2019/01/05 - 2019/01/05
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Baobaboonさん
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土曜日が急に休みになった。
せっかくの貴重な休みなので有効に使いたい。
日曜日はグルガオンで用事があるので土曜日日帰りか、
日曜の午前中までには戻る必要がある。
そんな条件で航空券を調べてみたらボパール行きがヒットした。
朝の6時発の同日23時30分戻りのエアインディアが安い。
現地に14時間30分滞在できるので散策するに充分である。
速攻で決済を済ませてドライバーに連絡をした。
「急だけど明日の朝3時半に迎えに来てくれ」
「オッケーサー!」
「朝早くだけど申し訳ないね~」
「私の義務ですからノープロブレムサー」
翌朝の3時半。
ドライバーは自宅で寝ていた。
幸い近くに住んでいる事もあり直ぐにやってきたのだが、
クルタパジャマにダウンで頭は寝ぐせという寝起きまんまの姿であった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- エア・インディア・エクスプレス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ボパール空港は小さかった。
市街地へ向かうバスも無さそうで、
生憎オートも停車していない。
仕方ないのでプリペイドタクシーを使ったが、
30分弱の距離で450ルピー掛かった。
とりあえず市内のバスターミナルに到着してバスを探した。
ターミナルはまあまあいい具合のカオス状態だった。 -
群がって来た男達にサーンチ行きのバスを尋ねると速攻で見つかった。
ある意味自分で探す必要もなく便利である。
サーンチまでは50ルピーである。 -
バスもまずまずの汚さであるが問題ない。
混み具合もなかなかであったが我慢できる。
でも隣に座った兄ちゃんの体臭がきつく辛かった。 -
サーンチまでは40km程度であるが停車が多く時間が掛かった。
2時間弱で遺跡に向かう道との交差点に下車し、
そこから歩いて遺跡に向かった。
途中にチケットオフィスがあった。
外国人料金が600ルピーでインド人料金が40ルピーである。
納税番号の記載されたPANカードを提示してみたところ、
インド人料金で大丈夫であった。
ラッキーである。 -
チケットをゲットして小高い丘を登る。
いい感じに息が上がってきた頃に遺跡に到着。
入口にセキュリティチェックがあった。
そこにいた制服の係員にチケットを提示したところ、
インド人用チケットだったので訪ねてきた。
「どこから来たのですか?」
もちろんデリーから来ましたよ。
デリーに住んでますから!
「あなたの国籍はどこですか?」
国籍と言われたら日本って言うしか無いですよ。
はい日本人です!
「このチケットはインド人用ですから入れません」
勘弁してくれよ。
こっちはインドで働いてちゃんと納税してます。
そう言ってPANカードを提示したところ、
あっさりと入場させてくれた。
おおっ、
PANカードやるじゃん。 -
サーンチは仏教遺跡で、
仏陀の骨を納めるストゥーパで有名である。
ストゥーパは卒塔婆とも言われ、
日本で見られる木板の卒塔婆はストゥーパを模したものらしい。
遺跡公園内には丸い形のストゥーパが3つと、
僧院の跡やらが残っていた。
綺麗に整備されていて、
とても気持ちがよく穏やかな雰囲気であった。 -
第1ストゥーパが最も大きく、
東西南北にあるゲートも立派であった。 -
ゲートを見上げる。
見事な彫刻である。 -
彫刻の一部をアップ。
-
ゲートを通過してぐるっと回ると海岸があった。
登るとテラスになっていた。
眺めがいい。 -
テラスからストゥーパを見上げる。
デリーでは見られない青空、、、。 -
第1ストゥーパの横にアショカ王の石柱があった。
古代マウリア朝の3代目であるアショカ王は仏教を保護し、
インド各地に石柱を建てさせたのだが、
これもそのひとつである。
残念ながら根元で折れている。 -
折れた残骸が隣に展示されていた。
表面はとても滑らかで、
2200年前に作られたとは思えないくらいである。
本来なら石柱の上には動物の彫刻を施した柱頭が付いているのだが、
残念ながら失われている。
アショカ王の石柱は北インドを中心に現存しているようなので、
機会があれば是非観てみたいと思っている。 -
ゲートによって彫刻が違う。
-
ブッダの物語とか描いているんだろう。
-
第1ストゥーパの隣に第3ストゥーパがある。
ブッダの高弟である舎利弗と目犍連の遺骨が納められていた仏塔。
現在は隣の寺院の奥に保管されているようだ。 -
東側に下っていくと僧院跡らしきものがある。
-
さらに下っていくと第2ストゥーパがあった。
小さくてかわいい。 -
リスもかわいい。
-
第2ストゥーパには沢山のレリーフがあった。
-
どれも綺麗。
-
遺跡を堪能した後は一旦ボパールに戻る。
バスを下車した交差点まで歩く。
すぐにボパール方面に向かうバスを見つけたので、
手を横に出して合図したら停まってくれた。 -
このバスもそこそこの汚さであったが無問題。
混んでる具合もなかなかであったが我慢しよう。
でもインド音楽の大音量だけは勘弁して欲しい。
しかも座った席のはスピーカーの真下、、、。
苦悶の2時間とも思えたが、
朝早かった事もあり爆睡してしまいあっという間であった。
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