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日本全国で1月14~16日(小正月)に左義長と呼ばれる火祭りが行われます。広島では「とんど焼き」と呼ばれていて、竹で組んだ塔に稲わら、門松、しめ縄等を括り付けたとんどを燃やし、その火で焼いた餅をたべることで一年の無病息災を願う行事です。福山市沼隈町の能登原で毎年1月の第2日曜に行われるとんどでは、巨大で華麗な6基のとんどが勢ぞろいしてぶつけ合うことから、暴れとんどと呼ばれております。今回は、この暴れとんどを写真に収めるべく、能登原日帰り旅行をしました。<br />〇松永へ:松永駅南口が始発の鞆鉄バス沼南線のバスを利用することで能登原にアプローチできます(ただし、能登原まで行くのは休日では4便のみなので鞆鉄バスのダイヤをしっかり確認することが必要)。山口瞳「迷惑紀行」の「川の松永、海の鞆」の項で松永が魅力的に描かれています。せっかく松永を経由するので、松永の街も散策しようと思いました。しかし、「迷惑紀行」に描かれていたのは35年ほど前の松永。現在、松永はすっかり整備されていて、残念ながら「川の松永、海の鞆」の面影に出会うことはありませんでした。旅人のわがままですな。<br />〇松永駅から能登原へ:松永散策が失敗に終わり、時間を持て余してしまいました。そこでバス代を浮かそうというさもしい魂胆から途中の藤江まで歩くことにしました。松永散策の失敗に続き、ここでも失敗を重ねてしまいました。沼南線のバスのダイヤは平日と休日で結構変わっています。平日のダイヤに安心しきって、藤江のセブンイレブンで時間をつぶしていたところ、休日ダイヤのバスを逃してしまいました。幸い、25分後に次ぎの便があったのでそれに乗車し、終点の千年橋まで移動しました。千年橋から徒歩30分(2.5km)でとんど祭りの会場である能登原小学校に到着。この徒歩での移動中に白浜地区のとんどに出くわしました。これがファーストインパクト。とんどの華麗さにびっくりしました。<br />〇阿伏兎観音:能登原小学校に到着したものの、とんど祭りの開始までまだ3時間もあるためか、誰もおりませんでした。本当に今日、とんど祭りが行われるのか不安になりネットで調べたところ確かに今日であることを確認し、ともあれほっとしました。しかし、まだ3時間ある。歩いてくる途中に阿伏兎観音の標識がありましたが、確かそこは観光スポットであることを思い出し、急遽阿伏兎観音を訪問することにしました。能登原小学校からわずか1.3kmの距離で、歩いても大したことはありません。阿伏兎観音は岬の突端にあるお寺(磐台寺)で観音堂は突端の突端にのけぞるように建っています。そこからの瀬戸内海の眺めはまさに絶景でした。阿伏兎観音から能登原小学校に戻る途中展望台への遊歩コースがあり、まだ多少時間もあったことから登ってみました。結構ハードな登りですが、展望台途中の箇所からでも素晴らしい松永湾の絶景を見渡すことができます。この遊歩コースは是非登ってみられるのがよいと思います。<br />〇能登原とんど:午後2時近くになると能登原の6つの地区からとんどが曳き込まれてき、小学校の校庭に勢ぞろいします。そののち会長さんの合図で暴れとんどが始まりました。喧嘩祭りのようにぶつけ合う、ということはありませんが、それでも巨大なとんどが曳かれて回って乱舞する様には興奮します。さらに驚いたことに、とんどの基部には太鼓を据え付けた隙間があって、そこで子供が太鼓をたたきまさに「鼓舞」しておりました。激しい動きに曳手も相当消耗するためか、2ラウンドの「暴れ」で祭りは終了しました。<br />能登原とんど、観ることができとても良かった。来年も是非見学に来たいと思います。

能登原とんど祭り見聞記

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2019/01/14 - 2019/01/14

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バカボン

バカボンさん

日本全国で1月14~16日(小正月)に左義長と呼ばれる火祭りが行われます。広島では「とんど焼き」と呼ばれていて、竹で組んだ塔に稲わら、門松、しめ縄等を括り付けたとんどを燃やし、その火で焼いた餅をたべることで一年の無病息災を願う行事です。福山市沼隈町の能登原で毎年1月の第2日曜に行われるとんどでは、巨大で華麗な6基のとんどが勢ぞろいしてぶつけ合うことから、暴れとんどと呼ばれております。今回は、この暴れとんどを写真に収めるべく、能登原日帰り旅行をしました。
〇松永へ:松永駅南口が始発の鞆鉄バス沼南線のバスを利用することで能登原にアプローチできます(ただし、能登原まで行くのは休日では4便のみなので鞆鉄バスのダイヤをしっかり確認することが必要)。山口瞳「迷惑紀行」の「川の松永、海の鞆」の項で松永が魅力的に描かれています。せっかく松永を経由するので、松永の街も散策しようと思いました。しかし、「迷惑紀行」に描かれていたのは35年ほど前の松永。現在、松永はすっかり整備されていて、残念ながら「川の松永、海の鞆」の面影に出会うことはありませんでした。旅人のわがままですな。
〇松永駅から能登原へ:松永散策が失敗に終わり、時間を持て余してしまいました。そこでバス代を浮かそうというさもしい魂胆から途中の藤江まで歩くことにしました。松永散策の失敗に続き、ここでも失敗を重ねてしまいました。沼南線のバスのダイヤは平日と休日で結構変わっています。平日のダイヤに安心しきって、藤江のセブンイレブンで時間をつぶしていたところ、休日ダイヤのバスを逃してしまいました。幸い、25分後に次ぎの便があったのでそれに乗車し、終点の千年橋まで移動しました。千年橋から徒歩30分(2.5km)でとんど祭りの会場である能登原小学校に到着。この徒歩での移動中に白浜地区のとんどに出くわしました。これがファーストインパクト。とんどの華麗さにびっくりしました。
〇阿伏兎観音:能登原小学校に到着したものの、とんど祭りの開始までまだ3時間もあるためか、誰もおりませんでした。本当に今日、とんど祭りが行われるのか不安になりネットで調べたところ確かに今日であることを確認し、ともあれほっとしました。しかし、まだ3時間ある。歩いてくる途中に阿伏兎観音の標識がありましたが、確かそこは観光スポットであることを思い出し、急遽阿伏兎観音を訪問することにしました。能登原小学校からわずか1.3kmの距離で、歩いても大したことはありません。阿伏兎観音は岬の突端にあるお寺(磐台寺)で観音堂は突端の突端にのけぞるように建っています。そこからの瀬戸内海の眺めはまさに絶景でした。阿伏兎観音から能登原小学校に戻る途中展望台への遊歩コースがあり、まだ多少時間もあったことから登ってみました。結構ハードな登りですが、展望台途中の箇所からでも素晴らしい松永湾の絶景を見渡すことができます。この遊歩コースは是非登ってみられるのがよいと思います。
〇能登原とんど:午後2時近くになると能登原の6つの地区からとんどが曳き込まれてき、小学校の校庭に勢ぞろいします。そののち会長さんの合図で暴れとんどが始まりました。喧嘩祭りのようにぶつけ合う、ということはありませんが、それでも巨大なとんどが曳かれて回って乱舞する様には興奮します。さらに驚いたことに、とんどの基部には太鼓を据え付けた隙間があって、そこで子供が太鼓をたたきまさに「鼓舞」しておりました。激しい動きに曳手も相当消耗するためか、2ラウンドの「暴れ」で祭りは終了しました。
能登原とんど、観ることができとても良かった。来年も是非見学に来たいと思います。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
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