台北のたび　2019年3月（２）故宮博物院と至善園、中正紀念堂や総督府、台北駅、龍頭酒楼と夜市など

2019/03/22 - 2019/03/22

台北のたび　2019年3月（２）

２日目は、
台北の定番スポットを巡ります。
名品満載の故宮博物院や、のんびり回遊できた至善園、巨大な施設の中正紀念堂や自由広場を見学します。
クラシックな総督府や、雑多な雰囲気の街中の市場、台北駅。
夕食は龍頭酒楼で巨大な広東ダックを食し、その後夜市を散策しました。

盛りだくさんな1日でした。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルの朝食

卵料理ある？と聞くと、オムレツにしますか？

しばらく待つと、

キュートなオムレツでした。

サンワン・レジデンスの朝食。

種類は少ないけれど、和洋中なんでもござれです。

納豆もあります。

台北定番のスポットその１。

故宮博物院。

アクセスが煩雑なので、タクシーを使います。
台北のタクシーは安いので、この後も何度か利用しました。

清朝の美術品等を収納していた大陸の故宮博物院。
蒋介石はそこから精選した美術品を、台湾に移しました。その数約6万件冊。

いまでは世界三代美術館の一つになっています。

観光客が必ずチェックするのが、この翠玉白菜と、肉形石。

ところがどこにもない！

スタッフに聞くと、現在台湾国内を回遊中とのこと。
本物より、この写真の方がいいよ、とはスタッフの言葉。

で・・
写真を掲載します。

碧玉屏風

最初は翡翠と勘違いしていたが、検査で間違いとわかり、碧玉屏風と名を改めた云々とか書いてありました。

翡翠や碧玉の総称としてjadeを用いるが、中国人が好きなのは翡翠特に硬玉。

鼎（かなえ）

祖先への肉等の煮炊きに使ったものが、礼器となった。

青銅器の持つ存在感は呪術の世界。

宋晢宗。

北宋第７代 皇帝。

経歴はよくわからないけれど、スッキリしたポートレート。

彩色された陶器の女性立像。

彩色された陶器の男女像。

鎮座ましますお釈迦さま。

怒髪天を衝く南天王。

明朝時代の作品。

中国様式とはちょっと異質？
とおもったら、チベットとありました。

故宮博物院の横手にある府城昇華。

ここでお昼します。

ビーフンに肉味噌をかけたもの。

案外あっさりで美味しかった。

故宮昇華は、リージェントが運営するレストラン。
白菜や肉形石をもした高級料理が食せます。

府城昇華はそのカジュアル版。

上にゆくほど、お高くなります。

もっとお高く、結婚式の宴会料理はどうでしょうか？

お待ちしております。

至善園。

食後の腹ごなしをかねて入園します。

故宮博物院のチケットがあれば無料。

小規模ながら、中国庭園の風情が満載。

木陰の中を、のんびりと回遊します。

家族ずれがのんびりと、かくれんぼ？

屏風のまえに、琴？

龍神と水は相性がいい。

涼やか雰囲気でした。

台北定番のスポットその２。

中正紀念堂。

蒋介石。中正は名で、介石は字（あざな）。

間に合いました！

蒋介石の巨大像のまえの、衛兵の交代。1時間おきに実施しています。

宋美齢は、蒋介石の妻です。

「宗家の三姉妹」の有名な言葉、「一人は金と、一人は権力と、一人は国家と結婚した」で、権力と結婚した２女。

自由広場。

中正紀念堂や蒋介石の像など、巨大なものが多い。
蒋介石は、中国国家の正当な継承者と考えていたのかも。

総統府。

日本統治時代の、旧総督府。

設計は、長野宇平治。彼は辰野金吾の弟子なので、どこか東京駅を彷彿とさせます。

？？

非常時に、バリケードを設置する特殊車両みたい。

総督府前に複数台ありました。

この怪しい道を行くと・・

城中市場入り口。

小生は、セーラ服も売っている城中市場に行きたかったのだけれど、全員から反対され、
近くのフルーツ市場に向かいます。

鮮やかなオレンジやパイナップル。

南国ですね。

こ、これは・・

仏（釋迦）の頭の格好をした、釋迦頭（バンレイシ）。
そのまんまですが、初めて見た。

買いたかったな。

台北駅。

今回気が付いたのですが、周りに線路がありません。
地下線路でした。

内部の巨大なコンコース。

前回訪問した時は、正面に新年を祝う垂れ幕がありました。

ペッパー君も健在。

台湾語で話しかけないとだめかな。

龍頭酒楼。

日本から予約しましたが、日本語は全く問題なし。

今回のお目当ては。

巨大な、これはなんでしょうか？

子豚？

残念でした。

・・・ダックです。
北京ダックではなく、広東ダック。１羽分注文しました。

北京ダックと広東ダックの違い。

北京ダックは皮だけを食べるが、広東ダックは肉も食べます。

皮と肉を切り分けた皿と、皮と肉を合わせて厚く切った皿をサーブしてくれます。

気が利きますね。

皮と肉、どちらが好きかは好みですが、油の多い皮と肉を一緒に食べれば、よりおいしくたくさん食べれました。

さすがに、三人では完食は無理。

周りのテーブルは、大人数で広東ダックをメーンに、その他も食べていました。

中華料理は、やはり大人数で食すに限ります。

寧夏路夜市。

最後に近くの夜市まで散策します。

ここはグルメ中心の夜市。

さすがにみなさん、お腹がいっぱいで見るだけでした。

ひとひとの群れ。

現地の人も多かったようで。

夜市の向こうには小学校が。

繁華街のど真ん中にありました。

で・・
ホテルに帰還します。

この旅行記へのコメント （2）

• ciao66さん 2019/03/30 19:39:21

  白菜が「出張中」、一人旅では食べられないダック、残した宿題？

  　故宮博物院は白菜が「出張中」で残念でしたが、お庭のほうがリラックスできていい所だと思いました。
  　もっとも展示物は私には猫に小判だったので（笑）トムソーヤさんの記事を見て、アッこんなものが有ったのかと（汗）。
  　今回はおかげさまで、いいところにご案内いただき、素晴らしい食事を楽しめました。一人旅ではダックは無理でしょう！
  　城中市場、飛ばしてしまって済みませんでした・・・少し宿題を残してまた再訪するのもいいかも・・・？
  
  

  トムソーヤさん からの返信 2019/03/30 22:09:14

  Re: 白菜が「出張中」、一人旅では食べられないダック、残した宿題？

  至善園は小生も好きです。のんびりできましたね。
  大昔の故宮博物院は、白菜でも、豚の角煮でも、たくさんおいてある感じで、色々楽しめました。最近は綺麗すぎて、展示する文物が少なすぎるようです。
  釋迦頭を食べに、再訪するかもしれませんね。ciao66さんも奥様とご一緒にいかがですか。