ついにロシア大使館に潜入

2019/02/28 - 2019/02/28

六本木交差点からまっすぐ外苑東通りを東京タワー方面に行きますと10分ほどで右手にロシア大使館があります。
警察官が3名ほど常時警戒していていつもモノモノしいです。ずっと思っていました。他の大使館とは違うピリピリ感。

2018年9月にビザを取りにロシア領事館へ行ったら、旧ソ連時代のような扱い、一人しか通れない内部。いつかロシア大使館に潜入してみたいと思っていたら、思わぬお誘いが。

因みに領事館はビザの発給だけをするところで、大使館の隣の鉄門が入り口です。

エリア 六本木(東京)

メトロ日比谷線の神谷町駅から行ったので、まず飯倉の交差点。

飯倉交差点から見る東京タワー。上の方は雲の中です。久しぶりの冷たい雨。

さて、ロシア大使館の角に来ました。今タクシーが入ったこの道は、、、

ロシア大使館の横の道入るとアメリカンクラブです。実はロシア大使館は二方をアメリカンクラブに囲まれています。なんだか「盗聴ごっこ」とかしてるのかな？

六本木方面へ塀沿いに歩いていきます。

正門は封鎖されていました。横の入り口から入ります。

ブザーを押すと鍵を開けてくれました。解錠のブーって音がしたら自分で重いドアを押して入ります。

門を抜け、ドアを開けてもらい、そうしたらこんな広場。

門の中。正玄関の斜め前。
外交官ナンバーの車がずらり。

正門。今夜も閉まっています。

まずは建物の入り口を探します。

玄関が分からず。ここ？いやその先。

こちらが正玄関でした。

入ってきた正玄関を内側からみたところ。

正玄関を入って右手にクローク。自分でかけます。

一人一人招待状が届きます。これがないと入れません。

受付を終えて階段を登ってきたところ。すごいステンドグラス。

二階へ上がりますとホール。奥に大ホールがあります。

二階のホール。片隅にステキな椅子が。

今夜は東京シンフォニアの音楽会でした。
指揮者はロバート・ライカー氏。

演奏前に急いでパチリ。
後ろの銀盤のようなものはモスクワ市内。エッチングです。

コンサート後のレセプションにはロシア料理が用意されてました。

しかしさすがロシア時間といいますか、大陸的といいますか、レセプションは50分遅れでスタートです。そういえば安倍さんもプーチン大統領との会談ではいつも待たされてますものね。

インドでは仕事でも1時間遅刻は当然でしたけど、今は変わっているのかな？

エジプトの仕事では3時間くらい遅刻して当然って感じだった。午後5時の約束に8時だったし。だからディナーは午前2時だった。暑い国なのでしょうがないですね。

手前の小さいお皿のキノコも美味しかった！マリネでした。

二種類のピロシキ。長いのはお肉。丸いのはりんごが入っていました。

毛皮を着たニシン。すごいネーミングですね。
ニシン料理ですがなかなか美味しかったです。上のコートは刻んだビーツだったかな？
話したり食べたりでよく覚えてない。

ブリヌイ・サーモン・ロール
ブリヌイはクレープ包みのこと。サーモンとチーズ巻きでした。美しい切り口。

オリヴィエサラダですと。美味でした。
ポテトと、ネギ？ネギは気付かなかった。

こちらが一番気に入りました。
スライスしたナス。中にはピリッと辛いものが入っていました。肝心の名前と材料を撮ってないですねー。

ワシリー寺院の小さいレプリカが飾られています。

レセプションは賑わっていました。黒い服が多いのは楽団員の方も参加しているため。

写真には写っていませんが、お着物の方も二名いらっしゃいました。参加者総数は200名強くらいでしょうか。

早めに切り上げて建物を出てくると、大使館の国旗のそばに紅梅と白梅（多分）が咲いていました。ライトアップされていたのは白梅だけ。
「これは梅ですよね？」とロシア人警備の方に尋ねたら、日本語で「日本語わかりません」と言われました。

帰り道、封鎖されている正面の門から建物を見ました。二階のライトがついているところがレセプションルームかな？ホールかな？

ロシア大使館。ステキな音楽に、お料理も美味しく、ワインも頂いて、楽しい夜でした。
それにしても入る時のあの無愛想なこと。警戒のものものしいこと。それでも公開されているスペースでは自由に写真も撮れました。

ちょっと非日常な夜でした。