2019/02/10 - 2019/02/11
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shangmeiさん
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両親を連れて宗像大社と宮地嶽神社に参拝してきました。寒かったけど、思い出深い旅行になりました。
2日分まとめたので長いです。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2月10日日曜日。11時。
熊本から来る両親と福岡市内の西鉄薬院駅で落ち合い、お昼を食べに梅山鉄平食堂へ。
天気は良いですが、日陰は寒いです。
この日の福岡の最高気温12度、最低5度。
お店は桜十字病院の横の路地にあります。
11時15分到着。11時半開店ですが、既に15人くらい並んでいました。魚定食の美味しい人気店です。
カウンター席でしたが、なんとか一巡目でお店に入れました。
私はゴマアジ定食。刺身が分厚い。両親は鯖刺身定食とヒラメの煮付け定食。どちらも美味しかったようです。 -
さて、薬院駅の近くのトヨタレンタカーでコンパクトカーを借りて出発。アクアでした。じゃらんのキャンペーンで予約したので1500円オフ。
私が運転手だったので、運転中の写真はありません。
ナビに従い3号線を北上。連休だけあって、新宮あたりまでは少し混んでいました。3号線はファミレスとか多いですから、そこに入る車で渋滞している感じ。あと新宮のIKEAに行く車も多いですね。
高速は使わなかったので1時間半くらいで宗像大社に到着。
釣川添いに川上から行ったので、神宝館の横の第2駐車場に車を停めました。
これは手水舎。柄杓がないんですね。 -
初めて来ました宗像大社辺津宮。
宗像大社は、沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮、そして宗像の辺津宮の三社の総称です。
ここには宗像三女神の末女の“市杵島姫神”が祀られています。 -
本殿の屋根を横から見たところ。
破風板(で良いのかな?)の赤が華やか。青空に映えます。
女神だけど千木がソトソギだ。 -
長女の“田心姫神”、次女の“湍津姫神”はそれぞれ沖ノ島、大島に祀られていますが、宗像大社の裏手に伊勢神宮の第60回式年遷宮の時に下賜された別宮の古殿を移築再建してあり、そこにも祀られています。
沖ノ島はそもそも女性は行けないし、大島まで渡る時間がないという人も、ここでまとめて参拝できます。
こちらの千木はウチソギです。 -
次は高宮祭場へ。
森の中のこんな道を辿ります。 -
途中ひらけた場所から、玄界灘がちらりと見えます。
結構高台にあります。つまりそれだけ階段もあります。 -
高宮祭場には石積みがあるだけで何もありません。
ここに三女神が降臨されたとか。
みあれ祭の時はここで巫女舞なども奉納されるみたいです。
静かな場所ですが、私が行った時は小さい子供連れの家族がいて賑やかでした。 -
横の建物に御神籤とお札があります。
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これがお札。というかお守り。初穂料300円。
右半分に願い事を書いて納め、左半分はお守りとして持って帰ります。 -
ここにお札を納めてきました。
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さて、次は神宝館の見学へ。
拝観料800円。65歳以上は600円です。
私は以前九州国立博物館の沖ノ島展で大体の展示物は見ていたのですが、改めてじっくり見て面白かったです。 -
受付で絵葉書を購入。1枚100円だったかな。
これらの遺物は、遠く中国や朝鮮半島などから渡ってきた物です。他にも鉄やガラスなど当時の最先端技術を、神様に捧げたんですね。海の向こうからやってくる最新の品々。それがやってくる航路の安全を祈願して、宗像三女神は道主貴とも呼ばれているそうです。道の神様、交通安全の神様ですね。
ここの展示物の中では、ミニチュア機織り機が好きなのですが、ポストカードには入っていなかったので残念。 -
表の祈願殿に御朱印をいただきに行きました。
待合室みたいにイスが沢山あるロビーがあります。トイレもこちら。
御朱印帳を渡して番号札をもらいました。
出来上がったら呼ばれます。 -
宗像大社の御朱印です。初穂料300円。
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最後に福みくじ500円を引きました。
高宮祭場からの帰り道、1等のダイソンのヒーターを抱えた人を見かけたからです。1等が当たる人いるんだ!凄い!
あんな大きいもの当たったら、持って帰るのが大変だなぁ、なんて思って引いたからか、結果は25等。絵馬でした。
母にあげたら、家内安全と書いて絵馬掛け所に掛けてました。 -
16時ごろ、宗像大社を出て、今夜の宿泊場所ロイヤルホテル宗像に向かいます。車で20分くらい。大きなホテルで、海岸線のすぐ近くにありますが、間に松林があるし、海は北側なのでよく見えません。
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2月に入ったばかりですが、ロビーにはお雛様。
連休なのでお客さんが多かったです。 -
6階の北東向きの和室でした。お部屋からの眺め。
遠くにちらりと、鐘崎の港が見えます。
それよりも、手前のソーラーパネルの存在感がすごい。 -
夕食はホテルのレストランで。
レストランは1階にあります。
2階には大浴場と他にもレストランがありました。
中庭にはイルミネーションの飾り付け。 -
夕食は春節中華のコース。
メニューに梅の飾り紐が付いていました。かわいい。
一泊二食付きで一人8,888円だったのであまり期待はしていませんでしたが、お味はまあまあ。
ただ料理が出てくるのが、ものすごーく遅い!
6時にスタートして8時過ぎまでかかりました。父は紹興酒が進みすぎて酔っ払い、途中で部屋に帰ってしまうし、お酒を飲まない私と母は次の料理が出て来るまで、暇でした。
配膳の人は数人いたので、厨房がワンオペだったのかな?
父が残した料理もつまんでお腹いっぱい。
食後は大浴場で汗を流して休みました。お風呂は広くて、シャンプーリンスがドラッグストアみたいにいろんな種類が選べるのが面白いです。洗い場に入って右側に並べてあります。露天風呂もありましたが、風が強くて、人の出入りで外へのドアが開くたび、冷たい風が吹き込んで寒かった! -
翌日2月11日月曜日。
6時半に再び大浴場へ。朝風呂で目を覚ましてから、朝食会場へ。
1階の広間が朝食会場です。
入り口でお盆と、食事中と書いてある紙を貰います。
なるほど、席をとってこの紙を置いておけば、席を外してもゆっくり料理を取れますね。
テーブルは円卓。奥と真ん中に料理のテーブルがあり、奥側はパンやドリンク、フルーツ。真ん中はおかずがでした。
メニューは普通かな。 -
相変わらず盛り付けが下手。
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食後に1階のお土産さんでショッピング。
ポストカードがあったので購入。1枚110円くらい。
沖ノ島のみあれ祭のポストカードが欲しかったので、ちょうど良かったです。
次は大島にも渡ってみたい。
あと父用に沖ノ島という日本酒も買いました。
本醸造300ml、世界遺産登録記念のミニ桝セット1,120円。
宗像大社中津宮「天の真名井のご神水」を少し使っているそうです。
帰りに父に渡したら、喜んでいました。 -
9時半にチェクアウト。
今日は晴れの予報だったはずなのに、昨夜の雨のせいかどんより曇り空。寒い。この日の最高気温9度。
まず最初に、鎮国寺へ来ました。川を挟んで宗像大社の反対側にあります。
お花が綺麗で有名ということでしたが、昨晩の雨で本堂の前の梅は散ってしまったみたい。 -
弘法大師が中国から帰ってきて最初に作ったお寺だとか。
ぼけ封じ観音様。両親が元気で長生きするようにお願いします。 -
寒緋桜や水仙が咲いていました。天気が良かったらなぁ。
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次に、道の駅むなかたに来てみました。
新鮮な魚や野菜が人気の道の駅です。
隣にはパン屋さんがあって、焼きたてのいい匂いがしていました。 -
大きなサザエ。
宅配の受付もあって、買ってすぐ送れます。
とにかく人が多い!
食堂もありました。11時開店ですが10時半ですでに人が並んでいました。 -
道の駅を出て、川沿いを河口まで行くと、北斗の水汲み海浜公園があります。駐車場と事務所とトイレがあります。
北緯33~34度で北に水平線があるこのあたりは、北斗七星が水平線まで降りてきて、柄杓で海水を汲んでいるように見えるそうです。
昼間はサーファーの波乗りスポットのようで、この日も何組かいました。 -
見るからに寒々しい、風が吹きすさぶ冬の海。
父が玄界灘を見たいというので来て見みたけれど。
私も海を見るのは好きですが、できれば暖かい時が良いなぁ。 -
河口の反対側には既に海に入っている人が!
凄い!
あっという間に風に体温を奪われて、ガタガタ震えるくらい寒くなったので、お昼を食べに神湊へ向かいます。 -
海浜公園から車で20分ほどの神湊。ギャラリー蔵。
鯛茶漬けとラーメンのお店です。
以前ネットで鯛茶漬けの通販をやっているのを見つけて、気になっていたお店でした。
11時開店です。 -
到着したのは11時半。
住宅街にあるし、見た目普通の民家なので、しっかり道を覚えていかないと、目の前に来るまでどこが店かわからない。
室内は売り物の雑貨や洋服などが飾ってあって、民芸品屋さんみたい。
お雛様の飾り付けが可愛いです。
テーブル席が5つくらいあったかな。
先客は男性が一人でしたが、私たちが食べている間に
満席になりました。
明るくて、感じの良い女性店員さんがいらっしゃいます。 -
両親は鯛茶漬けの削りかまぼこトッピングを注文。1,000円。
固形燃料で温めながらいただきます。鯛は火をあまり通さない方が美味しかったとか。
気に入って、お土産用鯛茶漬けも注文していました。
作りたてを送るので、2~3日かかります、との事でした。6個入り3,240円服+送料。 -
私は鶏+豚骨スープのラーメン。600円。
意外にあっさりで、でもコクがあって、私は大好きな味でした。
ほかに醤油と塩もありました。
九州民の条件反射で、豚骨系にしたけど、塩も食べてみたかったな。
ちなみにミニ鯛茶漬けとセットにもできます。 -
お腹もいっぱいになったところで、宮地嶽神社へ。
広い駐車場が参道入口から300メートルくらい南側にあります。入口は離れていますが、駐車場自体は神社のすぐ近くまで広がっています。車を奥の方に止められれば、裏から神社の階段下まではすぐです。
階段が辛い人は横に坂道もあります。結構急だけど。
宮地嶽神社は嵐のJALのCMで全国的に有名になりましたね。
広瀬アリスさんの主演映画の舞台にもなっているそうです。
海までまっすぐの道。
沖に見えるのは、猫がたくさんいる相島。撮った時は気がつかなかったけど、よーく見ると左端にメガネ岩が写っていました。 -
嵐のファンではないけど、一応写真を撮っておきます。
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日本一大きなしめ縄です。目立ちますね。ほかにもいくつか日本一の物があるそうですよ。
主祭神は神功皇后。 -
ホームページによると11メートル、3トンだそうです。
初めて見た時はあまりの大きさに笑ってしまいました。大きすぎやろ! -
横の社務所の前に、神職の方の浅沓が揃えて置いてありました。可愛いな。
この靴、結構お高いんですよね。
今日2月11日は13時から護摩焚き祈祷祭があるので、私たちもそれを見に来たのです。
護摩焚きの初穂料ですが、500円と2千円のがあります。
500円は護摩木に名前とお願いを書いて焚き上げてもらうだけですが、2千円だと申し込書に住所を記入するようになっていて、あとでお札が送られてきます。
2千円護摩焚きは社務所の端っこの申込書で受け付けています。
500円の護摩木は、お守り売り場の前などにたくさん積んであります。 -
御朱印もいただきました。初穂料300円。
光の道って書いてある!
いつもよりめでたいような気待ちになります。
光の道が見えるのは、2月20日前後と10月の半ばのようです。
ちなみに冬至の前後40日くらいの頃、大島の中津宮の参道でも、光の道が見られるそうです。
宮地嶽神社は夕日、中津宮は朝日。
中津宮の光の道は、大島に泊まらないと見られませんね。 -
大太鼓堂の前の広場で護摩焚きをします。既にたくさんの人が並んでいます。ごついカメラを持ったおじさんたちが、大太鼓堂の前に陣取っているので、そこがベストポジションなんでしょう。カメラに他の参拝客が映らない場所ってそこだけです。
出遅れたので横の方から見ます。 -
大太鼓堂の向かい側、大鈴堂の前には祭壇が設えてあります。
祭壇の横に自分で護摩木を納めます。 -
神職の方の祝詞が始まります。
カメラ持ってる人はバシバシ写真撮っていますが、黙祷とアナウンスされると、みんなきちんと黙って頭を垂れて、シャッター音は聞こえませんでした。
神事ですからね。 -
火床に点火されます。金属の網の中にはカラフルな折り紙がたくさん入ってました。
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火が点いたら、神職の方が火床の周りをぐるぐる回りながら、護摩木を火にくべて焚き上げていきます。
大太鼓堂からは祝詞と太鼓の音がドンドンと響いてきます。普通のまったりした祝詞と違い、少し激しい調子に感じました。 -
風が強い日で炎の勢いもすごい。
3,4メートルくらい離れて見ていましたが、顔が熱い。 -
熱いし、向こう側の参列者が写らないようにしゃがんで撮ってみました。
炎の勢いがすごいので、神職の方もだんだん大回りに。 -
護摩木をくべる時は近づかないといけないので、神職の方も熱さで顔が赤くなっていました。
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真ん中に立てた紙垂の付いた竹も、燃え尽きて倒れます。
竹は爆ぜないように節に全部穴が開けてありました。 -
納めた護摩木を全て炊き上げた後、五色の布を結んで玉にしたものを火にくべて、神事は終わりました。
激しい炎に、身も心も浄化された気がしました。 -
神事の後は、宮地嶽神社の裏手にある奥宮巡り。
多少階段と坂があります。
ここには写真にある稲荷神社を始め、社が八宮あります。
ほんとは八宮順番に巡ってスタンプを押しますが、以前やったことがあるので今回は省略。
ここには古墳もあります。
6~7世紀の横穴式石室古墳で宗像氏の首長が葬られていたとの説。
今は不動尊が祀られています。写真撮影は禁止ですが、中に入れます。 -
山に張り付くような宮地嶽神社の敷地ですが、意外に広くて南側にちょっと下ると池や、古民家もあります。ヤギもいるそうです。不思議な空間。
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階段を降りた横に、宮地嶽神社を中心とした福津市のマップがありますので、観光の参考に。
レンタカーの返却時間も迫ってきたので、14時半には宮地嶽神社を後にしました。
帰りは新宮町や和白の方を通りました。
寒かったけど、雨には降られなかったし、駆け足でしたが宗像大社と宮地嶽神社に参拝できて、神事にも参加できて良かったです。 -
宮地嶽神社を訪れてから2日後の水曜日、八方除けのお札が神社から届きました。早い!
500円の護摩焚きだけでも充分ご利益はあると思いますが、こうやってお札をいただけると、なんだか安心感が増しますね。
神棚を持っていないので、壁に貼りました。
ホテルのレストランでもらった飾り紐の梅で華やかに。
今年も平穏に楽しく過ごせますように。
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