ヒートホールンにて

2019/04/22 - 2019/04/22

オランダの東寄りに位置する水郷の町、ヒートホールン（日本語表記の多くは「ヒートホルン」）に行きましたのでご覧ください。
この村は、泥炭でできたたくさんの島があり、その間にある水路の上を木の橋が結んでいます。
水路べりには多くの茅葺屋根の農家が遺され、全体として牧歌的な雰囲気を醸し出し、車が入れないので静かです。
それがために、オランダのヴェネツィアとも呼ばれるそう。

ちなみに町の名は、入植者がこの湿地帯で数多くのヤギの角を発見したことから、「ヤギ(=giet)の骨(=hoorn)」と名付けけられたとのことです。


なお、例によって、大したことない内容であることを予め記します。

エリア ヒートホールン(オランダ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

オランダを走っていると、あちこちに運河があります。
この高さは海抜０ｍだと思うのですが、GPSを見るとマイナスのところが多いです。「neder」だから、当たり前??

ヒートホールンに着いたのが、ちょうど昼前。朝もロクロク食べてなかったので、まずは腹ごしらえ。

De Witte Hoeve カフェ

水路脇を歩いていて、良さげなパンケーキ＆食堂を発見。入ることにしました。

地元産や名物をいただきました。
右上から時計回りに、
-Gieters Boeren(Gieters farmers pancake) 12,75
Filled ham, onion, musjrooms, French beans, carrot, corn, peas.
ヒート（ホールン）風パンケーキ。いろいろ入っていてパンケーキというよりソース無しお好み焼きって感じでした。
-12-uurtje(Gieters Noon) 11,50
Small soup croquette French brie, smoked almon, farmers bread.
スープ、クロケット、白カビチーズとスモーク・サーモン。「uurtje」とは「時」のことで、ゆえに英訳はヒート風お昼！
-Gieterse fish & Chips 15,50
Served the Giethoorn way: slightly breaded with cod and homemade aioli.
ヒート風フィッシュ＆チップス。魚はタラで、アイオリ・ソース付き。
-Broodje Kroketten(Croquettes roll) 7,75
Two 'burgundian' meat croquettes with rough mustard mayo.
ロール状クロケット。日本のコロッケのルートともいわれているものです。
写真にはありませんが、樽出しのビール(Grolsch pils)が50clで5,00でした。

水路には、観光船や貸しボートがたくさん航行しています。

観光案内所 (ヒートホールン) 散歩・街歩き

水路の裏手には平坦な光景が広がります。
地平線が見えそうで見えないのは、オランダ！

比較的新しいカメラで、パノラマ写真がけっこう簡単に撮れることが分かり、試してみました。
手前を流れる川は真っ直ぐです。

のどかな光景です。

この水路で使われている船は、独自の平底船だそうです。

船にも乗ろうと思っていたのですが、待ち時間が長く諦めました。

観光的水路から離れて、普通の道路で駐車場へ。
これは亜幹線ですが、その横には広い水路があり、たくさんの自家用車ならぬ自家用船が行き来していました。
沿道には、バイク屋ならぬボート／船外機屋がけっこうあり、ここでも「ヤマハ」や「スズキ」が大活躍。写真左手の旗もヤマハ発動機のもの。

アムステルダムの北にある、北海に続くワッデン海とアイセル湖（写真左）を分かつ長大ダムの、ほぼ真ん中にある展望台から。
このときは無知で、超望遠レンズで捉えたワッテン海の遥か彼方に見えた陸地を、イギリスだと思ってはしゃいでいましたが、下の案内図を見て意気消沈！
それは、フリースラント諸島で、オランダ国内です（泣）。

アフシュライトダイク（締め切り大堤防） 建造物

上の写真の本線と駐車場の間の法面にある案内パネル。
青と水色の境界線中央にある赤丸がこの位置。
かつて湾だったゾイデル海をこのダムで締め切り、淡水化された部分がアイセル湖で、ムール貝やウナギの宝庫だそうです。

この30kmにおよぶ長いダムの両端には水門があります。
船の航行時には、高速道路といえども赤信号が点灯。いかにもオランダです！

翌日はキューケンホフへの予定で、近くの町ホーフトドルプに宿を取りました。
そこでの夕食は、せっかくオランダに来たのだからインドネシア料理にしたかったのですが、良い店が見つからず、止む無くタイ屋に。

前菜と....

メインです。
この日は700km近く運転して疲れちゃって、地元の名物でもないので、詳細は記録しませんでした。
味は悪くなかったですが、ちょっと値が張りました。

街の真ん中の建物です。

ホーフトドルプのホテルです。
この町はスキポール空港の直ぐ南に位置し、このホテルはトランジット客を多く相手にしている感じ。
航空会社のSTPC（上級旅客の乗継時に宿泊が発生する場合）やイレギュラ（遅延・欠航等で宿泊が発生するとき）が少ないときには、宿泊客が少ないと見えて、ネットで安く出てました。
でも、駐車料金が高い！ 予め知っていれば、他のホテルを取ったでしょう！

コートヤード アムステルダム エアポート ホテル

ロビーです。

客室。
いつもは、この旅行記用に部屋を使う前にカメラに収めるのですが、疲れてそれ忘れ、チェックアウト直前に撮りました。だから、ベッドが乱れてます。すみません。
このあとは、キューケンホフ編に続きます。