乗り継ぎの旅　ムンバイ

2019/01/05 - 2019/01/05

ケララ、アンダマンニコバル諸島、ラダックと回って、いよいよ帰る、といっても、経由地が多くて。。


ムンバイで乗り継ぎ

エリア ムンバイ(インド)

コーチンからムンバイ空港に着いて

乗り継ぎに8時間あるんで、街へ

ボンベイレイルウェーに乗りたいので、トゥクトゥクで最寄りの駅へ

背の高いがっしりした兄ちゃんが、小さなトゥクトゥクを運転

最初はスムーズだったんだが。。。

渋滞にハマる

排気ガスがすごい

一方通行車線なのに、前から車やトゥクトゥクやバイクが来るし、

横からバスが横断するし、

なんてこった。。。。

人が横断するし、

車もトゥクトゥクもスピード落とさないし、人の横断邪魔しようとするし、

危ないったらありゃぃない。このお兄ちゃんだけが悪いんじゃなくて。みんなそうなんで。

少しでも先に出ようって、1センチでも先にって。。。

大変だね。トゥクトゥクの運転手

手とか足をちょっと出すと他の車やトゥクトゥクにぶつかるんで、気を付けて。。。

人にぶつからないか心配

こうしてサンタクルーズ駅に到着

ムンバイのトゥクトゥクはメータで。。70ルピーだった。　　あんなに大変な思いして、他の車両や人にぶつかるリスクを負って、排気ガスにまみれて、45分も運転して、ガソリン込みで110円って、ありがたや、というか、

なんだろう、この世の中って、人間社会って、本当に、理不尽。。。4.5秒で110円稼ぐ人もいるし。。。だからって、この兄ちゃんの何百倍人間として価値があるわけじゃないし、頭がいいわけでもないしね。

サンタクルーズ駅

インドに何度も来ているのに、インドの列車、初めて。うれしぃ～

BBCのドキュメンタリーBombay Railway　感動の名作　これを何度も見て

乗ってみたかったBombay Railway。。。。

ついに。。。ちょっと感激

列車が来た。。

これではないらしい。。。

次の列車が来た

停まらないうちにお客さん飛び降りるし、飛び乗るし　完全に停まる時間は30秒って決まっているみたいでその時間内に乗り降り完了するのはできないというのも理由だろう。

でも、そういやあ、インド人ってエスカレーター乗れない人よく見るんだけど、なぜ列車に飛び降り、飛び乗りができるのか？？

最初間違えて、一等車両にのってしまい、二等車両に移動

なんでだろう、オレの座っているところは空いてるのに、ドア付近が大混雑

窓は鉄格子　ここから出入りするやつがいるからか？

この明るさと暗さの強いコントラストがなんか、独特で、部分的に明るいもんで、やけに闇の部分が協調される。。。

日本の鉄道は、こんなコントラスト強くないと思うが。

相変わらずドア付近はギッシリ混んでる。

汗かいた男どもがひしめき合う。。。ゲイだったらうれしいかも。

隣の車両から、男か女かわからないやせた人が来て、アーとか言って、自分の腕をたたいて見せる。。。多分、お金を恵んでくれ、って言いたいんだろうが、ろうあ者なんだろうな。

まもなくサウスゲート、サウスゲート　一応、英語の表示はある。

おとなりの列車とほぼ同じスピード　　なんか、中央線と総武線みたい。。でも大きな違いは。。。ドアが開きっぱなし。でも、ドアはある。ただ、閉めないだけ。

サウスゲート駅に到着

止まるのをまたず、インド人の真似をして、飛び降りてみた。

安全とは言えない、やっぱり。転ぶかもしれないし。。。

旅の最後に、インド人に言いたい。

Don't risk your life to save a few seconds or a few rupees.　　あんたがたの命、もっと大切にしろって。。

これ、標識つくって、そこら中に張ってやりたい。

女性専用車両　これじゃあ、男性乗りにくいよね。

女性車両にアクセサリーとかの物売り（ホーカー）が来たって。　物売りは禁止されていて、鉄道警察が巡回していて、捕まると罰金、何百ルピーもとられる。BBCドキュメンタリー、ボンベイレールウェイでは、何度も捕まりながら、何年もホーカーを続け、子供を育てあげ、ついに貯めたお金で郊外に立派なアパートを買ったホーカー（女性）のサクセスストーリー（実話）がある。アパートの窓から素晴らしい笑顔を見せる、感動的なシーン。

チャーチゲート駅を出て

ゲートウエイ・オブ・インディアへ。

あんまり時間が無いので、行くところは限られている。

建物がきれい

Englandって感じ

夕食

おしゃれなお店

なんで、ちょっと高め

ファラフェルを頼んだんだが、

フライドポテトがついてきて、アイオリソースがたっぷり。

やばっ、あぶら多すぎ。。。5000カロリーはあるんじゃないか。。。

半分も食べずに、ごめんなさい。。。2000カロリーは取ったと思う。

隣の席に座っていたのは、インド人家族なんだけど、多分、アメリカかヨーロッパに住んでるんじゃないかな。英語がインド人らしくない。

これでアイス食べたら、激太り間違いなし。

Gateway of Indiaに到着

言い訳程度のセキュリティーをくぐり

そういやあ、ここ、テロのあったところだから

でも、セキュリティーを通らなくても、出入りできちゃうところが、インドらしい。

タージマハールパレス

きれいだね

でも、むかしの面影ってのは、感じられない。

そろそろ、空港へ

ウーバーよりもタクシーの方が安く　国際線ターミナルまで400ルピー

国内線より100ルピー高い。

途中で見た旧ビクトリア・ターミナス

なんてきれい。。。ちょっと、エディンバラで見た寺院の建築に似ている。

BBCのボンベイレールウェイで何度も出てきたところ。次回来た時は、是非、是非、行ってみたい。じっくり見てみたい。

空港までの道は、ドヤ街沿い

ぼろい建物が川沿いに何キロも並んでいる。

バイクと乗っている人、スカスカに見える。。。

道を渡るひとは突っ込んでくるし、車の突っ込んでいくし。。

大きな重そうな袋を頭に乗せた兄ちゃんが渡る

トラックの荷台にはたくさんの野郎ども

貧民街を過ぎると、豪華な空港が出現。。。

このコントラストたるや。。。

これ作るのに使った巨額のお金、1600億円とか、ちょっと社会保障や健康保険に回した方がよかったんじゃないか？母子家庭とか、病気で働けない人とか、貧民街で大したことない病気で死んでいく人たち救った方が。。。彼ら消費性向高いよ。。。

外国の人たちに空港の豪華さアピールしてもさ、近代的な国になりましたよ～、ってアピールしても、街に行く途中に貧民街見たら、インドの社会問題が一目瞭然。

あとさ、鉄道を空港に乗り入れるようにした方がよかったと思うんだがな。

インド旅行も終わり。。。まあ、しばらくインドはいいや。でも、しばらくたつと、また来たくなるから、次のインド旅行の計画。

ムンバイのゲットーとまたバラナシの火葬場の周りをうろついて、そして、ザンスカールのお寺に泊まり込む、かな。

ムンバイって、面白いところだわ。もうすぐ世界最大の都市になるってね。突っ込みどころいっぱい。インドの縮図を見たって感じ。次回はボンベイレールウェイの舞台となった場所を訪れたい。変わってしまう前に。