見るよりははるかに現実味があります。私は価値あることと思います。楽しかったです。高い入場料を感じませんでした。

駐車場から7分ほど山を登ると行き止まりの大鳴門橋遊歩道 渦の道の駐車場（500円）そこから10ほど歩くと渦の道（また500円）がある。
この日は強風であり橋の下の道のためまともに強風を受ける。歩きずらい。妻も風に苦戦していたのと、そもそも渦潮が動かない時間でもあったため見る価値が無いと判断途中で断念。500円損した感じであった。写真は淡路島方面を見た鳴門海峡大橋。
この後、高松市を目指し高速道路を走る。（ETCカードを持参したので便利）途中志度ICで降り高松市内へ。この日はルートイン高松屋島に宿泊（15：00到着）（まだ出来て間もないHTL。やや駅からは離れているが駐車場も無料。このころ雨が激しく降り始める。HTLには大浴場もあり、また１Fの居酒屋の夕食も充実しており外に出なくてもOK。大変便利あった）

3日目　HTLの朝食を6：30の一番で食べる。7：40出発、高松港に向かう。この日もどんよりとした天気。昨夜はかなり雨が降った。朝はまだ少し小雨だがやむ予報。
ナビでやや迷ったが、8：00には高松港小豆島行フェリー乗り場に着く。GWなので順番で乗れないと予定が狂うので、事前に9：00発のWeb予約を２か月前にしておいた。（写真はトリップアドバイザー提供）
8：00に着くと、ゲートの係員のおじさんが「8：05の便に余裕があるから乗るか？」と言ってきた。やや慌てたが早く行けるのなら良いと思ってOKしたが、まだ手続きもしていない。あと5分しかない。すると「車検証を出して渡して船に進んでください、そして船内で支払いしてください」との指示。急ぎ船に乗る。最後の乗船で出発。妻と笑いながら「こんなことあるんだね・・・」と納得。船内の売店で支払い。ヴィッツは全長4ｍ内なので最小料金。車１台と２名で往復割引で11500円位（忘れたので正確ではない概算）約１時間で小豆島土庄港に着く。フェリーは比較的新しいもので、船内もきれいでありました。

まず二十四の瞳映画村をナビ設定。海沿いに進むが途中細い道がありひやひやする。10時には到着。妻は２度目だが私は初めて。無料駐車場にすんなり駐車。入場料は岬の分教場とのセットで800円。かなりいろいろな施設やお店が増設されて大きくなっている様子。昭和の香りがします。GWにはボンネットバスが無料で乗れました。
映画『八日目の蝉』のコーナーもありました。

昔の校舎はそのまま。昭和生まれの私なので木の教室は懐かしい思いがしました。車で２分ほど離れたところにある「岬の分教場」も見学し11：20頃に出発。

小豆島は醤油の製造会社が多くあります。道の途中の「マルキン醤油記念館」に立ち寄りました。この日は見学無料！醤油の製造過程を見ることが出来ました。売店でここならでの醤油セットを購入。駐車場は15台ほどで満車なので注意が必要です。

道の駅「オリーブ公園」を目指します。醤油記念館から20分位。ちょうどお昼時です。人気施設なので駐車場満車を心配しましたが、運よく道の駅建物前に駐車が出来ました。（係員誘導・無料）ラッキー（一番下からいくつかの駐車場があります）
ここは近頃若者に大人気なのです。
１）どこを見ても「すべてが可愛い」ということ。建物も、壁の飾りつけも、風景も、食べ物も、オリーブの木さえも。
２）映画「魔女の宅急便」実写版のロケ地であったこと。
３）魔女の宅急便の主人公「キキ」のように、ほうきにのった写真を撮影するのが大人気！（ほうきを無料貸し出ししています。これを借りるのも大行列）
４）オリーブのソフトクリームが大人気

一押しスポットは「ギリシャ風車」ですね。この日は雨模様の数日間で唯一陽が出ました。皆さん待ちに待ったシャッターチャンスでほうきにまたがって飛び上がって写真を撮っていました。
お昼は道の駅２Fの「オリヴァス」に並ぶこととしましたが、大混雑のお昼時なので30分待ちました。海が見えるカウンター席で「チリンドロンライス」と「OLIVAZサラダピザ」を注文。GWなので３品限定でその中から選びます。たいへん美味しかったです。園内を散策、見どころはたくさんあります。特製オリーブソフト・オリーブフロートなどいただきました。（各500円）
13：40頃出発

来た道を帰るのではなく、途中から山に入りました。中山千枚田を目指しました。20分ほどで到着。臨時の無料駐車場があり、係員が誘導しています。そこから道を歩くと左下に「オリーブの夢(瀬戸内芸術祭で造られた竹のオブジェ)」が見えます。かなり大きく魚のようにも見えます（写真）坂道を降りて直接見ることも出来ますが、疲れが出ているので上から見ることにしました。

近くに人気の「こまめ食堂」（おにぎり定食など人気）があります。その横に「中山農村歌舞伎舞台」があります（写真）舞台の反対側は観客席のように段々になっています。春日神社の境内にあり、10月の上旬に演じられます。歌舞伎は昭和50年7月31日、県の無形民俗文化財に、舞台は昭和62年3月3日、国の有形民俗文化財として指定されています。
14：30出発

本日最後の目的地「エンジェルロード（天使の散歩道）」に向かいます。潮の満ち引きによって現れる砂の道。島と島を結ぶ道は天使の散歩道とも呼ばれ、大切な人と手をつないで渡ると願いか叶うといわれています。
この日は15:15が最大干潮時間なので余裕で渡ることが可能です。ちょうどその時間に到着。
近くに第一駐車場がありますが40台ほどでいっぱいになります。最初にトライしましたが満車。（随時出入りがあるので運が良ければとめらえる）しかたなく「しまむら」横にある第二駐車場へ向かう。ここも30台ほどだったが運よく出る車があり駐車できました。そこから歩いて10分ほどで道の入口に到着。どんよりした天候ですが雨は降っていませんでした。幅は10m位あるでしょうか？たくさんの観光客が渡っています。（写真は宿泊HTLの部屋ベランダから撮影しています）5～6分で対岸の島に着きます。絵馬が木にたくさん釣り下がっていました。子供たちは磯場でカニ・やどかりを取っていました。ウェディングドレスで前撮りしていたカップルもいました。人気の観光スポットですね。
16：00ごろ本日の宿「天空ホテル海廬」（2食付き）に到着。

HTLは丘の上にあるのでエンジェルロードの全体像を間近に見ることが出来ます。
温泉に入りゆっくりしました。17：00ごろから小雨が降ってきました。それでも観光客は傘をさして渡っていました。
翌朝の9：00頃には満潮になり道が消えます（写真）ほんとうに自然の動きには驚きます。
翌朝は令和初日なのでHTLの記念品があるかな？・・と思いましたが、何も出ませんでした。何かあれば記念になるのにね・・・・！

4日目　曇り　5月1日　令和スタート記念日
9：40HTL発小豆島土庄港へ向かう。帰りは10：20発のフェリー（これも事前予約していました）実際は予約チェックもなく、乗船は半分ほど空いている状態でした。ちょうど天皇陛下即位の儀を船内テレビで見ることが出来ました。
11：20に高松港着、高松空港を目指します。途中ガソリンスタンドで満タンにしてバジェットレンタカー高松支店に到着。送迎車で空港に向かいます。予定通り12：00には到着。荷物を預けて昼食とします。ようやく香川県名物の「うどん」を食べることが出来ます。1Fにある「はやし家製麺所」にしました。セルフサービススタイルです。空港価格という事でうどんにしては高めの値段設定のようですが、手頃な価格でうどんが食べれます。サイドメニューてんぷらは好きなものが選べます。美味しかったですね！　売店でお土産を少し買い増しし、14：05のANAで羽田に向かいました。
今回の旅は良く使用する「ビッグホリデー」を利用。【4空港×20ﾎﾃﾙからｾﾚｸﾄ♪】レンタカー免責補償料込＆乗捨て代金無料☆ﾜﾝﾊﾟｯｸ四国ﾏﾙﾁﾁｮｲｽ 1泊（2食付き）4日でした。費用は二人で89,000円でした。（他２泊は独自で予約別料金）GWにしては安いのではないかと思います。
天候が全日程ともどんよりとした曇りで残念でしたが、運よく持参した折り畳み傘は使用することがありませんでした。夜大雨だったり、朝のみ霧雨だったりで日中は何とか持ちました。ただこの時期にしては寒かったですね。予想して厚めの上着を用意していましたので良かったです。全体的には90点位の旅でした。（天候-10点）