浜離宮恩賜庭園の菜の花

2019/03/08 - 2019/03/08

浜離宮恩賜庭園の菜の花と汐留の高層ビル群の写真を見て、無機質で都会的な高層ビルと、のどかな黄色の花のコントラストがいいなあと、菜の花の季節に行きたいと思っていました。
抜けるような青空の日に行ってきました。
JR新橋駅から徒歩10分です。

エリア 汐留(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル

新橋駅から歩いて10分、浜離宮恩賜庭園の大手門橋に到着。大手門橋から見た築地川です。新橋駅、汐留のあたりは高層ビルに圧倒されるような風景ですね。

浜離宮恩賜庭園の大手門に到着。

浜離宮恩賜庭園 公園・植物園

入場料300円を払って中へ。

入り口を入ってすぐに「三百年の松」。6代将軍家宣の時代に植えられた松で樹齢300年です。

堂々とした美しい枝ぶりです。

枝が横に広がっています。大事に手入れされているのでしょうね。

おお~見たかったこの風景！
コンラッド東京と電通ビルが大きいので圧倒される感じ。

スマホと一眼レフを併用して撮影。これはスマホですが、なかなかいい。

のどかな田舎道にありそうな菜の花なのに、背後の高層ビルが異質感。

菜の花畑。都会の公園だからちょっぴりかと思っていたら、予想より広いです。

この日が抜けるような青空。映えて絵になる

低い位置から撮ってみました。

菜の花は盛りを過ぎたものもありますが、30万本もあるそうで、次々咲いてしばらくきれいに見られるでしょう。

浜離宮には梅林もあります。こちらも満開（少し過ぎていたかな）。

梅と菜の花と高層ビル

背景にコンラッド東京を入れて撮ってみた。

梅林。

白梅。よい香りがします。

ピンクの梅も可憐です。

「思いのまま」という名前の梅。1本の木に白とピンクの花が咲いてます。

同じ木から色の違う花が出て不思議ですね。だから「思いのまま」という名前なのかしら。

庭園内に水上バスの発着場があります。

ポ～と汽笛の音をたてて、水上バスが出ていきます。

人はあまり乗っていない様子。

川に出ていきます。浅草方面行です。この青空の下のクルーズは気持ちよさそう。

東京湾に面した歩道を歩いてみます。
広々とした海は気持ちがいい。

将軍お上がり場。ここから将軍様は舟に乗降しました。

潮入りの池。海からの水を引き込んで、潮の干満によって趣が変わります。

水門の開閉によって、水位を調節しています。

池にはハゼ、チチブ、ドロンゴなどの魚がいるそうです。

職人さんが松の手入れ。ここの松は、1本1本がとてもきれいに手入れされています。

潮入りの池から高層ビルを見る。

海手お伝い橋を渡って、庭園の中央のほうへ。

鴨場の小覗。庚申堂鴨場と新銭座鴨場の2つがあります。
この小覗から鴨の様子を見て、エサでおびき寄せ、捕獲していたとのこと。

池の向こうは松の御茶屋です。

中島の御茶屋。

お伝い橋を渡って、中島の御茶屋のほうに行きます。橋は全長117ｍで檜造り。

鴨たち。

中島の御茶屋。お抹茶と上生菓子やお饅頭がいただけます。外国の方も多く休んでいました

潮入りの池の中ほどにある小の字島。橋で結ばれています。

鷹の御茶屋。茅葺き屋根がとてもいい感じ。将軍が鷹狩りをするときの休憩所として使われていました。農家ふうの佇まいで建てたもの。

松の御茶屋。11代将軍家斉の時代に建てられたものを、平成22年（2010年）に資料に基づいて復元されました。

紅梅とビルのコラボ。

サンシュユの黄色の花もよく咲いてます。

そろそろ出口のほうに行きます。菜の花畑が遠くに。手前は内堀。

ぐるりとして、「三百年の松」のところに戻ってきました。

私は都内の公園では新宿御苑が一番好きで、浜離宮恩賜庭園はそれほど行ったことがありませんでしたが、初めて菜の花の時期に来て、高層ビルの中の自然、よく手入れされている清潔な感じ、広々とした海が広がっている風景がすっかり好きになってしまいました。