惜別　石勝線夕張支線

2019/03/08 - 2019/03/08

昔から夕張には行ってみたかったがチャンスがなかった。
まさに風前の灯である夕張支線。きっと高倉健の「ポッポや」も夕張のような駅をイメージし、幾寅駅で撮影したんだとおもう。裏山秀人さんの旅行記に触発され、無くなってしまう前にと、特典航空券を予約した。彼のように写真を上手に取れないし、機材もないが乗ってみることに意味があると思った。昔の蒸気機関車の活躍を想像しながら、一両の短い気動車で夕張をひっそりと尋ねるのかと思いきや、キハ40系は満員。ほとんど鉄道マニアが乗っている。
でも、思い切っていっていてよかった。当時の鹿の谷駅などの広さや路線自体の勾配を体感することができ、ただ昔を空想しているよりも、実感がわいてきた。
夕張支線、長い間お疲れさまでした。
せっかくなので、廃止が決まっている留萌線、学園都市線を回って帰ることにした。結構ハードな旅になってしまった。

エリア 夕張(北海道)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 2.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 1.5
• 交通: 1.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

新潟からボンバルディアで千歳へ。
プロペラは風向きが変わると音が変わるのが嫌い。

これも変わってしまうんだろう。

千歳で待っていると、夕張ゆきの気動車が入線してきた。

新千歳空港から夕張は、南千歳で待つよりも始発の千歳まで行ったほうが良さそうなので、千歳で待つことにした。

これは、日高色というそうですが、最後くらいは昔の国鉄カラーだったらいいのにと思いました。

千歳で出発を待つ。

この電光掲示も見納め。

この通り、大混雑。
さすが、廃止目前
同じことを考えている人が多かった証拠。

まもなく、夕張

人でごった返している夕張駅。

運転台。

夕張駅の発車を、たくさんのカメラマンが待ち構えている。

夕張駅を出発して、まもなく鹿の谷駅

執着の夕張駅。足の踏み場もない

写真を撮ったことだし、ここから折り返し、室蘭本線経由で留萌に行き、今日は留萌に泊まる。

立派な駅舎だ。廃止のあとは、ライダーむけの土産物屋か？

追分駅。
ここから室蘭本線を岩見沢に向かう。

しかし、線路がわるいよな。
レールには1966年とか書かれている。マジ？

室蘭本線の線路だが、これじゃ廃止しなければならない理由がわかる。

追分駅に岩見沢行の気動車２両編成が入選してきた。

ここも複線なんだけど、むかしは相当の石炭を運んだためだとおもった。
ここもレールが悪そうで、スピードが出てくると、バウンドする感じがある。

岩見沢に到着した。
これから留萌に行って泊まり。

早く着きたいので、ここだけ青春18きっぷではなく、ライラックのグリーン車に乗る。