恒例年末癒し旅　2018年は加賀温泉へ

2018/12/27 - 2018/12/29

札幌　函館と2年連続で正月料理の材料買い出しを兼ねた年末旅行。今年は仕事が忙しく企画する気力もなく見送ろうかとも思ましたが肉体的にもメンタルにも癒しを求めていることもあり、奥さんがカニが食べたーいと言うので、旨い日本酒、温泉を満たすところ、和倉温泉は以前いたことがあるので加賀温泉郷をチョイス。1か月を切っていたので予約の取れる宿から山代温泉にしました。

エリア 山代温泉(石川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: ANAグループ 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

折角北陸に行くので、往路はANA,復路は北陸新幹線で旅します。8時の羽田行きバスに乗り、9時に羽田着、羽田から1時間半くらいで小松空港に着きました。小松空港からは加賀温泉に行くバスもあるのですが午前のANA便着の時間帯での運航はありませんでした。仕方なく小松駅までバスで行き電車で山代温泉に向かいます。その前にお昼です。

年末ですが閑散としています。お昼はネットで調べて「餃子菜館清ちゃん」へ駅から5分くらいです。

混んでいましたが待たずにすぐに席に着くことができました。寒かったのでビールではなく紹興酒をホットで注文。500円で量もたっぷりありお得感がありました。

何を小松駅周辺で食べるか検索していたら、塩焼きそばなるものが小松市民のソウルフードというので塩焼きそばのお店から「清ちゃん」を選択。清ちゃんは塩焼きそば発祥のお店です。注文は奥さんも私も、餃子と塩焼きそばです。

結構なボリュームがあります。もやしがたっぷりはいっていておいしかったです。
他にもおいしそうなメニューがありまた行ってみたいです。

小松駅から在来線で加賀温泉駅へ。温泉宿の送迎が来るまで周りをウロウロ。あれは何？巨大な観音様。後で調べたら豊星寺の観音像とことでした。

二泊三日お世話になった宿は、吉田屋山王閣。宿に着きさっそくお風呂へ。

露天風呂。小さくお湯の温度も低めでいまひとつ。2階と1階にお風呂があり時間で交代なのですが１階のお風呂の方がよかったです。

内風呂。ここは私にとってちょっと熱めでGoodです。29日からお客さんで混むらしいのですが28日はほとんどお風呂は貸し切り状態。

私の好きな、綿の木です。

夕食は部屋食です。料理もなかなか良かったです。別注文で鰤しゃぶをお願いしました。

お酒は手取川と上きげんをお願いしました。上きげん、今まで知らなかったのですが有名な杜氏農口尚彦杜氏の流れを汲むということでいただきました。和食には日本酒ですね。

結構料理があり、鰤しゃぶはいつの間にか出しのコンロの固形燃料が消えていました。もう一度お願いしてしゃぶしゃぶ堪能です。

この日の料理で個人的に気に入ったのが鯛の兜煮（荒焚）、日本酒に合いました。

よく日の朝食、お食事処でのバイキングです。部屋は半個室で落ち着いて食事ができました。

旅行の中日は永平寺に行くことにしていたので事前に宿に永平寺行きのバス「永平寺お出かけ号」を予約してもらっていました。停留所の往復は宿がマイクロバスで送迎してくれます。
写真は判りずらいですが消雪パイプが稼働していたのでパチリ。小さいころ当たり前に見ていた消雪パイプ、父親が他界してからは冬は地元に戻ることはなく自分にとって原風景の一つです。

昨日まで雪はなかったのですが夜半から降ったようで永平寺に向かうにつれ、雪が深くなりました。

永平寺お出かけ号は永平寺門前の土産店「井の上」が終点。山代温泉東口から約1時間の工程です。井の上から永平寺まで徒歩５－6分の距離。

永平寺に付きました。義母は曹洞宗で葬儀をあげましたので大本山を訪ねてることができて良かったとも思いました。

曹洞宗は鎌倉時代に道元禅師が中国から伝えたものですが大本山も二つありもう1つは横浜市にある大本山總持寺だそうです。知らなかった・・・・。

雪が降って山水画の雰囲気を醸し出します。

永平寺は700年以上の歴史を有する座禅修業の道場で200名ほどの修行僧が修行し、毎年100名程度新たに入門するそうです。庫院、僧堂、浴室等伽藍が配置されています。

通用門からすぐ目に入る吉祥閣

参観ルート最初に傘松閣

すごく広い畳の部屋156畳もあり、更には天井に日本画の大家による花鳥図があり圧倒されます。ただ、古い建物ではなく昭和に入ってからの建立です。

願いがかなう5枚の天井画があるとのことですが場所を知らないと探すの大変ですね。私は後から知ったので探しませんでした。

伽藍を繋いでいる周り回廊・階段がたくさんありました。

大庫院手前の擂粉木棒（写真真ん中の柱のような棒）です。大庫院は台所です、その前にある擂粉木棒ですが3回触ると料理が上手くなるそうです。

雪景色

幽玄な世界です

伽藍の中です

大庫院

時々外の風景が見えます

再び回廊

山門。修行僧は一度入ると下山まで出ることはできないそうです。

雪吊り

本尊を祀っている仏殿（覚皇宝殿）

とりあえず一通り見学し外に出ました。ちょうど御朱印もできあがっていて受け取りました。
実は、見学中、スリッパを履くことを忘れ靴下で回っていたので足は冷え切りましたのでご注意ください。同じようなあわてんぼうさんは他に2－3人いましたが・・・

樹齢700年を超える木々

太い杉の木、これも700年超かな？

バスに向かう門前の道の両脇は土産物屋さんです。

午後になって雪も止みました。バスの発着場の井の上で土産を買ったり昼食をいただき宿に戻ります。（バスを利用すると井の上でのお買い物10%引き券がもらえます）

帰りは宿のバスの迎車まで時間があったので山代温泉の中心、総湯周辺をじゃらんじゃらん。

石燈籠のムロ掛け、はじめて見ました。

古総湯
山代温泉の観光場所の割にはあまり観光客はいませんでした。

宿に戻って露天風呂で雪見風呂としゃれたかったのですが雪は止んでしまいました

前日の露天風呂と違ってこちらの風呂の方が風情があります

内湯

夕食は料理を蟹尽くし会席に変更、カニと日本酒を楽しみました。

この日も手取川と天狗舞をいただきました。

かに好き奥さんもご満悦です

最終日、金沢近江町市場でお正月の料理の食材を購入。

奥さんはその場でボタンエビ　500円をいただきました。

おいしかったよー

金沢駅ビルでたくさん和菓子類買って、あとは新幹線。ホタルイカの干物とビールで東京に向かいます。温泉には入れて、永平寺観光もでき、食材も仕入れることができ満足な2018年を締める旅行でした。