基隆で寄り道グルメ

2019/02/18 - 2019/02/20

十分天燈節祭の天燈揚げに参加しますが夜の回までに時間があるので、基隆で時間を潰します。

エリア 基隆(台湾)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

とりあえず十分旧市街の観光地区を歩きます。

九分に近い雰囲気で観光客向けのお店が立ち並ぶ。
清水の三年坂通りを思い出します。

寺がある筈ですがちょっと観光地区よりも離れたところにあるので門だけ見ました。

ぐるっと曲がって線路のある地区に入ってきました。

ここに来ると更に人が多くなり、賑やかになってきます。

人々が指差す先、そこにはもちろん空に浮かぶ天燈。

ここでは普通に線路に人が立ち入っています。まあその前にレンガ30センチぐらいしか高さがないので片足で簡単に乗り越えられてしまうのですが・・・

ここでは天燈屋が観光客向けにいつでも天燈を揚げられるようにしているので昼までも普通に揚がっているのが見られます。

・・・まあ私はイベントで夜揚げるので今はやりません。

結構上昇気流があったのでこの日はあっという間に天に上がって行って米粒みたいになります。

谷間の多い場所ですが吊り橋が・・・！
うう・・・実は吊り橋が苦手なので遠慮しておきます。

台北からの臨時バス。
本当はこれに乗って台北からここに来るはずだったのですが、まあこれに乗ってると整理券が取れなかったかもしれないので仕方ないですね。

全然車がいません。

・・・当然なのですが今日はイベントの為交通規制をかけているのでここは一般車両やタクシーは入れません。
朝９時頃に動物園からここまでタクシーで乗りいれた時はまだ警察に停められなかったようですが、今はもう誰も入れません。

ここで規制線の切れるところまでいってＵｂｅｒでタクシーを呼ぼうとしたのですが、現地のお巡りさんとうまくコミュニケーションできないなあとグーグルの力を借りつつにっちもさっちもいかない感じですが、ちょっとお目零しで近くまで乗りつけて貰ったので、平渓線（電車）の半分以下の時間で目的の基隆に辿りつけたので運が良かったと言うか・・・兎に角、有難いです。

Ｕｂｅｒ使って30分ほどで十分から基隆に着きました。改装されて間もないのか存外近未来的な外観で意外でした。日本で言う上野の様な始発駅だった（所謂０地点）ので古い駅を想像していました。

基隆は港町なので、かなり大きいクルーズ船とかが停泊しています。最近は、日本からもかなりクルーズ船が出ているようで今日もダイアモンドプリンセスが見えました。

門田隆将の「この命、義に捧ぐ」という本で昔旧日本軍中将・根本博氏が国共内戦の金門島戦役に参加するために海を渡ったと言う話を知ったのですが、大型船ならいざ知らず、転覆してしまいそうな小さいポンポン船で宮崎、屋久島、と途中島々を経由しながら基隆までたどり着いたと言うので凄く驚きました。
現代人が飛行機で移動するような距離をまさかボロ船で水漏れで水を必死にかき出しながら遥々台湾にやってきたというのだから凄い話だと改めてここにきて実感します。
https://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%81%AE%E5%91%BD%E3%80%81%E7%BE%A9%E3%81%AB%E6%8D%A7%E3%81%90-%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E3%82%92%E6%95%91%E3%81%A3%E3%81%9F%E9%99%B8%E8%BB%8D%E4%B8%AD%E5%B0%86%E6%A0%B9%E6%9C%AC%E5%8D%9A%E3%81%AE%E5%A5%87%E8%B7%A1-%E9%96%80%E7%94%B0-%E9%9A%86%E5%B0%86/dp/4087805417」

山のキールン、の文字がハリウッドみたい・・・きっと山肌についてるのは、クルーズ客船からも見えるように高いところに出しているのでしょう。

何せ朝が早かったので、何か食べたいところです。基隆は夜市で有名な街。昼間でも何かやってる店がある筈。

台湾スイーツと言えば豆花！
冷たいのと温かいのがあります。
温かいのはシロップが生姜テイストで冬にいいです。

三兄弟豆花と言って地元客にも人気です。
メニューが写真付きで、選びやすいです。

いよいよ基隆廟口夜市です。

黄色い提灯が目印です。

早速入り口のところ、地瓜餅の屋台が。
サツマイモを潰して固めて煎餅みたいに平たくして焼いているだけですがシンプルで美味しい・・・！
おやきみたいでした。

道幅はちょっと狭いですが昼間からガチャガチャ、熱気にあふれています。

港町なのでやはり海鮮系が多いです。

夜市が一番賑やかになるのはやはり夜なので、空いている店は半分程です。

廟口と言う名の通り、中に寺院があります。

何か縁結びっぽい事が書いてあるようですが読めない・・・

寺院はどこも素晴らしい装飾の門がありますね。

鍋よりも圧倒的にモリモリ山盛りのおこわが気になって適当に店に入ります。
カウンターみたいな席でこの手の夜市の中では珍しく着席して食べられるのがいいです。

ふかふか、もちもちのおこわが美味しいです！！！

人が食べてるものは美味しそうに見えます。
メニューが読めませんが、隣のおじさんが注文していたスープが美味しそうなのでこれも「チェーガ・イーガ（これ１個）」で頼みます。

豚肉とパクチー、筍の入った中華スープでこれも美味しい！

結構座って食べるカウンターが備え付けられている店が多いです。

残念ながら閉まっている店も多かったのですが、この蟹スープは気になった・・・！（＞＜）

道端の金魚鉢に青い魚・・・金魚みたいですが凄い青くて綺麗です。

何の魚だろう・・・初めて見る青さです。

どこの街でも店頭に立つ猫は絵になります。

猫がいる店に悪い店はない！（持論）

狭い路地を通り抜けるのは何か楽しいです。

この狭い、ごちゃごちゃしたカオスな街が好きです。

この後歩いて駅に向かう途中李鵠餅店に寄りました。パイナップルケーキなどを売る店ですが、せまーい店にお客と商品と店員がひしめき合っています。

基隆港による日本人のクルーズ客も沢山いたので、押し合いへしあい、頑張って打ち勝ち（？）何とか注文します。ここは自己主張が大事・・・！

このレトローな印刷の紙袋が好きです。

フルーツ系が多い中で気になったカレー酥（ケーキと言うよりもパイに近い）を１個買いましたが、これ意外とイケる・・・！！

１個と言わず、もっと沢山買えばよかったです。

ちょっと覚めましたがサツマイモのおやきも美味しいです。

さてそろそろ電車に乗って十分に戻らなければ・・・

バイバイキールン、今度はもう少しゆっくり楽しみたいです。