2017/03/19 - 2017/03/19
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Baobaboonさん
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「北京原人Who are you?」という映画をご存じだろうか?
緒方直人主演で結構な額をかけて制作した映画なのだが、
あまりにもくだらない内容と展開で苦笑しか出なかった。
クソ映画としては「シベリア超特急」と並ぶくらいの迷作である。
中心部から西に50kmの周口店に北京原人遺跡はある。
北京の主要観光地は観たことがあるので、
今回は映画の供養も兼ねて行ってみることにした。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
周口店行きのバスは天橋バスターミナルから出ているらしい。
ところがその天橋バスターミナルがどこにあるのかよく判らない。
地下鉄の珠市口駅で降りて天橋らしき場所をうろちょろしたのだが、
バスターミナルらしき建物は無い。
どうやら天橋エリアの路上にバス停が集まっており、
それらの総称でバスターミナルと称しているみたい。
ちょうど天壇公園の西側あたりだ。
という事はこのむちゃくちゃ広いエリアから、
目指すバス停を探さなければならないようだ。
836番のバスという事は判っていたので、
その番号を探すのだがなかなか見つからない。
時間はどんどん過ぎていく。
昼飯をゆっくり食べたせいで天橋に着いたのも遅かった。
そのうえ広いエリアを迷ったせいで更に時間を浪費してしまった。
これでは到着が夕方になってしまう、、、。
仕方ないので付近に居る中国人に聞きまくった。
「ウォーシャンチー、チヨウコウディエン」(周口店に行きたい)
「パーサンリュー、ナーリー?」(836どこ?)
何人にも判らないと言われ、
機嫌の悪いおばさんには怒鳴られ、
やがてバス停の係員らしき制服の2人組に尋ねたところ、
大通りから奥に入った方向を指差してくれた。 -
そこに行ってみるとまさに今836番のバスが出発したところだった。
バス停の掲示をみると917番でも行けそうである。 -
しばらくするとその917番がやってきたので乗り込んだ。
周口店までは10元(約160円)であった。
とりあえず進むことはできそうで安心である。
ただ降りる場所にちょっと不安が出てきた。
「周口村路口」と「周口店路口」のどちらで降りればいいの? -
バスは高速道路を順調に走った。
途中永定川を渡る時に遠くに盧溝橋が見えた。
マルコポーロが絶賛したという美しい橋みたいだが、
あまりに遠かったのでよく判らなかった。 -
1時間程走った頃にバスの車掌がやってきて、
次で降りろと言ってくれた。
北京原人を観にいく私を気にしていてくれたのだ。
中国旅行って腹立つ事が多いけど、
たまにこういった優しい人もいる。
降りたバス停は周囲に何もないただの通り沿いであった。
ここは「周口村路口」なのか、
さては「周口店路口」なのかと確認したら、
どちらでもない「周口店站」であった。
よく判らん、、、。 -
バス停に居た人に北京原人遺跡の行き方を聞いたところ、
38番のバスに乗れと教えてくれた。
ちょうど目の前に38番のバスが止まっていたので、
急いで乗ろうとしたところ何故か車掌に乗車を断られてしまった。
そして逃げ去るようにバスは出発していった。
バスは混んでいなかったのにどうして??
日本人に対する嫌がらせかと思ったけど、
同じように中国人も乗車を断られていたのでそうでもなさそう。
仕方なく次のバスを待つ。
来ない、、、。
30分近くも待ったけど来ない。
もう時刻は3時を過ぎた。
観光地の常として、
営業時間は冬季11月~3月は17:00で終了ってことがある。
ここまで来て入れないって事は辛すぎる。 -
ようやくバスは来たけど超満員であった。
通勤ラッシュ並みの混みよう。
それでも車掌のところまで進み、
北京原人のところで降りたいと伝えた。
若い女性車掌であったが、
鉄のような冷ややかな顔つきで頷いてくれた。
あまりに冷淡な顔にびびってしまい、
運賃を払うのを忘れてしまった、、、。
とにかく北京原人遺跡に着いたようだ。
あんまり人気ではないのか、
降りたのは私以外にカップル一組だけであった。 -
確かにたどり着いたみたいだ。
チケット売り場で確認すると、
11月~3月は16:00で営業終了みたい。
しかもチケット販売は15時30分で終了との事。
只今の時刻は時刻は15時28分、、、。
でもね、
北京原人遺跡と言ってもとくに面白い訳ではないの。
本物の北京原人の骨は第二次大戦中にどこかにいったみたいで、
資料館に飾ってあったのはただのレプリカ、、、。 -
この遺跡の一番の見所は原人が住んでいたとされる洞窟なのだが、
建築用のゲートが閉まっており。
そこには掲示板があった。
「2016年7月15日より保全工事中で閉鎖となっています」 -
外から見えたこいつは洞窟を保護するやつなのね、、、。
全く何しに行ったのやら、、、。 -
帰ります、、、。
原人洞窟は見られませんでしたが、
周囲の木々からは春の訪れを感じる事ができました。
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