おばさん一人で別府　プリンを食べるついでに地獄めぐり②　～別府亀の井ホテル（シングルルーム）＆ドーミーイン大分（ダブルルーム）～

2019/02/13 - 2019/02/15

地獄蒸しプリンを食べに行こうと別府のホテルを予約したら、宿泊プランに【地獄めぐりパスポート】が付いていたのでバスの一日券を買って地獄めぐりをしてみました。あくまで“本命”はプリンでございます。花より団子、色気より食い気、観光名所より食べ物屋。別府の地獄めぐりについては沢山の方々が旅行記に詳しく記されていらっしゃるので、ワタクシはササササさっと済ませております。

エリア 別府温泉(大分)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

飛行機は国際線の機材に当たってしまいました。なんか狭い・・・・・

モニターはあるけどビデオは写らずイヤホンで音楽が聴けるだけ。Wi-Fiも使えません。寝るしかないですね。
幸い機内は空いていて、隣に誰も来なかったので気持ち的には楽でした。

順調に大分空港到着後、バスで別府駅まで行きました。先月大分駅に行った時と同じように相席です。早目に乗車した私は窓側だったので、窓から差し込む強い日差しに「いつカーテンを引くか」が最重要課題で、乗車中一人悶々としておりました。後ろの方との兼ね合いも有りますし、これがなかなか難しいのです。

１日目の宿は『別府亀の井ホテル』。別府駅から徒歩３～４分といったところでしょうか。道順は前もって調べておいたので迷うことなく着きました。チェックインは１５時からで、数分過ぎての到着でしたがフロント前には既に列が。それも日本語ではない言葉が聞こえてきます。
予約したのはシングルルーム。

亀の井ホテル 別府 宿・ホテル

部屋のホルダーにカードキーを差し込んで電源が入るタイプ。

バスルームの段差が高いです。

リニューアルしたらしいけどバスルームは古い感じ。

シャンプー類はPOLA。大浴場には別の物もありました。

アメニティは歯ブラシ・ブラシ・剃刀・ヘアキャップ（部屋で使う人なんか今時いるのでしょうか）。

大箱の温泉ホテルなので使い回しのスリッパ。

枕元にはスマホが置ける棚と、その奥にコンセント。

無料スマホのハンディ。

空の冷蔵庫。

サービスの飲み物は玄米茶のティーバッグが二つ。

消臭スプレーも有りました。ハンガーに掛かっているのは丹前。ハンガーが２本しかなく、とても不便でした。

館内着は浴衣。部屋に置いてあるのは基本サイズなので、背の高い男性や子供・小さ目の女性はフロント階の棚から自分で持って行くスタイルでした。

部屋の窓からの景観。市営温泉の『不老泉』が見えます。

市営 不老泉 温泉

２食付プランにしたので夕食を食べに館内のビュッフェレストランに行きます。大型ホテルで団体客も多いようなので早め（といっても開場２分くらい前です）にレストランに行ったら、ナント一番乗り。ありゃ？

Beppu Bold Kitchen グルメ・レストラン

レストランの開場直後は私と年配ご夫婦だけ。なんでこんなに空いてるの？！
そんなに空いていたのにこの年配ご夫婦のじ～様、取ってきた料理の皿をワタクシのテーブルに置こうとしてば～様に叱られておりました。望まれるなら食事をご一緒するのもやぶさかではございませんでしたが仕方ありませんね。

３０分くらい経ってからチラホラと人が来だしましたが、カップルや夫婦等の二人客が多く、団体客はいませんでした。食事場所が違うのでしょうか。

これは注文してから作ってくれる豚骨ラーメン。外国人スタッフに「２分クライカカリマス」と言われ、他の料理はもう取ってあるし２分なら直ぐかとその場で待ちました。が、絶対２分以上待ったと思う。その間、外国人スタッフと無言で向き合うおばさん。今更席につけないし、時々チラチラ目線を向ける外国人スタッフに負けるもんかと立ち続けました。
I win.　　味は良かったです。


実は、ホテル宿泊時に夕食、それもビュッフェは特に食べきれないと分かっているので普段は食事を付けないのですが、「カニ食べ放題」という謳い文句に惹かれて夕食付プランにしました。でもカニなんかどこにも無かった。
詐欺だー！カニ食わせろー！

中華も有りました。
でも炒飯が激マズだった。消毒薬のような味がした・・・。

とり天、チリソースで食べる生春巻きが美味しかったです。切り分けてくれるローストビーフは中々噛み切れませんでした。

生ものはちょっと・・・・と思ったけど、このお刺身（画像左側）の色が凄く綺麗で新鮮そうだったので食べてみたら美味い！
何のお刺身か書いてなかったので定かではありませんが、多分カンパチだと思います。

蒸しプリンがあったのでゴッソリ持ってきました。業務用らしきチョコレートケーキが思いのほか美味しくてビックリ。ソフトクリームは「季節のソフトクリーム」と書いてあったけど、食べても何の味なのか分からなかった・・・。

もうお腹一杯。名物のだんご汁やカレーも有ったけどそこまで行き着けなかった。無念。

夜、廊下で大声で話すＫ国人が居ましたが、それ以外は静かでした。大浴場は一度だけ行きました。

朝食はビュッフェか和定食か選べるので、和食のレストランへ行きました。皆ビュッフェに行くものだと思っていたけど、結構こちらに来ていました。

油屋熊八亭 グルメ・レストラン

和定食は一択。

しゃぶしゃぶ用の野菜類はカウンターから取ってきます。手前は和風だしタレ。しゃぶしゃぶには温泉水を使っているから豆腐を煮ると溶けてくる、と聞いたけどそんなことはありませんでした。いつまでたっても豆腐がぐらぐら煮えるだけ。どー考えてもただの水でしょ。

デザートもカウンター上にあり、種類はこの２種のみ。



さて。
宿泊プランに付いていた地獄めぐりパスポートを使うべく、８時半にチェックアウトして別府駅にある観光案内所に向かいます。亀の井バスの１日乗車券￥９００を購入してバスで巡ります。

先ずは一番遠い所から攻めようと思い、【地蔵湯前】で降りて岡本屋売店で地獄蒸しプリンを食べました。カスタード以外にも色々な味があるとの事でしたが、私が行った時には「カスタードのみ」と書いてあり、スタンダードなプリンしか食べられませんでした。
プリンを食べた数分後にはバスに乗って地獄めぐりに向かいます。ここに来たのは本当にプリンを食べに来ただけ。ちょっと歩けば温泉とかあるけど前に来たことが有るのでパス。

岡本屋 売店 グルメ・レストラン

坊主地獄の看板が見えたので【本坊主】バス停で降りたら、地獄めぐりパスポートでは入れない“坊主地獄”でした。他にも間違える人が沢山居るようで、ここの入場口の女性スタッフの言い方の冷たいこと。
天気は悪くなかったけど寒くて吹きさらしのバス停で次のバスを数十分も待てそうになく、スマホで検索してみると“海地獄”まで徒歩１１分と出たので歩きました。下り坂だし歩道が広いので意外に楽でした。

こちらの“海地獄”の隣にある“鬼石坊主地獄”が、地獄めぐりパスポートで入場できる坊主地獄。なんて紛らわしいんでしょ。

鬼石坊主地獄 名所・史跡

“鬼石坊主地獄”を出たところの売店で地獄蒸しプリン￥３００を食す。“海地獄”で売っているプリンと同じ物です。あちらのイートインスペースは混んでいるので、プリンを食べるのならこちらの方が空いています。

ここからいくつかの“地獄”は固まっているので徒歩で回ります。

“海地獄”
ブルーの“地獄”へ行く前に大きな池があります。十数年ぶりくらいに来たけど、売店がすっかり綺麗になっていて驚きました。

“地獄”の中では一番敷地が広いのではないでしょうか。

“海地獄”を出ると直ぐにある“山地獄”はパスポート外なのでスルー。次は“かまど地獄”。

かまど地獄 温泉

そして“鬼山地獄”
伊豆熱川のバナナワニ園のように沢山のワニが居ます、爬虫類は無臭だと思っていたけどここは生臭かった。うげっ・・・

鬼山地獄 名所・史跡

“白池地獄”
入浴剤を混ぜたよう。


この“白池地獄”を出て少し歩くと鉄輪バス停があり、地獄めぐりの残りの“血の池地獄”と竜巻地獄“”は離れたところにあるのでバスに乗ります。別府駅行きのバスより“血の池地獄”往きのバスの本数は少ないので、タイミングを逃すとかなり待つことになり、私は３０分位待ちました。

白池地獄 名所・史跡

やっと来れたよ“血の池地獄”～。
隣に“竜巻地獄”があるけど間欠泉が吹き出ず時間を待たなければならないし、待って見るほど興味も無い。前に何度か見た事が有るので見なくても良し。
ってことで、早々にバスに乗って別府駅に戻ります。

血の池地獄 名所・史跡

バス停に立っていたら地獄めぐりの定期観光バスが来ました。地獄めぐりパスポートを手に入れる前は、あれで回ろうかと思っていたんだよね。バスを待つ間暇だったので、定期観光バスから降りてくるお客様を数えたら２５名でした。２月の平日の乗客数としては多いんじゃない？


バスで別府駅に戻った後、今度はＪＲに乗って大分駅へ向かいます。二日目の宿は大分駅にあるのです。

大分駅のオリジナルパンケーキハウスで遅いランチライム。はぁ～疲れた～。普段ほとんど歩かないおばちゃんが、朝から３時間以上歩き回ったのでクタクタでございますデス。

オリジナルパンケーキハウス 大分店 グルメ・レストラン

頼んだのはハワイアンパンケーキ２枚。（２枚or４枚か選べる）
薄いから４枚でもいけたかな。

本日のホテルは大分駅前の『ドーミーイン大分』です。ここも部屋に入ってホルダーにカードキーを差し込むタイプでした。
部屋の中に洗面台があるように見えますが、ベッドルームとの間に引き戸が有るので閉めれば水回りと居室とに分けられます。一人だからその必要を感じないし、いちいち扉を閉めるのも面倒だし音もするしで、私は滞在中ずっとこの状態のままでした。

天然温泉 白糸の湯 ドーミーイン大分 宿・ホテル

温泉大浴場があるので部屋にあるのはシャワールームのみ。

シャンプー類はPOLA。

トイレの便器の横に水の入ったポリタンクが置いてありました。飲料用ではなくトイレに使用する非常用水です。

掛かっているのはセパレートタイプの館内着。シングルルームだけどハンガーが沢山。利用者のことをよく考えてるなと感心しました。

スリッパは大浴場にも履いて行くので使い捨てタイプではありません。

消臭スプレー。

洗面台の下には自分でスイッチを入れる空の冷蔵庫。

サービスの飲み物はお茶の粉末スティック。チェックイン時に案内が無く部屋にも説明が無いけど、ロビー内に無料コーヒーの機械が置いてありました。よ～く見渡さないと見つけにくいかも。

アメニティはごく簡素な物。

大浴場へはTVの下にあるタオルを持って行きます。

予約はダブルルーム。

枕元にコンセント、デジタル置き時計、携帯の充電ケーブル。

部屋の窓からの景観は大分駅でした。多分目の前の駐車場の出入りの音だと思うけど、始終電子音が鳴っていてうるさかった。

駅のコープで夕食を調達。炊き込みや混ぜご飯は余り好きじゃないけど、この鶏飯は帰りにお土産に買って帰ろうかと思ったほど凄く美味しかったです。現実的に持ち帰るには重いので諦めましたけど。

朝食が良いと聞いていたので期待していました。ビジネス利用者が多そうだし朝は混雑してるだろうと覚悟してレストラン開場時間キッカリに行きましたが、意外に空いていました。

光って良く見えないけど中央下は白飯です。その左から牛しゃぶ、温泉卵、カボスジュース、唐揚げ・とり天・エビフライ、卵焼き、しいたけカレー。全部美味しい！

デザートはリンゴケーキとカボスゼリー。どちらも美味しい。
サラダにはカボスドレッシングをかけてみましたがこれは普通でした。
いや～、満足満足。ここの朝食は種類も沢山あって美味しかった。席数も多く、間隔も狭くないのでゆったり食べられます。

チェックアウトは１１時。フロント階から無料のコーヒーを部屋に持ち帰ってゆっくり飲みます。

大分駅から空港行きのバスに乗り大分空港へ来ました。東京に雪が降っているとかで使用機到着遅れのため出発も遅れ、カードラウンジは混雑していました。画像では空いているように見えますが、この席は普段人が座っていない入り口前の位置で、コンセントが有る奥のスペースは人が一杯で座れなかったのでこの隅の席でスマホをいじっていました。この後ここも一杯になり、隣に座ったオジサマがマスク無しで酷く咳き込むので退散。

ラウンジくにさき 空港ラウンジ

飛行機は定刻の１０分遅れで羽田空港到着。ブルースカイ 7番ゲートスナックできつねソバを食べました。呼び出しブザーが鳴って取りに行ったのですが（この黒いの海苔？）と思ったら、

JAL PLAZA 羽田空港 7番ゲートスナック グルメ・レストラン

黒いお揚げ、普通のお揚げ、湯葉が重なっていました。凄い！
でも残念ながら味はイマイチ。なんといっても汁が温くて非常に残念でした。

食事が残念だったのでデザート希望。第二ターミナルB１FのHOTDOG EXPRESSでコーヒーフロートをオーダー。「おおっ結構大きいぞ」と喜ぶも、氷が沢山入っていました。ま、こんなもんでしょ。