お江戸を訪ねる 1 富士塚のある宿

2019/02/05 - 2019/02/06

東京に残る江戸時代の名残りや雰囲気が大好き。
ちょっとした場所に潜んでいる江戸を発見する楽しさをシリーズ化して投稿していきます。
過去に遡っていきますがご容赦ください。
都内では数少なくなっている、富士山を模した富士塚がある宿と神社を紹介します。

エリア 上野・御徒町(東京)

上野駅のお隣、鶯谷駅から歩いて10分くらい。昔ながらの家が立ち並ぶエリアにあります。

ロビー兼バー。
元々は眼鏡屋さんの店舗だったそうです。

泊まるのは母屋。ここが玄関。

お庭から見た母屋

戦火を免れたエリアだそうです

水屋の名残りをお洒落な空間にしています

右手がドミトリーです

二段べッドですが、広くてマットが快適でした。
寒さ対策に湯たんぽや電気毛布のレンタルがありました。タオルやアメニティもレンタルがあります。

キッチンと洗面所。
利用時間が7時から24時まで。

夕飯はオススメされたこちらのお店へ。歩いて5分くらい。

日本酒が充実してあした。

おばんざい

ポテサラとたくわん。ウマっ。

クリームチーズの炙り。ワイン飲みたくなりました。

消灯。

翌日はあいにくの雨。
庭の奥にこんもりしているのが富士塚です。
隣の神社から続いています。

富士山の石を運んで作ったようです。
都内には7箇所現存しているみたい。

富士山までお詣りに行くのが大変なので、簡単に済ませられるように作ったようです。
富士山の開山日には多くの人がやってくるそうです。

お隣の神社に行ってみました。

山岳信仰、御嶽山の神社もありました。
木曽の御嶽山は登りましたが、関東の御岳山も登ってみたいと思っています。

小野照崎神社です。

お詣りの方が途絶えません。地域に根付いた神社ですね。

繭みくじ。初めて見ました。養蚕が盛んだったのでしょうか？

おみくじは中吉でしたが、なかなか良いコースが書かれていました。

そして富士塚の入り口です。普段は閉まっているようてす。

開山日に来てみたいです。
江戸の文化が脈々と受け継がれているのが素敵でした。