【沖縄観光】３時間で楽しむ那覇まちま～い…県庁前駅から旭橋駅までを歩いてみた

2019/02/01 - 2019/02/01

2019年最初の旅は弾丸石垣島の旅。
那覇の予定がキャンセルになってしまいましたので、急遽石垣島まで足を延ばすことにしました。
今年は短期滞在での沖縄旅が増えそうですので、タイトスケジュールでも那覇の街歩きを楽しもうと、３時間の街歩きコースを考えることにしました。
初沖縄の人向きではないかもしれませんが、良かったら参考にしてください。
ちなみに今回は乗り継ぎまで３時間しかなかったので、搭乗手続きなども考慮して２時間の街歩きです。

エリア 那覇(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

はいた～い！
今回は弾丸沖縄旅やフライト前の時間調整に利用できる那覇短時間街歩きコースを考えましたので、良かったら参考にしてください。
那覇空港ターミナル（国内線ターミナル）の２階部分にある連絡通路を利用して、ゆいレール那覇空港駅（画像の建物）へ移動します。

那覇空港 空港

ICカードを持っていない方は、こちらで切符を購入しましょう。
リピート間違い無しという人にはICカード、滞在中何度もゆいレールを利用する人なら１日券や２日券がお得です。
追記：　この旅行記を書いた時点ではICカードはOKICAだけしか使えなかったのですが、現在はSuicaやPASMOなども利用できるようになりました。

那覇空港駅 駅

沖縄リピーターの私が持っているオキカ（OKIKA）は、マハエちゃんとマハ郎くんのイラスト入り。
早速乗車しましょう。
ゆいレールを利用する楽しみは、景色もさることながら各駅で流れる車内チャイム。
いろいろな曲が流れますから、沖縄ソングが好きなら是非こちらも聞いてくださいね。
因みに壷川駅では唐船ドーイ、安里駅は安里屋ユンタ、儀保駅は芭蕉布…が流れます。
追記：　ラッピング車両に乗車すると、上記とはまた違う曲が流れますよ。

奥武山公園(おうのやまこうえん)が見えてきました。
奥の方に見えるのがセルラースタジアム（ドーム型の建物）。
春には、ジャイアンツのキャンプが行われます。

奥武山運動公園 公園・植物園

屋外にある球場の左奥は琉球八社 沖宮（おきのぐう）。
寺社仏閣めぐりが好きな人は、波の上宮だけでなくこちらの神社にも足を運んでみましょう。
御祭神は天照大御神。

公園の横にある国場川を渡ると旭橋駅。
駅のすぐ前には那覇バスターミナルがありますから、公共交通機関を利用して沖縄旅を楽しもうと考えている人には良い場所です。
旭橋周辺の様子は、旅行記後半で紹介しますよ。

今回は県庁前駅で下車。
那覇空港駅から県庁前駅までの乗車時間は１２分です。
下車するとすぐ目の前にあるのが、画像の複合施設 パレットくもじ(デパートリウボウ)。
この周辺には県庁・県警・市役所以外に、銀行、テレビ局、新聞社などいろいろなオフィスが集まっています。

パレットくもじ 専門店

今回の那覇街歩き（那覇まちま～い）は、ゆいレール県庁前駅から御成橋通り（パレット久茂地と沖縄銀行本店営業部の間の道）、県庁前通り、ハーバービュー通りを歩きながら那覇バスターミナルに向かうルートを紹介します。
こちらが県庁北口交差点。
四つ角の三ヶ所が写っています。
私の後方にリウボウ（パレットくもじ）。

県庁北口交差点という名前が付いているくらいですから、ここにあるのは沖縄県庁。
行政棟１４階には展望室があり、観光客も利用できますよ。
設計は、国立新美術館やゴッホ美術館（別館）を手掛けた黒川紀章氏。
建物の下の方を見ると沖縄らしいシーサーが並んでいます。
今度はカメラを右に向けてみましょう。

沖縄県庁舎 名所・史跡

県庁舎行政棟の右手前にあるのは、県議会の建物。
その横（西側）にモダンな那覇市役所がありますが、こちらを設計したのは美ら海水族館なども手掛けた建築家の国場幸房氏です。

今度は県議会・市役所の逆側（東）にカメラを向けてみました。
背の高いビルは、食事のメニューが豊富なホテルロコアナハ。
賑やかな国際通りは、ここから始まります。
（バスが走っている通りが国際通り）
追記：　おきなわ屋のこの店舗は閉店しました。

ホテル ロコア ナハ 宿・ホテル

今回は国際通りではなく、県庁前通りを歩いてみましょう。
県庁の一角にある『琉球政府立法院跡』。
アメリカ統治下の時代に設立された琉球政府立法院ですが、今はこのような石碑として残っているだけです。
しかし当時使われていた柱は今も沖縄県公文書館に残っていますので、興味がある方はそちらに足を運んでみませんか？
この公文書館を手掛けたのも、国場幸房氏。

現在この琉球政府立法院跡は憩いの場になっていますので、私も散歩の途中でひと休み。
歩き始めたばかりですが、さんぴん茶を飲みながらのんびりと街歩きを楽しみます。
この場所に植えられていたホルトノキ。
６月くらいには、ホルトノキの白い花が見られるかもしれませんよ。

リュウキュウコクタン(ヤエヤマコクタン)。
黒檀の木はクルチと呼ばれ、『ヤエヤマクルチ・三線』で調べるととても高価な三線の画像が出てきます。
黒檀は、楽器も家具も高級なのですね。

今年は今帰仁の桜の開花が遅かったと聞きましたが、このカンヒザクラはポツポツどころか全く咲いていませんでした。

次回ここを訪れる時は、濃いピンクの花が咲いていると良いなー。

こちらは、沖縄で良く見かけるフクギ。
この実はフルーツバットの好物ですから、もしかしたら何処かでその姿を見る機会が訪れるかもしれませんよ。

こちらの記念碑に書かれているイチャリバチョーデーという言葉は、もう皆さんご存知ですよね。
（一度会えば皆兄弟）

県庁舎を過ぎると県警本部。

長時間写真撮影していると怪しまれそうなので、ここは短時間で通り過ぎることにしました。
奥にあるのが県庁舎行政棟で手前が県警本部。

県庁南口交差点の所にあるこのモニュメント。
鯨のようにも見えますが、何のために置かれているものなのか未だ謎。
ポツポツと雨が降ってきましたので、少しペースアップして歩きます。

今度はハーバービュー通り入り、旭橋駅方面へ。
その途中にあるのが、味噌めしや「まるたま」。
玉那覇味噌を使った料理が食べられる店ですが、朝早くからOPENしているのでホテルの朝食をスキップしてここに食べに来る人も多いようです。
昼・夜も営業。

味噌めしや まるたま グルメ・レストラン

沖縄で良く見かける名入れ泡盛。
祝い事のタイミングでこのような名入れ泡盛を贈ったりしますが、皆さんも沖縄旅行の記念に作ってもらいませんか？

オハコルテベーカリーは、イートイン可能な店。
こちらも朝早くからOPENしています。

オハコルテ 泉崎店 グルメ・レストラン

オハコルテベーカリーのすぐ近くにあるのが、ホテルルートイン那覇旭橋。
この角を曲がれば那覇バスターミナルとゆいレール旭橋駅ですが、そのまえにもう一つ紹介します。

ホテルルートイン那覇旭橋駅東 宿・ホテル

晴れた日は、キラキラと光り輝いている金秀のビル。
【スーパーかねひで】も、沖縄で【セブンイレブン】をFC運営しているのも、この金秀ですよ。

交差点を曲がり、那覇バスターミナルに到着しました。
こちらが複合施設として生まれ変わった、新しいバスターミナル。
買い物や飲食も楽しめますし、中には県の観光案内所や図書館も入っています。

那覇バスターミナル 乗り物

以前は国際通り（現：のれん街の所）にあったOPAですが、今はこちらで営業中。

那覇オーパ ショッピングモール

台湾の人気店アイスモンスター。
※追記：　閉店しました。

ベーカリーカフェのTino Copain。

開店時間が遅いので朝早くから動き出す私はなかなか利用する機会がないのですが、ここは食事もできるので、ランチで訪れるのも良いのではないでしょうか。

バスターミナルから連絡通路（歩道橋）を渡るとリーガロイヤルホテル。
駅から傘無しでホテルに行くことができますよ。

リーガロイヤルグラン沖縄 宿・ホテル

位置関係の確認ということで、こちらをご覧ください。
私が立っている所が那覇バスターミナル(OPA)。
画像右奥にゆいレールの旭橋駅。
そして左の黄色味を帯びた建物がリーガロイヤルホテル。
画像中央に見えるアーチのようなものが駅からの屋根付き連絡通路（歩道橋）。

もう少し駅に近づいてみました。
手前のアーチ屋根が駅・バスターミナル・リーガロイヤルホテルを結ぶ連絡通路。少し高い所にあるアーチ屋根がゆいレールの旭橋駅。
駅の反対側にはクラブツリーbyヒルトン（画像奥）や東横INNなどもありますので、ビジネス利用者にも人気のエリアです。
国際通りも徒歩圏内ですが、土産物店が沢山並んでいるのは県庁北口交差点から牧志駅の区間。
頻繁に国際通りに行く人にとっては少し遠いかな…という感じがします。
しかしゆいレールで移動すれば、県庁前駅まで１駅。
　（駅から国際通りまで歩いて２～３分。）
国際通りの中心部へ行くのであれば、２駅目の美栄橋駅下車がお勧め。
　（駅から国際通りまで歩いて５分強。）
国際通りの西の端が県庁北口交差点なら東の端は３駅目の牧志駅。
　（牧志駅の階段を下りるとすぐ国際通り。）
ゆいレールは結構頻繁に運行していますし、乗車時間も旭橋駅 → 牧志駅の区間はたった６分です。
首里城に行く予定なら、１日乗車券を上手に利用すると良いでしょう。

ダブルツリーｂｙヒルトン那覇 宿・ホテル

今回はかなり時間をかけてゆいレール県庁前駅から県庁前通り → ハーバービュー通り → ゆいレール旭橋駅までを歩きましたが、ただ歩くだけなら３０分もあれば十分。
写真撮影をしたり石碑などを見ながらかなりのんびり歩くのであれば、１時間かかるかかからないか…という感じ。
買い物や飲食も楽しみたいのであれば、やはり２時間くらいは必要です。
帰りもゆいレールに乗り那覇空港駅へ。
乗車時間は１０分。
赤嶺駅近くで見られるのは、航空自衛隊那覇基地。

更に空港方面に向かうと沖縄都市モノレール(株)の建物が見えてきますが、ここにはゆいレールの車庫や展示館がありますので、乗り物好きのお子さんと一緒に訪れてみるのは如何ですか？

短時間の街歩きが終わり、那覇空港に到着しました。
ラウンジからの眺め。
クールなスターフライヤー機と、尾翼の星マークはスカイマーク。
その向こうは国際線。

那覇空港 空港

ソラシドエアー。

JTAはウルトラマンバージョン。
機体に『ウルトラの島沖縄』と書かれていましたが、何故ウルトラの島なのかと思ったら、ウルトラマンを誕生させた方が沖縄出身でした。

那覇空港は軍民共用なので自衛隊機が飛び立って行く様子も見ることができますが、音もスピードも違うので旅客機にはない魅力があります。

機体の上に立つ男性。
この時は整備中だったのでしょうか。

離陸。
お天気が悪く、沖縄らしい海の色を見ることは出来ませんでした。

今回はトランジットの時間調整で那覇の街を歩きましたが、レンタカー無しでも３時間あれば国際通り周辺を散策することは十分可能です。
時間に限りのある方も、良かったら参考にしてください。

最後はプレミアムクラスのランチを紹介しましょう。

久しぶりに食べるそぼろご飯。

たまには洋食も食べたいなー。

今日は運転の予定もないので、スパークリングワインを飲んで帰ります。

疲れもあったのか、帰りのフライトはウトウト。

気が付いた時には、既に静岡上空でした。
今回は那覇の旅が急遽弾丸石垣の旅に変わりましたが、富士山静岡空港出発の１泊２日は非常に慌ただしというのが良く分かりました。
個人的にはやはり【のんびり滞在型】が好きですが、今年はこのスケジュールを覚悟しなくてはいけません。
頑張ろうっと！

そろそろ富士山静岡空港。

ランディング。
隣はFDAの紫の機体が駐機していました。
旅の終わりはいつも寂しいですね。
では皆さま…良い旅を！

静岡空港 (富士山静岡空港) 空港