ロンギヌスの槍とブルジュ・ハリファ☆　2018~19年 コーカサス旅行記③　アルメニア（エレバン・エチミアジン）、UAE（ドバイ）

2019/01/05 - 2019/01/08

2018年の年末から年始にかけて、グルジア（ジョージア）、アルメニア、ナゴルノ・カラバフ（アルツァフ）、UAEなどを旅行した記録。その③です。


1/5 ステパナケルト→エレバン
　　エチミアジンへ日帰り旅行

1/6 エレバン市内観光

1/7 エレバン→ドバイ

1/8 ドバイ→大阪


1ドラム＝約0.23円
1ディルハム＝約30円
1ドル＝約110円

エリア エレヴァン(アルメニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ステパナケルトからエレバンへ2日ぶりに帰ってきました。復路は往路よりも色々スムーズで1時間ほど早く到着。

エレバンのキリキアバスターミナルに到着したのが14時と早かったので、バスを乗り換えその足でエチミアジンへ。明日行ってもよかったけど、またバスターミナルまで来るのもメンドイので(^^;)

キリキア→エチミアジンは203番のバスで20分ほど。大聖堂の真横まで行くので便利です。250ドラム。

ここがエチミアジン大聖堂の正門らしい。裏門から入っちゃったけど…。

敷地内には色々建物が。

神学校とか宿舎とか図書館とかありました。

大聖堂自体は修理中。

この大聖堂と周辺の教会を含めた教会郡が世界遺産らしい。へー。

まあ、今回はこれを見に来たので、教会とか遺跡はどうでもいいのです。エチミアジン大聖堂の宝物庫に保管されている、「ロンギヌスの槍」と「ノアの箱舟の一部」！

個人的にはどちらも本物とは思っていませんが、こういうネタ的なやつのほうが旅行目的としては好きだったりしますｗ

と言うわけで入館。宝物庫といってもほぼミュージアムみたいなもので、観光客向けに色々展示されています。

入り口は大聖堂のそばで、ミュージアムショップのスタッフからチケットを買って入れてもらいます。ガイド付きで入館料1000ドラム。写真撮影可。僕が行ったときは、ガイドがいなくて10分ほど待たされましたが…。

宝物庫の中はこんな感じ。それほど広くもないし、すぐ見て回れます。

さて、ロンギヌスの槍はどこかな～♪

ミュージアムガイドのお姉さん：「スピアイズNYナウ…」
ワイ：「オウフ…orz」

なんかの展覧会に出してるらしいです。2月上旬には戻ってくるらしい。とりあえず、「ノアの箱舟の一部」はあったので撮影。それがこれ。うーん…

宝物庫から出たところでなんかありました。何かわからないけどみんな写真取ってるので一応自分も。

エレバン帰着。帰りも大聖堂の北西にあるバス停から。203番のバスがたくさん止まっているのですぐわかります。

さて、今回はキリキアバスターミナルから歩きで今夜の宿に向かいます。歩いても2キロくらいだし！

（バスターミナルから出て大橋をわたると見えてくるのがこの「NOY」。アルメニアブランデーの工場。工場見学なども出来るようです）

こちらが今晩の宿「ホステルVagary」。朝食付きでドミトリー1泊7ドル。

廊下は旅行者の書き込みでいっぱい。

トイレのおしゃれな注意書き。

ベッドは割りとしっかりしてていい感じ。カーテン付き。しかも部屋に客は自分一人だけ！貸切や！

晩御飯は近くのスナックスタンドでシュワルマをぱくり。ケバブですね。かなりのボリュームで１つ500ドラム。安い！

朝ごはん。

チャパティみたいな薄いパン、チーズ、野菜と麦飯みたいなのにケチャップかけたやつ。うん、悪くない。

今日は市内観光。

一応トラブったときのための予備日でしたが、問題なく来れたので良かったです。その代わりと言ってはなんだけど、予定は特に無し。

…なので、近場をうろうろ。

30分おきにコーヒー休憩。

自販機たくさんある~。1杯200ドラムとそこまで安くないけど、おいしいので飲んじゃう。さすがヨーロッパの端くれですね（失礼）。

市内中心部のパブリックスクエア。この辺からエアポートバスが出てるって話だったので探してみたけどそれらしきバスはいない。

近くの店の人に聞くと、「ここは通過するけど、バスストップはない。通過するときに手を上げて乗せてもらえ」とのこと。さいですか。

街中には水飲み場も。エレバンの水道水は綺麗だと聞いていたので飲んでみた。まあ味は普通。

コーヒー自販機もいろんな種類がある。…というか、同じのは見たことがないような…。

日本のカップコーヒーに比べるとカップはやや小さめで、混ぜ用のスプーンがついてくる。

たまたま日曜だったのでウィークエンドマーケットがやっていた。後で行こう。

地下道をぶらぶら。綺麗なショップがたくさん。

オペラ座。外から見るだけ。

オペラ座の北には、展望台に続く巨大階段「カスカード」が。

カスカードには色々な芸術作品が展示されている。

寂しいおじさん。

「歩き方」にはエスカレーターがあるって書いてあるけど、なぜか入れず…。結局、徒歩で572段上りきりました(；´д｀)

展望台工事中やんけ…。景色はいいけど。

空気が澄んでいると、ここからアララト山まで見えるらしい。…けど、この日は見えず。

ここにも犬～

エレバンの街中にはこのクレーンゲーム機がたくさん。そういやステパナケルトでも見かけたなあ。中は水風船みたいなのが入ってるけど…なんだろう？

共和国広場を通るとサンタの大群が。

アルメニア名物らしい「細長いチーズ」と「黒い干し肉」を買ってみました。どっちも塩の味しかしねえ…。つまみですな…。

明けてアルメニア最終日。昼のフライトなので朝から空港へ移動します。

出発前にホステルのスタッフから、「エアポートバスはサルダカン駅から出てるはず」という情報をゲット。よっしゃ、それでいこう。

メトロの入場用トークン。よれよれのプラスチックコインです…。トビリシのメトロカードとは違うレトロ感ｗ

メトロで最寄の「General Andranik」駅から「Yerita Sardakan」駅へ移動。

駅を出て南東、赤いピンのあたりの道沿いにエアポートバスを発見！

車体に飛行機が描かれた痛車みたいなのがエアポートバスです。わかりやすいｗ

空港までノンストップで約20分。300ドラム。共和国広場やキリキアバスターミナルも通過しますが、やはりストップはしない模様。僕が乗ってたときは途中乗車する人もいませんでした。

無事、ズヴァルトノツ空港へ到着。

3時間以上前についてしまった(^^;)

こじんまりしていますが、かなり綺麗でスタイリッシュな空港です。フリーwifiも使えました。

一路ドバイへ。さらばコーカサス。

機内食。ベジタリアンのみ。

さて、問題のドバイ空港に着きました。到着はターミナル２。上のピンです。下の二つが１と３。見てわかるとおり、滑走路を挟んで２だけ逆側。地下鉄直結の１、３と比べると明らかに不便なところにあります。

多くの海外キャリアが利用する１やエミレーツ専用の３と、LCC専用の２では交通の便でも差をつけているといことですかね。資本主義の犬め…！

…と、愚痴を言っていても仕方ないので移動します。まず、ターミナル1、3への直通バスはなし。バス停はアライバルを出てすぐにあるので、そこから市バスでメトロの駅まで行くのが現実的。バス停には英語の路線図あり。市バス6本中3本くらいはどこかの駅に寄ります。

メトロのグリーンラインからレッドラインへ乗り替えればターミナル1、3へも行けそうですし、市内に出るのも容易なはず。スタジアムやアルキヤダ、アルナンダあたりのメトロ駅なら空港から1kmちょいなので最悪歩きでも行けるか…。

ドバイのバスとメトロは共通の「NOL」というチケットorカードですが、使い切り式のレッドチケットの買い方がわからず、空港の売店でチャージ式のシルバーカードを買いました。25ディルハム。7ディルハムが発行手数料で19ディルハムが最初からチャージされているようです。

タクシーは沢山いますが、空港発は初乗りが高いらしいので注意です。

そんなこんなで適当なバスに乗ってアルナンダ駅で下車。メトロに乗り換え。

無事、メトロに乗ることが出来ました。

12時間ほど乗り換え時間があるので、帰国のフライトがあるターミナル３へ向かう前に市内観光です。

ドバイと言えばそう、世界一の高さを誇るビル、ブルジュ・ハリファですね！

…ということで、ブルジュ・ハリファ/ドバイモール駅までやってきました。改札を出るとすぐに案内板が。さすが観光地ですねえ。

ドバイモールまでは専用の通路のようなところを歩きます。15分くらい？

見えました！でかいｗ

ドバイモールの地下で受付をして、エレベーターで展望台へ上がります。

展望台プランは2種類、124,125階の「AT THE TOP」と、148階も行ける「AT THE TOP SKY」があります。料金も時間帯によって変わります。夜景の時間帯はやや高め。

僕は安いほうの「AT THE TOP」で、時間帯はフライトの関係で18:30、ネット予約割引を使って200ディルハムでした。当日券だと5割り増しですよ（汗

受付を済ませると、しばらく歩かされます…

タワーの真下まで歩いて、エレベーターで一気に124階へ。ドバイの夜景です。

うむ。

周りがカップルやグループばかり。知ってたけどｗ

綺麗だけど高すぎてなんか現実感が…

ギネスの認定書。世界一高いですよと書いてある。

帰りも結構歩かされる。タワーを作った人たちの紹介とか、歴史とかのパネル展示。そして出口にはショップがｗ

ドバイモールの外では噴水ショー（ドバイファウンテン）が。夜は３０分間隔でやってるみたい。キッチンカーも出てて観光客も多い。

ブルジュ・ハリファ自体もライトアップ。

再びドバイモールと専用通路を通ってメトロ駅へ。スターウォーズの人形があった。

腹減ったけどレストランとか高そうなので、売店でサモサとセブンアップを買って食べながら帰ります。サモサ一個2ディルハムは高いのか安いのか…？

メトロ駅の表示は興味深い。エスカレーターは右立ち、とちゃんと書かれている。関西風。

飲食禁止。ガムもだめ。罰金の金額まで書いてあります。いろんな人がいるから、きっちり書いてあるんでしょうね。

メトロでターミナル３へやってきました。シルバーカードの払い戻しをしたかったけど、空港スタッフに聞いたら「そのまま持って帰って、また来たときに使えばいい」って言われました。いやいや、デポジット返してよｗ

（後で調べたらデポジットじゃなくて発行手数料がかかってるだけでした。なので払い戻しはチャージ分のみになるのかな？）

ドバイ→大阪のフライトはエミレーツ。

さすがに旅客は日本人が多かったです。そういや今回は旅行中、一人も日本人に会わなかったなあ。

関空着。日本語や！看板読める、言葉も通じる。やっぱ日本最高~ｗ

今回もなんとか無事に帰ってこれました~。
おしまい！