有楽町で万引き家族

2019/03/08 - 2019/03/08

有楽町の駅前、道路を渡ったビルの中に映画館「スバル座」はあります。そのビルの上には経営する「スバル興業」の本社があります。ですがこの会社、経営している映画館はここだけです。阪急阪神東宝グループとなっているのですが、本業は道路関連事業やレジャー・不動産事業など。「会社の設立記念に映画館を作ったのではないか」と、うわさされるくらい映画が本業とは思えない業務内容なのです、、、なんだか旅行記ではなくて、会社の説明みたいなことを書いていますが。

独立館のためか、上映される映画は独特の選び方で、特に映画好きではないと知らない映画ばかりに思えてしまいます。一度も行ったことが無かったのですが、3月に「万引き家族」の上映があるので初めて見に行きました。

平日に行くと、館内は三割程度のお客さん。年齢的にはお歳を召した方が多く、皆さんが見やすい画面の中央付近に座っても、充分空席がありました。ちょっとレトロな感じもありますが、ボロでも汚い訳でもなくシートもゆったり座れました。

終わると次の映画は新人監督の映画シリーズらしく、入れ替え制でした。それでもロビーには沢山の人が待っていました。映画好きの人には、他では見られない映画を上映する面白さもあったようです。

しかし、残念なことに3月14日、スバル興業から映画館閉館のお知らせが発表されました。行った時の入場者数から想像して、単体で営業黒字を出すのは難しそうに思えました。館の老朽化などもあるのかも知れません。

映画の後は銀座をお散歩。お腹が空いてきたので、ビールを飲みながらお食事。有楽町にあるため、ショッピングや食事の場所にも困らない映画館ですが、無くなってしまうのはちょっと寂しい。閉館予定の10月までに、また来てみようかなと思いました。

エリア 銀座・有楽町・日比谷(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

入場券を二階で買い、階段を三階まで登ります。

スバル座 名所・史跡

ロビーには昔の写真や売店がありました。

その昔は「丸の内スバル座」、多くの俳優も来たそうです。

ロビーにはテーブルと椅子、上映された映画のパンフレットがありました。

館内、余裕を持って席を選べました。

空調や壁面を見ると、レトロ感も感じられます。

シートはゆったりと座れました。

ここまで来たので、周辺をお散歩。東急プラザ銀座へ。

平日のためか人は少なく、ゆっくり見られました。

和風な小物、銀座だけに外国の方も多いのでしょうか。

各階に生け花が。６階のラウンジでいけばな展が行われていました。

屋上へ出てみようと思ったのですが、施設の調整中だそうで行けたのは１１階のレストラン街まででした。

銀座シックスへ。観光バスが止まっていて、中国語が聞こえてきました。

ここもレストランが沢山、お店を選ぶのに迷うくらい。

おしゃれな空間デザイン。フランスの方のデザインだそうです。

ブランド店もあるようですが、和風なお茶のお店も。

蔦屋書店の展示。

日本の観光や文化などを英語で紹介する本が並んでいました。やはり外国の来店も多いのでしょうか。

屋上まで上がると風がありました。都会の中で、目の高さに緑とビルが見える光景。

お腹が空いたので、食事のお店へ。

フローズンビールで喉を潤しました。