友人を訪ねてフィリピンへ。そして、のんびりと南国の楽園で過ごす （その４ / 完）

2019/03/30 - 2019/04/06

今回、フィリピンへは長年の友人のお子さんが１歳を迎え、教会での洗礼式と誕生日のお祝いに招かれて訪れた。その後、少し旅行をしたいと思い、バターネスとスービック、マニラを訪れ、最後にバギオを訪ねた。

マニラでの滞在を終えて、Victory Liner の急行バスでバギオへ行った。ここで5日間過ごした。今回のバギオ滞在は、長年の知人の誕生日のお祝いに加わるためであった。80何歳かの誕生日で、2度お祝いの席に参加した。1回目は身内だけのパーティそして２回目は100人程の席である。

最初のパーティはかなり高級な中華料理店で、２回目はバギオ・カントリー・クラブで行われた。このクラブに宿泊していたので、何かと都合が良かった。

エリア ルソン島(フィリピン)

• 旅行の満足度: 5.0

マニラにしばらく滞在した後バギオへ移動した。通常レンタカーを利用することもあるが、今回はバスを利用した。

ここは Victory Liner (ビクトリーライナー） のバスターミナルで、バギオまで特別急行バスで行くことにした。事前に購入しておいたので、何も問題はない。

バギオまで行く人のための特別待合室がある。20分位待っていると、係員が来て乗車を促し、案内してくれた。

バギオのビクトリーラィナーのバスターミナルに5時間くらいで到着し、ここから宿泊地のバギオカントリークラブにタクシーで直行した。ここがクラブの建物で、すぐチェックインした。

バギオカントリークラブの由来を示すプレートがあるが、よく見ると日本軍か関わっていたようだ。

予約した部屋へ案内された。先ずは、大きなリビング・ルームに驚いた。今回はあまり動き回る予定はなかったので、ここでのんびりすることにした。

こちらは寝室である。20畳くらいの大きさで、ゆったりしていて、快適であった。

早朝、部屋から朝もやに煙る風景を見ることが出来た。

早朝5時頃目を覚まし外を見たら、ゴルフコースの芝生を整備している人がいた。

朝の食事はブュフェで、かなり品数が多い。

食事は毎朝外に面したテラスで取った。バギオ特有の涼しい気候のもとで食べる朝食は美味しく、良い一日のスタートが出来た。

デザートは果物類とケーキ類があったが、果物だけをとった。

従業員は割と若い人が多く、きびきびとしていて見ていると気持ちよい。

日本のラーメン店もあり、ランチタイムは開いていないようである。「ラーメンヌック」という名前が見えるが、ちょっと気になるところがある。

青空と木々や芝生のグリーンが映えて大変美しい。

バギオ滞在中は概ね天気は良好であったが、一日のうちで夕方に急に雨雲が現れて雨になることがあった。ここは天気が変わりやすい。

朝食が終わるころになると、ゴルフをしている人たちの姿が見えた。

外に出てみた。

派手なデザインをしたジプニ―は安い料金で乗り降り出来るのでしばしば利用している。この乗り合い自動車は、もともと米軍の小型四輪駆動車ジープを改造したもので、どこででも乗り降り可能である。最近は排気ガスを減らすために、電気で動くタイプもあるそうだ。

ベンキャブ美術館（ Bencab Museum ) を訪れた。ここにはすでに２回来ている。ベンキャブというのはフイリピンで National Artist といわれる画家である。

美術館の内部は写真撮影が可能で、いろいろ撮らせていただいた。気に入った作品をいくつか紹介したい。

この絵を見ていると、日の丸や日本人らしい人物が見えるが、これは戦前の日本人の姿を描いたものと思われる。

この美術館は山岳民族の人々を題材とした彫刻が数多く展示されている。

こちらは美術館内にあるレストランである。

レストランで昼食をとった。

美術館の全体を外に出て見てみた。

木々の間に小さな鳥がいた。

バギオは1000メートルほどの高原地帯にあり、高原野菜と共に花の栽培が盛んに行なわれている。美しい花がどこででも売られている。

カントリークラブの中には様々な花が咲いていて、見飽きないほどである。

この花は日本でもよく見かけるが、トランペット・フラワーという名前がついている。ピンクをはじめ、白、黄色がある。

これまで真っ赤なユリの花はあまり見たことがない。

何だか造花みたいであるが、本物の花である。

アジサイが咲いていて、日本のものと同じである。・

バギオは高原地帯にあるために一年中気温が高くなく、平均して25度位である。ことに朝晩は涼しいくらいである。日本の軽井沢のような感じで、小生がフィリピンにいた時は避暑にしばしば来たことがある。

「ハロハロ」をご存知だろうか。フィリピンを代表するスウィーツである。

知人の誕生日に２回招かれた。最初は内輪の１０人ほどのパーテイで、中華レストランで行われた。

知人が誕生日を迎え、中華レストランでパーティを開いた。

”YAMASHITA Japanese Ramen”　と書かれたラーメン屋の看板が見える。Yamashita と言うのは太平洋戦争末期にフィリピンで最後まで戦い、処刑された山下将軍のことである。