コソボ ～おとぎ話に出てきそうな美しい町プリズレン～

2017/01/04 - 2017/01/05

アルバニアの首都ティラナからバスでコソボのプリズレンへ向かいます。

コソボに行くと言うと、「え、危なくないの！？」と反応されることが多いですが、ごく一部地域(セルビア系住民が多い北部)を除いて安全です。

今回はティラナからプリズレンへの移動方法と、プリズレンの町の紹介をします。

エリア プリズレン(コソボ)

前日にホテルノーベルの隣くらいにあるMetropol agencyというトラベル会社でプリズレン行きのチケットを購入しておきました。10ユーロだったかな。現金払いのみ可。

バスは朝6時と15時の二本があるようで、朝6時発を選択。Metropolの建物の前からバスが出ます

バスはこういう大型バス
エアコンもしっかり効くし、日本の大型観光バスみたいな感じでそこそこ快適

途中こんな山道をひたすら走ります
1回どこかでトイレ休憩があります。※さきほどのバスの写真はそこで撮りました

2時間半くらいでコソボとの国境に到着
バスから降りず、パスポートだけ回収されます。
国境を越えてそのまま走ってると後で入国スタンプを押されたパスポートを返してくれます
ちなみにコソボの入国スタンプがあるとセルビアへは入国できなくなってしまうそうなのでプランニングは注意ください

国境を越えてしばらくするとスーパーマーケットみたいなところでミニバスに乗り換えさせられます。料金はかかりません。

結局ティラナから4時間弱でプリズレンの北西側のバス停に到着
町の中心までは徒歩で15分くらい
ティラナに帰るときもここから乗ります

まずは宿にチェックインして荷物を置きます
city hostelというバックパッカーに人気の有名宿

トイレシャワーは共用
ベッドはなかなか寝心地いいです

町の中心の橋
綺麗な町並みです

大きなクリスマスツリーもあります

町の東側にある高台の上にある城を目指します。
その前に腹ごしらえ。ハンバーガーとコーヒーで2ユーロくらい

雪が積もった坂道をツルツル滑りながら登っていきます

途中、教会がありましたが門は閉まっていました
近所の住民がカギを持ってるらしく、探し出してカギを借りて入ることも出来るそうです。なんかのゲームみたいな話だ

城までもう少し

20分足らずで城の入り口に到着
入場は自由で無料です。アメリカの支援で修復中らしいです

プリズレンの町並みを眺めることができます
町からはモスクのアザーン(礼拝の呼びかけの歌)が聞こえてきます

美しい ずっと眺めてても飽きない
夕方近くになると続々と地元の人が登ってきて景色を眺めながら談笑していました
コソボの人は話すのが好きみたいです。日本のことも色々と聞かれ、プリズレンに来てた日本人バックパッカーの話もしてくれました

暗くなる前に城から下ります
町中の橋には恋人たちが付けていったカギがたくさんありました

ディナー 確か6ユーロくらい

翌朝も雪が相変わらず積もっています

この日はティラナに帰るバスが夕方発なので、町中をあてもなくブラブラしました

この塔は町のどこからも見えるのですが、何故かなかなか辿り着けないと言われている。
あっさり辿り着きました

高台の北側のほうは日が当たらないので雪がものすごい
コーヒーを飲んだりゆっくりしながら出発まで時間をつぶしました

帰りは定刻より30分遅れで出発

夜になると雪がひどくなり
途中バスが雪にはまり動けなくなるハプニングも
吹雪の中みんなでバスを押して脱出したのは良い思い出です。

帰りはそんなこんなで6時間かかりティラナに帰りました

コソボのプリズレン
こじんまりした町ですがすごく美しく時間がゆったり進んで心が和みます。
夏はもっと美しいそうなので東欧を巡る際は是非ご検討を。