スリランカ周遊２

2018/11/18 - 2018/11/24

阪急交通の「はじめてのスリランカ　６つの世界遺産を巡る7日間」に参加。アヌラダプーラ、シギリヤ、ポロンナルワ、ダンブッラ、キャンディー、ゴールと巡る行程。

エリア ダンブラ(スリランカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

第3日の午後はシギリヤからポロンナルワ仏教遺跡へ。遺跡が点在している。遺跡に入るときには裸足になる。が、この日は日差しも強く、素足では熱い。靴下は必携。

古代都市ポロンナルワ 史跡・遺跡

クワドラングル遺跡郡の中心的存在のワタダーゲ。円形の寺院遺跡である。円形の壁の中に仏像がある。この遺跡は比較的良く残っている。

ワタダーゲの向かい側に仏歯寺跡のハタターゲ。中には顔を破壊された仏像が立つ。

ハタターゲ横にこれも仏歯寺跡とされるアタターゲ。木造の屋根があったらしいが、今は柱しか残っていない。全体的に遺跡の損傷が激しく、往時を想像するのは難しい。

ハタターゲの横に建つピラミッド型の塔。用途は不明。

クワドラングルから北へ歩くとガルヴィーハラがある。巨大な僧院跡。中央奥に壁に彫られた仏像がある。また、浮彫の彫刻などが良く残っている。

ランカティカラからガルヴィーハラへ行く途中に、真っ白なドーム型の仏塔がある。キリヴィハーラ。

大きな岩に彫り出された仏像、ガルヴィーハラ。見事な仏像が4体並んでいる。ここもロープで仕切られたエリアでは裸足になる。

岩に彫られた涅槃像。スリランカの仏像には涅槃像が多い。
これで仏教遺跡群の見学を終えて、ポロンナルワからシギリヤへ戻る。

夕方、国立公園内のサファリツアーへ。古い三菱ジープが現役で活躍中。この車に、ドライバーと助手席、後ろに4人乗る。後ろの席は立ち上がり、屋根の上に体を出すことができる。草原に入って、勝手に走り回った挙げ句、戻るためのチップを要求するというボッタクリが多発しているらしく、業者選びが重要。

サファリツアーは、近ごろ流行りらしく、多数の車が草原に向かうので、道が渋滞する。

ゾウが現れると車が殺到するので、身動きが取れなくなり、無秩序状態に陥る。渋滞が一層激しくなる。遠くに小さく象が見えるだけなのだが・・・

サファリツアーらしく、川を越え、ぬかるみを通って行く。面白いが、揺れは激しい。

草原を走り回ってやっとゾウに出会う。後ろに孔雀が羽を広げていた。

ゾウの親子。動物園でも見るこができるのだが、走り回ってやっと見つけたというところにありがたみがある。珍しい動物が見られるわけではないが、草原を走り回るのは面白い。
サファリで日が暮れて、ホテルへ。

第4日目は、シギリヤからダンプッラへ。石窟寺院への入口のゲートからは緩やかな上り坂と階段。

岩山にをくりぬくように５つの石窟に寺院がある。

石窟寺院は、岩に添って建てられている。手前の第1窟神々の王の寺。

第1窟の涅槃像。石窟の岩に彫られた涅槃像で石窟内に横たわる。足の裏が赤くなっており、花の模様がある。

第2窟の中にも大きな涅槃像がある。一番大きな石窟で、偉大な王の寺と名付けられている。

仏像群と天井画が見どころ。仏教の歴史などが描かれている。

第3石窟の寝仏像。黄金に、というか黄色に彩色されている。日本に比べ、横たわる仏像が多い。

第4窟。真ん中に大きな仏舎利があり、天井にも仏画が描かれる。奥の仏像の内、1仏は、観光客がその上に座って写真を撮ったことから新たに作り直されたそうだ。
この隣りの第5靴は新しく、狭い。

ダンブッラからキャンディー仏歯寺へ。移動の途中で、ハーブガーデンに寄り、見学と昼食。
ハーブガーデンは、スパイスの庭というよりは、薬草園というのが適当だろう。園内を案内されて、それぞれの薬効をきく。美肌クリームだとか、血圧に良いパウダーとか。ココアパウダーなども売っている。

キャンディーに着き、まずは庶民の台所、キャンディーマーケットへ。狭いエリアに小さな店がひしめく。また、食材を買い求める客もいっぱい。

マーケットにはたくさんの人で賑わっていた。魚のエリア、肉のエリア、野菜果物のエリアというようにだいたいエリア分けされている。冷蔵庫はなく、特に生魚のエリアは強烈に生臭い。他にも、乾物も独特な匂いを放っている。

中庭があるが、空気は悪い。熱気と臭いで息苦しい。

さすが、南国とあって、色々なフルーツが売られている。

キャンディー観光の目玉、仏歯寺へ。入口に大きな門がある。

まっすぐに伸びる参道を行く。掃除が行き届いていて気持ち良い。

参道は寺院の建物に突き当たる。

入口の左側に靴を預けるところがある。ここから中は裸足となる。

本堂に入ると、まずはタペストリーがある。
釈迦の歯が保管されているのはこの上の2階。

お祭りの時にゾウの背中に着けて巡回するカゴが飾られている。

この奥に釈迦の歯が保管されている。もちろん歯は非公開。この前に静かに座ってパワーをもらう。多くの人が床に座り静かに過ごしている。祈っている人、瞑想する人。
ここでも、歯の方を背にして写真を撮るのは禁止。係員がいて、守らないと厳しく注意される。

1階奥に仏像の置かれた大きな部屋があり、仏教の歴史を描いた絵が飾ってある。

仏歯寺のすぐ前はキャンディー湖。広々とした湖面を渡る風が心地よい。
この後、仏歯寺の裏にあるホールで民族舞踊を見学。日本でいえばお神楽に近い英雄譚だが、太鼓を中心とする派手な音楽と衣装のダンスである。火を使った踊りは、ポリネシアンダンスを連想させる。
ダンスが終わると、外はすっかり真暗になっている。この日は湖畔の高台に建つホテル泊。