2019/01/31 - 2019/02/02
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さくらいろさん
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夫が冬の金沢で蟹を食べたいとリクエスト。
以前は福井に越前ガニを食べに行っていました。
「越前ガニ」は福井県によって商標登録されブランド蟹になっています。
そのため石川県内で水揚げされたズワイガニは「越前ガニ」の呼称を
使えません。
それでは、と石川県では「加能ガニ」と名付けました。
「加」賀と「能」登からの名称です。
赤タグ(越前ガニ)に比べて青タグ(加能ガニ)は価格が安いとか。
夫の意見では日本海のほぼ同じ漁場で獲れるため、品質や味に差はない
とのこと。
それなら青タグで充分、と金沢を目指しました。
今回はJALのダイナミックパッケージ(航空券+ホテル)を利用。
北陸新幹線ができたので鉄道を使う人が多いのか、小松空港を利用する
パッケージはお得です。
ホテルも昨年、金沢のホテルで初めてクラブラウンジができたという
「金沢東急ホテル」に1泊するプランで1人22,600円です。
もう1泊は能登の民宿「ふらっと」を別に予約しました。
小松空港からはレンタカーです。
冬の北陸、お得で美味しい物がいっぱいの食べ歩き旅行となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー JALグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
2018年にJGCプレミアを達成したので、今回から
羽田でも「ダイアモンド・プレミアラウンジ」を
使えます。
JGCカウンターでチェックインしてラウンジへ。 -
サクララウンジでは、飲み物とおつまみの
提供ですが、こちらではパンやおにぎりが
並んでいます。
13時のフライトなので軽くいただきました。 -
小松行きに搭乗。
東京の街並みを眺めながら向かいます。 -
14時過ぎには小松空港に到着。
-
小松からは福井、石川両方に行けます。
「恐竜王国 福井」
福井県では恐竜の化石が発掘されています。
特に勝山市は恐竜の町として有名で多くの恐竜の骨や歯、
卵の殻の化石が発掘されているとのこと。
鉄ちゃん夫は勝山駅にも以前に行っていました。
今回は石川方面へ。 -
小松空港からレンタカーです。
「KUROBUTA」レンタカーを予約していました。
ネットで探している時に見つけた格安レンタカーです。
店舗はなく、空港から電話すると車を配車してくれます。
到着便も知らせていたので、すぐに来てくれました。
返却も空港内の駐車場に置けばいいとのこと。
代金も2泊3日、保険込で11,900円でした(割引クーポンも
ありました。じゃらんより)
しかも次の旅行記に書きますが、能登町に宿泊する時に
レンタカーを利用して行くと2,000円の補助あり。 -
雪が舞う中を金沢へ。
1時間ほどで金沢東急ホテルに着きました。
香林坊にあります。 -
車を地下の駐車場に停め、ロビーに上がって行きます。
「金沢東急ホテル」は1985年開業ですが、2002年以降は
ビジネスホテル「金沢エクセルホテル東急」となって
いました。
その後、2015年の北陸新幹線開業に合わせて大規模な
改装を行い2014年に元の名称に戻りました。
2018年にはクラブラウンジを新設しています。
私達はちょうどいいタイミングで滞在することになりました。 -
フロントでチェックインした後、同じフロアにある
クラブラウンジに案内されました。
今回はラグジュアリーフロア(1泊朝食)クラブラウンジ
利用付きというプランで宿泊します。
ラウンジは新しくできたばかりなので、すっきりした
インテリアできれいです。
朝食、ティータイム、カクテルタイムの利用ができます。
7:00~21:00まで。 -
ティータイムの時間だったので、コーヒーと
小さなお菓子をいただきました。
ほっとひと息。
でも、あまりのんびりしていられません。 -
ラウンジを出て部屋に入りました。
23㎡のツインルームです。
広くはないですが、今回は1泊するだけなので
充分です。 -
バスルームもバスタブがあり、きれいです。
-
ラウンジでのんびりできなかったのは、
近江町市場に行きたいから。
今回は市場で蟹を買って食べること、夫が友人との集まりの
ために海産物を送りたいという希望がありました。
市場は遅い時間には閉まってしまいます。
16時過ぎにホテルからタクシーで近江町市場に
来ましたが、やはりもう商品は少ないです。残念。
海産物を送るのは翌日にして、夕食に食べる蟹を
調達しました。
お店の人に頼んで、買った蟹を調理してくれる料理店を
探してもらいました。
何とか交渉成立。 -
市場近くにある「近江町食堂」
ここで調理してくれることになりました。
有難い。
5時に開店というので、それまで少し町歩き。
開店時間にやって来ました。 -
市場近くだけあって、海鮮メニューも豊富です。
-
蟹を茹でてもらうのに時間がかかります。
待っている間に「寒ぶりの刺身」で1杯。
日本酒は「手取川」です。
夫は、ぶりがあまり好きでないのですが、この時は
「初めてぶりが美味しいと思った」とのこと。
やはり地元で獲れた魚は美味しいです。 -
いよいよ蟹が登場。
お店で15,000円で買って、ここで調理してもらうのに
2,000円でした。
立派な蟹で食べごたえがありました。
念願かなって金沢で蟹を食べることができました。
お酒も追加。 -
もう1品ということで、のどぐろの唐揚げを
注文。980円。
のどぐろはすっかり高級魚となりました。
私としては、ちょっとくせのある味だなという
感想でした。
それでも冬の北陸に来たな、という海鮮を食べることが
できで満足です。
お店もコースで料理を頼んでいるお客さんや家族連れなどが
いました。
頼んで蟹を料理して貰ったので、お礼を言ってお店を出ました。 -
5時から夕食だったので、まだ時間が早いです。
近江町市場からバスで金沢駅へ。
駅は新幹線開業ですっかり改装されていました。
金沢は市街地に城下町の面影があり、歴史的風景、文化や
伝統などを残す観光都市でもあります。
その玄関口にふさわしい立派な門ができていました。 -
駅構内にもお土産屋さんや飲食店がたくさん
あります。 -
この日の二次会は駅構内の店で。
100番街にある「黒百合」金沢おでんの店です。
大人気でたくさんの人が並んでいました。
私達も並んで入りました。 -
平日の夜なので、会社帰りの人もいっぱい。
おでんで1杯飲んで帰る、なんていいですね。 -
おでん屋さんの軒数が全国1位の県はまさに
石川県だそうです。
特に金沢市は人口に対しておでん屋の数が全国1位。
知らなかった。
注文したのは、車麩、蓮根すり身、ごぼ天、厚揚げ。
日本酒と夫はさらに「もつ煮」も頼んでいました。
金沢おでんは魚介だしをベースにしたスープで煮込んで
います。
あっさりと上品な味で、とても気に入りました。 -
駅からまたバスで香林坊まで。
ホテルに戻ります。
ラウンジは5時~9時までカクテルタイムなので
それに間に合って三次会。
スパークリングワインやモスコミュール、白ワインなどを
いただいています。
おつまみもありました。(ナッツ、スモークサーモン、
チーズ、クラッカー、ドライトマトなど)
外は雪になりそうで寒いけど、暖かいラウンジでのんびりと
過ごせて、いい夜でした。 -
翌日の朝、部屋の窓からの景色は真っ白。
一晩で雪景色となっていました。
びっくり。 -
朝食はラウンジでの金沢の食材を使った献立(30食限定)
と他に2軒のレストラン、の3か所から選べました。
私達は事前に予約をしておいてラウンジでの朝食にしました。
ラウンジの窓の外も雪景色です。 -
ラウンジでの朝食、素晴らしい献立でした。
のどぐろの一夜干しがとても美味しかったのですが
小皿に並んだ料理もどれも地元食材で美味でした。
「白山名物固豆腐と能登の根菜サラダ」「金時草と甘エビの
酢の物」「能登はたはたのエスカベッシュ」「茄子のオランダ煮と
小松菜のおひたし」などなど。 -
「石川県産コシヒカリ」「加賀味噌と百万石なめこの
お味噌汁」に季節のフルーツまでついて、幸せな
朝ごはんとなりました。
のどぐろの一夜干しがあまりに美味しくて、2人とも
きれいに食べました。
最後にラウンジのマネージャーさんが「こんなにきれいに
食べてくださって、ありがとうございます」と声をかけて
くださいました。
いえいえ、本当に美味しかったです。 -
チェックアウトして街歩きに出かけます。
金沢東急ホテル、スタッフも親切で感じがよく
いいホテルでした。 -
ホテルを出て兼六園に向かう途中で
「石川近代文学館」に寄りました。
石川県にゆかりのある近代文学作家に関する資料を
一堂に集めた総合文学館です。
2008年にリニューアルし、石川四校記念館と文学館の
複合文化施設となっています。 -
石川の三大文豪(泉鏡花、徳田秋声、室生犀星)
をはじめ、作家たちをテーマ別に11の部屋に収め
石川の風土を織り交ぜながら紹介しています。
厳しい風土の中で生まれた作品が並んでいました。
また、ちょうどこの文学館が開館して50周年記念とのことで
「五十歳だった 石川ゆかりの作家、五十歳の一年間」という
記念の作品展も開催中でした。 -
建物は洋風赤煉瓦造2階建てで国の重要文化財に
指定されています。
中は文学館と旧制第四高等学校の教室が続いています。 -
復元教室は多目的利用室となっていました。
他にも室生犀星の書斎を復元したサロンなどもあり
文学館と四高記念館を行き来できるようになっていました。 -
建物の裏手に出てみると、そこも真っ白。
-
さて、兼六園へ。
-
兼六園は加賀百万石前田家の庭園です。
広さ約3万坪。
1676年から1850年代まで、約180年の歳月をかけて
造られました。 -
文化財指定庭園で特別名勝となっています。
典型的な池泉回遊式庭園で、霞ヶ池を渡る石橋を琴に
見立てた「ことじ灯篭」はその代表的景観。 -
兼六園の中で最も枝ぶりが見事な松「唐崎松」
11月1日に始まる雪吊り作業は、北陸に冬の訪れを
告げる風物詩となっています。
まさに雪吊りの冬景色を見ることができました。 -
海外からの観光客も多く、皆さん、その美しさに
感嘆の声を上げています。
こんな雪景色、なかなか見ることができません。
とてもラッキーでした。 -
雪をかぶった椿の花。赤がきれいです。
-
兼六園から道を渡ると金沢城公園(金沢城跡・
国指定史跡)です。
戦後、1949年から1995年まで金沢大学のキャンパスとして
使用されていました。
その後、石川県が金沢城公園として整備を始め、2001年から
2015年にかけて順次、各建築物が復元されています。 -
金沢城石川門。
公園の入り口に建つ入母屋造の城門。
表門、櫓門など8棟からなり、宝暦の大火後の
1788年に再建されたもの。
金沢城は1881年の火災で焼けましたが、城門は残りました。
立派な門です。 -
再建された建物、美しいです。
-
雪に覆われて、さらに美しく見えます。
-
公園内にできたばかりの休憩場所。
新しい木の香りがして、カフェもありました。 -
兼六園と金沢城公園の散策を終えて、
タクシーで近江町市場にやってきました。
昨日買えなかった海産物を送る仕事が残っています。 -
今日は昼間なので蟹もたくさん並んでいました。
-
のどぐろの干物や昆布巻きかまぼこなど。
-
地元で獲れたものがたくさんありました。
-
商品も多く、お客さんも多いので活気があります。
やはり市場はこうでないと。
夫は友人宅での飲み会用に蟹やのどぐろ、小糠鰯
などを送る手配をしていました。
まさに産地直送です。
大きな箱を2つ、3つと送るお客さんも多く
商売繁盛です。 -
近江町市場の中にも金沢おでんの店が
ありました。
昼食に食べていくことにします。 -
店の中にはおでんの「いっぷくや」や他にも
魚料理の店があります。 -
メニューもいろいろ。
賑わっています。 -
私達は、やはり金沢おでんを。
お兄さんにどれがおススメ?と聞きました。 -
注文したのは「かに面」「車麩」「玉子焼き」
「ロールキャベツ」「ばい貝」「赤巻き」
「大根」「あら汁」も。
あっさり上品な味の「金沢おでん」すっかり
気に入りました。
ここで昼食を済ませ、100円バスでホテルに戻りました。
駐車場から車を出して清算と思ったら、駐車代として
最初に支払った1200円だけでした。
やはりいいホテルだったわ。
さて、ここから能登半島に向かいます。
続く。
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