少数民族と象使いがいる村 「モンドルキリ」へ！

2018/04/15 - 2018/04/17

カンボジアのモンドルキリへ。


モンドルキリはカンボジアの中でも、ちょっと他のエリアとは違う雰囲気のエリア。

標高800mの山が連なる高原地域で、象の保護地区になっています。

そして象を守るのは、象使いと少数民族 ---



野生の象に会いに、モンドルキリに行ってきました！


昨年の旅行記になりますが、カンボジアのお正月時期なので記事を書いています。普段みれないのですが、お正月は象を集めて儀式をしたりするので、訪問は一年で一番おすすめな日だとおもいます。

エリア その他の観光地(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0

私が宿泊したのは「Nature Lodge」というロッジ。

ここはレセプションがある建物で、写真のように自由に遊べるビリヤード、レストランがあります。

一年中暑い（４月は特に暑い！！）プノンペンとくらべてこちらは標高が高いので、２泊３日の避暑ステイ。

ネイチャーロッジ ホテル

モンドルキリを訪れたのはカンボジアのお正月。カンボジアではお正月や、仏の日（名前は忘れました）みたいな日には、必ずお店や家でお供えをします。

私が泊まった宿でも、お正月用にフルーツがたくさんお供えしてありました。お正月には神様が３時にやってくるのだとか。

ほんとかな。

おやつ？

ネイチャーロッジ ホテル

部屋に向かいます。

１棟１棟が離れになっているタイプのロッジ。
私が案内された建物は、一番奥のほう。作りはそれぞれ一緒みたいです。

ネイチャーロッジ ホテル

入り口にはハンモックもあっていい感じ。

カンボジア式の住居によくある、高床式です。
建物はシンプルだけど、森の中のロッジって、ちょっとロマンティック。

ネイチャーロッジ ホテル

ベッドには蚊帳がついていました。

カンボジアはデング熱（蚊を媒介して感染する病気）があるので、日本からワンプッシュの部屋用の蚊スプレーを持ってくるといいですよ。

私はカンボジアの旅ではいつも持参します。

ネイチャーロッジ ホテル

２日目はホテルで予約した、The Mondulkiri Elephant & Wildlife Sanctuary（象と自然の保護区）へ行くツアーに参加しました。

ホテルに車が迎えに来て出発。この風景の丘に降りて、ここからガイド兼通訳（途中で車に乗り込んできた）と一緒に象探し！

象発見！

象は半野生で飼われていて、それぞれの象に所有者がいるらしいです。
所有者は一人ではなくて、何家族かで所有して守っているんだって。

象の後ろに回たっり、気が荒立っていると危ないので、ガイドがOKというまで待機。

結構大きくてちょっと緊張します。

象にバナナをあげてもいいよ、と渡されたのであげてみることに。

屁っ放り腰。。。


鼻のあたりに持っていくと、器用に受け取って自分の口まで運びます。


かわいい。

今日はお正月なので、特別な儀式があるので、ボランティアセンターと呼ばれている集会場みたいな広場に象が集められてきました。

どんどん象が集まってきます。

すぐそばのベンチでランチを食べていたのですが、近すぎて緊張する。

象使いのおじいさん登場。

まるで飼い犬に芸をさせるように自由に操っています。すごすぎる！！！

けっこうビシバシ手で叩いたりしてるのにびっくりです。


象はいとも簡単に寝そべらされていました。

そして象は体に水をかけられたりしてました。
これも儀式の一つみたいです。

象つかいのおじいさんがなにやら始めました。

お米に、葉巻みたいなサイズのお線香をたてているところ。

甕にはいっているのなんだろう。

奥のお肉のようなものは、豚の頭でした。

料理はされていなくてそのままみたい。

一人ずつ甕にはいっている飲み物を飲みます。

勧められたけれど遠慮しておきました。

飲んでいるのは、今回のガイド兼通訳くん。

この村の人たちはプノン族という少数民族なので、カンボジア全土で使われるクメール語とは違う言語で話します。

午後はエレファントプールと呼ばれる小さな滝へ。

村の子供達がジャンプしたりして遊んでいました。

しばらくここでのんびり。

他の滝やエレファントプールで、まったりした後、プノン族の村に連れていってくれました。

カンボジアって舗装されていない道は、白じゃなくて赤い土が多いです。

お正月なので、中国人がお年玉を配りに高級車でやってきたりしていました。

中国ではケチだと思われるのが嫌で、知り合いや使用人などにも気前よくバンバンお年玉を配るんだって。

この日も車が来ると子供達が一斉に駆け寄っていきました。

バナナの葉っぱ（茎にみえて実は葉っぱの一部なんだって）を細くカットしてすりつぶしていました。

プノン族の伝統的な住居。

ロッジに向かう途中にあったペッパーファームに立ち寄ってくれました。

カンボジアは胡椒が美味しくて、世界でも有名。

かなりの広さのペッパーファームです。

ロッジの夜。

空には満点の星。


モンドルキリの旅は、偶然にもカンボジアのお正月だったので、予期せぬ象の村のイベントに参加できてラッキーでした。


私が参加したツアーは森の中を歩くので、雨の降らない11月～４月の中旬くらいの参加がおすすめです。ここに掲載しきれなかったものも、いつか紹介したいとおもいます。

ネイチャーロッジ ホテル