セブパシフィックで2年ぶりにフィリピンへ行く（本編③ ）シキホール島でお大尽観光した

2019/03/26 - 2019/03/26

３月２６日（火）晴天
本日は黒魔術師の島『シキホール島』観光の日。
シキホール島内の移動は甥がレンタカーを手配した。
レンタカーと言っても運転手付きである。
日本で言うとタクシー貸し切りのようなもの。
こんな贅沢はしたことが無い。
運転手兼ガイド付きのお大尽観光であった。

本当はレンタルバイクで移動するのが一番自由が利くし便利らしいが、息子は免許がなく、嫁はバイクに乗ったことが無いため断念。
嫁は次に来るときはバイクに乗ると息巻いていた。

エリア その他の観光地(フィリピン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 交通手段: レンタカー

朝7時２０分発の船に乗るためホテルを６時４０分にでた。
また今日もホテルの朝食はお預け。日本から持参のカップラーメンで済ませた。

ターミナルへ入る時も身分証明書の提示が必要で、またパスポートのお世話になった。

オーシャンジェットの高速船でシキホールに向かう。

船内は背もたれがメッシュの座席。
乗客はフィリピン人中心にちらほら欧米系と中国人。日本人は２人（私と息子）だけだった。

一番後ろの座席に『釣り竿入れ』表示があり、どこに釣り竿を入れるのか不思議だったが、この船は日本で使われていた船を改装したものだろう。

二階にビジネスクラスがある。
怖くて見学しなかった。

船は大きな揺れもなく快適であった。

４０分ほどでシキホール島へ到着。
海がきれいである。

すかさず嫁の記念撮影。

船を降りると小さなターミナルがあり

ターミナルを超えたところでトライシクルやタクシーの呼び込みに出くわす。
我々は呼び込みを無視し、お迎えのドライバーに促されタクシーに乗り込んだ。

シキホール島＜駆け足観光＞の始まりである。

『ここら辺がシキホール島の中心地でシキホール・シキホールと言う』とドライバーが説明したところでJollibee発見。
まずは腹ごしらえすることにした。
ジョリビの看板が　I ? SIQUIJORとなっている。地元密着企業を訴えているのだろうか？？？

まだオープンしたてのようで、ドライブスルーは工事中だった。

Jollibeeの斜め迎えに懐かしい感じの建物が建っていた。

シキホールでは最低２か所でシュノーケルをしたい！！と嫁に言っておいたので、ドライバーが最初に向かったのは

Tulapos Marine Sanctuary　と言う海洋保護区

ちょうど干潮時で手前に干潟が見え、沖にリーフが見えるので、多分珊瑚がありそうだが、干潟を見た同行者面々がここでは泳ぎたくないと言うので「仕方がないな・・・」と言う顔をしてシュノーケルの中止に同意した。

本当のところは、昨日に日焼けした頭頂部がまだじんじんと痛いので今日はあまり気乗りがしなかった。
＊写真は保護区の監視小屋。どう見てもリゾート気分になれない。　
　実際のところ我々以外にだれもいなかった。
　ただ、ぼーっと海を眺めるにはいい場所だといまさら思う。

続いてドライバーが向かったのは超定番のサラグドーン・ ビーチ。

岩場に滑り台と飛び込み台がある。
ここで、甥と息子は頑張って飛び込んだ。それを見た欧米系の方々が
「NICE !!」と笑顔で褒めたたえてくれたのを父は頭を冷やしながらぼーっと眺めていた。
ただ、リゾートの割には人は少なかった。

奥に中華レストラン併設の宿泊施設があった。
ドゥマゲティもそうだが、とにかく中国語の看板が氾濫している。

ひりひり頭で気乗りがしなかったが、嫁がシュノーケルをやると言うので同行した。幸い海水はあまりしみる事はなく何とか泳ぐことは出来た。
もっとも海中は小さな珊瑚がぽつりぽつりとあるだけで寂しいものだった。
泳ぎ進むとその小さな珊瑚の端から鋭い眼光で私を睨みつける者がいる。

その近くを探すと３ＬＤＫほどのクマノミマンションが・・・
ほんとに小さなクマノミもいて暫く一家だんらんのお邪魔をした。
しかし、本日の収穫はこれだけであった。

シュノーケルも早々に切り上げ、次に向かったのが
カンブガハイの滝
滝に行くにはガイドの先導のもと石段を１３６段降りて滝へ向かう。
＊帰りは１３６段を上がるのだゼイゼイ言いながら登ることになる。

下りる途中で滝が見えてきた。

降りてびっくり、たくさんの欧米系の方々がまるで湯船につかるように楽しんでいる。
なお、独特の色の水は冷たくも無くちょうどいい水加減だった。

岸の高い岩のところにターザンロープが３か所あり、20php支払うと楽しむ事ができるらしいが、我々は財布を車に置いてきてしまったので誰もターザンになれなかった。

我々をサポートしてくれたガイドさん。滑りそうになった私を支えてくれたりして気配り満点。感謝しています。
お大尽気分になって嫁にチップをたんまり弾むよう言っておいたが
はたして・・・

四か所目は樹齢400年のセンチュリーオールドバレッテの木ではなく

その横のレストラン。
ここで昼食を採りながらセンチュリーオールドバレッテの木を眺めた。
そして、昼食後に一階の土産物屋で200phpの帽子を買った。愛用の帽子ではフィリピンの強い太陽がメッシュの穴から私の頭皮をじりじりと焼くのを感じたので。

駐車場には欧米系の方々が乗り回しているレンタルバイクが止まっていた。
シートが熱くならないよう段ボールで断熱のサービスがある。
ちなみに、これ有料駐車所だった。そのよこのトイレも有料。

最後にドライバーはこじんまりとしたビーチに連れて行ってくれた。
人も少なく、海と空の青と白い砂浜がとてもきれいなビーチだった。
何故か斜めに生えているココナッツがあり「Amazing　COCONUT」と書いた
旗が掲げられていた。

そこに登るの時近くのテントにいた若者が竹で支えてくれてくれる。支えてくれたお礼は「Donation」。

見上げると真っ青な空にココナッツの葉が揺らいでいた。
次に来るときはここでのんびり過ごしたいと思った。

最後の最後に本物の　Ｉ?SIQUIJOR　で記念撮影しシキホールを後にした。

シキホールはもっと田舎の島だと思っていたが立派なリゾートアイランドだった。しかし、短時間で何か所も観光ポイントを回るのは社員旅行しか経験がない。
いつも行き当たりばったりなので、今日のように整いすぎているのは何か物足りない気がする。
＊それにしても欧米系の旅行者が多いのは驚きだ。