2019年3月 世界フィギュアスケート選手権観戦の旅

2019/03/20 - 2019/03/24

2019年3月19日～24日まで埼玉県さいたま市のさいたまスーパーアリーナで開催されたフィギュアスケートの世界選手権に行って来ました。

世界選手権が日本で開催されるのは2014年以来、前回もさいたまスーパーアリーナが会場でしたが、前回はテレビ観戦でした。

平成最後の日本開催の世界選手権、そして、五輪二連覇の羽生結弦選手の4ヶ月ぶりの実戦復帰の大会であるため、羽生選手が出場すると見越して、今回は5日間通し券を取り、ナンチャッテなフィギュアスケートファンの夫(カメラ小僧)と一緒に観戦して来ました。

写真少なめの観戦記ですが、よろしくお願いします。

エリア 埼玉

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

3月20日(水)半日仕事をし、午後に地元を出発、東京駅からは楽なので、東北新幹線の自由席を利用し大宮駅へ。

まずはホテルにチェックインして、夕方5時過ぎに徒歩7～8分のさいたまスーパーアリーナへ向かいました。

女子ショートプログラムの第2か第3グループくらいから観られるかな。

この跨線橋の向こうがさいたまスーパーアリーナ。

かなり以前、友人に誘われてマーチングバンドの全国大会を観に来て以来だわ。

橋の上から遠目に、世界選手権の看板が見えました。

早く観たくて気持ちが逸ります。

入口のAゲートが分からず、うろうろしてしまいましたが、なんとか辿り着きました。(以前来た時は新都心駅からだったので)

ちょうど休憩中で、Aゲート前の広場はたくさんの方々で溢れかえっていました。

まずは、Aゲート前のテントで5日間通し券と交換したのですが、有料の公開練習チケットを取るという考えがなくて、ロシアのザギトワ選手(ナンチャッテ)ファンの夫(カメラ小僧)は諦めきれずに、「このチケットで練習って観れますか？」と係りのお姉さんに尋ねてました。

「観れないです」とにべもない返事にガックリな夫(カメラ小僧)・・・3500円も取るんだからって言ったのにね。

おっと！入場前に羽生選手のポスター(？)を撮らなきゃ！

４ヶ月ぶりの実戦復帰で心配だけど、羽生選手が思い描くような演技ができますように。

こちらが世界選手権の看板。

日本選手の写真入りの看板も。

競技会場はカメラ撮影厳禁ということで、会場会場内の写真はありません。

女子ショートはロシアのザギトワ選手の圧巻のパーフェクト演技の前に日本選手はやや苦戦気味ですが、22日(金)のフリーの演技に期待しましょう。

21日(木)、この日はペアのフリーと、待ちに待った男子ショートが開催されるので、10時過ぎには会場へ・・・日中ほとんどを会場で過ごしました。

写真は四泊お世話になったアパホテルさいたま新都心です。

(イベント価格なのか、四泊分の宿泊料金の高いこと！)

大会期間中に参拝予定の氷川神社の一の鳥居。

長い参道らしく、もちろん、本殿は見えません。

順調に会場到着後、前日も撮った羽生選手のポスター(？)を再びパチリ。

違う角度からパチリ。

どんだけ羽生選手が好きなんだ？って感じですけどね(笑)

スポーツの枠を越えた芸術的で美しい演技、端正でありながら、絶対的オーラのある佇まい、スケートに全て捧げているようなストイックな生き方にも惹き付けられるのかも知れません。

男子ショートの滑走順。

ペアフリーが終わって、中国のペアの優勝を見届けてから、休憩のために会場外へ出た時に撮りました。

観戦二日目のさいたまスーパーアリーナ。

休憩時間に他の場所へ行くほどの時間はないので、けやき広場などをうろうろ。

観戦者が約18000人もいるので、休憩時間も周辺は人・人・人でトイレもコンビニも大行列で一苦労でした。

男子ショートプログラムを観戦して、ホテルに帰ったのは22時頃。

23時まで営業しているホテル内のインドカレー屋でレディースセット(1550円)を注文。

ナンとサラダとタンドリーチキンとエビカレーがセットになり、ビールはホテルのフロントで頂いたドリンク券を使用しました。

今回はほとんどが大会観戦に費やしたため、一日三食をまともに食べることは少なかったのですが、二日目にようやくまともな食事にありつくことができたって感じです。

3月22日(金)、大会観戦前に武蔵国一の宮・氷川神社に参拝。

いや～参道の長いこと長いこと・・・想像以上でした。

一の鳥居から本殿まで2km以上あったのにはびっくり！

ゆったり散歩がてら歩くのにはぴったりかも知れません・・・

二の鳥居だったかしら？ここまで来るのに15分も歩きました。

途中にあった団子屋さん。

ランチに鰻を食べる予定なので、間食は我慢我慢。

三の鳥居かな。

本殿まであと少し！

ようやく三の鳥居を潜ります。

まだ本殿は先？

ここまで、どんだけ歩いたか・・・観戦前にヘトヘトになりそう。

赤い橋を渡ったところが楼門。

お宮参りの方々を多く見かけました。

想像以上に立派な楼門でした。

参拝者が後から後からやって来るので、他人様が写り込まないようにするのが大変でした。

違う角度から撮った楼門。

舞殿。

こちらが拝殿。

拝殿の向こうに本殿があります。

【武蔵国一宮 氷川神社】
孝昭天皇3年に創建したと伝わり、御神体は須佐之命(スサノオノミコト)、奇稲田姫命(クシナダヒメノミコト)、大己貴命(オオクニヌシノミコト)。
別名、大宮氷川神社。

拝殿にも参拝者が次から次へとやって来るため、無人になるのをじっと待ちました。

ご朱印(500円、お供物付き)を頂き、境内をササッと見学し、御朱印展を観覧。

館内には写真撮影についての貼り紙等はなかったので撮らせて頂きました。

埼玉県内の神社のご朱印が展示されていました。

同じくご朱印。

たくさん歩いてお腹も相当空いたので、予定していた川魚料理のお店に向かいました。

氷川神社一の鳥居を出たところにあるかのうやさん。

まだ12時前だというのに、結構お客さんが入っている模様。

人気店らしく、店内はほぼ満員に近かったのですが、どうにか席を確保でき、限定15食のひつまぶし定食(1850円)を注文しました。

鰻はタレの味も良く、表面がカリッとしていておいしかったです。

また、サラダと漬物バー、鯉のあらい、きも吸い、食後のドリンク付きで1850円は安いかも知れませんね。

ちなみに、やはり限定15食の鰻の蒲焼き定食はすでに売り切れていました。

ランチ後は、もちろん、さいたまスーパーアリーナへ。

この日は、アイスダンスと女子フリープログラムが行われました。

毎日撮っているAゲート。

会場内はバナー禁止のため、会場外で記念写真を撮っておられた羽生選手ファンの方の力作のバナーをお願いして斜めから撮らせて頂きました。

3月23日(土)、埼玉県の銘菓『白露宝』を買うために、大宮そごうへ行きました。

お目当ての白露宝を買って、昼食用のお弁当を買って、それから、ドトールでお茶して、またスーパーアリーナへ。

男子フリープログラムの滑走順です。

結果銀メダルだったけど、魂を感じさせる羽生選手の渾身の演技にうるうるしちゃいました。

オリンピックを二連覇してもなお、さらに高みを目指す羽生選手の演技を、再び競技会で観られたことに感謝です。

3月24日(日)、さいたまスーパーアリーナ通いもついに最終日です。

午後3時から始まるエキシビション前に、以前から行ってみたかった西浦和の別所沼公園に行きました。

駅から歩いて数分、広くてきれいな公園でした。

沼の周囲も整備が整っていて、気持ちの良い景色です。

大分散ってしまった彼岸桜と風信子荘(ヒヤシンスハウス)。

建築家でもあった詩人・立原道造(1914～1939)が自身の別荘として設計したものの、夭逝してしまったため、実現することのできなかった小さな山荘が2004年に有志により竣工されたことを知っていましたが、なかなか浦和方面には縁がなく、今回、ようやく訪ねることができました。

かつて訪れ、2年くらい前に再訪した信濃追分の油屋旅館(一般の旅館としてはすでに廃業、現在はNPOの手に委ねられている)、娘と親子三人旅で訪れた信濃デッサン館内の特別展示といい、少女時代に憧れた詩人の足跡を今も辿ることができるなんて、本当に幸せなことだと思います。

そして、好きなフィギュアスケートの世界選手権に5日間も通えることも幸せなことですね。

看板越しに見る風信子荘。

この時点では中を見学できるなんて思ってもいなかったのですが・・・

風信子荘についての説明板です。

よく見ると、開室曜日と開室時間が下部に書かれていました。

こじんまりとし、別荘、山荘というより小屋のイメージですが、後に建築界の巨匠となった丹下健三氏や浜口隆一氏などが、東大建築科在籍時に憧れの眼差しで見ていたといわれるほどの優秀な、道造らしいこだわりが細部にまで感じられるような建物です。

記帳して、内部を見学させて頂きました。

トイレはありますが、浴室や台所などのない狭い室内ですが、道造の夢を詰めこんだ小さなお城だったのでしょう・・・生前に遂に叶うことのできなかったのが残念です。

別所沼公園散策後は、エキシビション観覧のために、またまたさいたまスーパーアリーナへ。

どの選手の演技も素晴らしかったけど、特に、羽生選手の『春よ、来い』 は、情感のこもった美しい演技でした。

ザギトワ選手の演技中に、会場で買ったザギトワの愛犬マサルのマペットを振って、ご満悦だった夫(カメラ小僧)。

50代後半なのに、そもそも犬のマペットを恥ずかしげもなく買っちゃう夫(カメラ小僧)って、いったい？(笑)

休憩中に食べたクレープとミルクティー。

大会期間中は、会場近くの飲食店はどこもいっぱいで、休憩するのも大変でしたが、新都心駅改札近くのこのお店は案外穴場でした。

新都心駅改札口脇にあったKOSEの羽生選手の巨大ポスター。

私と同じように、カメラを向けている方多数でした。

オリンピックの次に権威のある大会が日本で開催されることは、あっても数年に一度なので、もしかしたら、もうこのように行く機会はないかも知れませんので、とても貴重で楽しい5日間でした。

ついでではありましたが、かねてから念願の別所沼公園の風信子荘も見ることができて、本当に良かったです。

昨年9月の九州旅行も途中になってるし、その他の旅行もまだ下書き状態となっていますが、頑張って順次アップしていきたいと思います。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

この旅行記へのコメント （4）

• お黙り！さん 2019/09/08 16:54:29

  世界選手権つながり？

  ゆずのはさん、初めまして。
  私の旅行記にご訪問ありがとうございます。ゆずのはさんは「フィギュアスケート」を生で見て来られたんですね。凄い！！友達とテニス、バトミントンに続き柔道を見たのですが。何時も2人で「フィギュア見たいね」と話し合っています。でも、全然チケット、かすりもしません（笑）カメラ小僧さん、50代後半だそうで、うちのパパも一緒です。よく、「○○小僧」と言ってます。年代なんでしょうかね（笑）
  マリー

  ゆずのはさん からの返信 2019/09/08 21:47:13

  コメントありがとうございます。

  マリーさんもフィギュアスケートにご興味がおありなんですね。嬉しいです。一度、生観戦されたら、はまりますよ♪
  
  多分、私がマリーさんの旅行記を訪問したのは、アイルランドツアーを検索していて見つけたからだと思います。7月に念願のイギリスに行き、次はアイルランドと思っているので、モハーの断崖のマリーさんの旅行記をじっくり読ませて頂きました。参考にさせて頂きますね。(マリーさんの外国の訪問数すごいですね、羨ましいです。)
  
  フィギュアスケートの海外観戦はまだないので、いつか海外の試合観戦もしてみたいです。国内のチケット争奪戦は凄まじいものがありますが、マリーさんもチケットを奪取して生観戦をぜひ！！
  
  ゆずのは
  
  

• ゆずのはさん 2019/05/02 12:56:09

  yoshieriさん、お久しぶりです。

  コメントありがとうございました。
  
  日頃、くじ運の無い私ですが、珍しく通し券が取れ、運良く行くことができました。結弦くんが優勝できなかったのは残念でしたが、登場するなり会場は熱気に包まれ、演技後はそれこそ地鳴りのような大歓声でした。さすが生観戦は迫力があり、来て本当に良かったなと思いました。ナンチャッテザギちゃんファンの夫は優勝にご満悦でしたし、周辺の観光もできて充実した5日間を過ごすことができました。

• yoshieriさん 2019/04/29 09:41:00

  観戦記ありがとうございました

  ゆずのはさん、こんにちは！
  世界選手権、通し券で観戦されたのですね。
  都内に住む私にとっては最も近い世選会場でしたが、チケット（練習も含めて）が取れずに自宅観戦となりました。
  
  テレビ、ライストでも白熱して見ていましたが、実際の会場の熱気はすごかったでしょうね。雰囲気伝わります。
  
  大宮のまわりには氷川神社など、見どころもありそうですね。ゆずのはさんの旅行記を参考にして、行ってみたいです。
  
  yoshieri