2019/01/25 - 2019/01/25
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Weiwojingさん
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アフガニスタン大使館に初めて出かけた。港区麻布台にある大使館はロシア大使館やアメリカン・クラブのすぐそばにあり、それらの建物と比べても遜色はない。大変美しい。
アフガニスタンと言うと、テロや紛争の絶えない、危険な国というイメージがあるが、しかし、国民は友好的で、日本に対する関係は良好な面が大いに感じられる。
今回大使館では、アフガニスタンに関する文化講演会があり、それに参加するために赴いた。国情の紹介や食べ物、国歌の紹介等盛りだくさんであった。
小生にとって何よりも興味を引いたのは食の紹介であった。恐らくアフガニスタン料理は日本で食べるのは全く不可能だと思うので、このような機会に恵まれ、大いに楽しむことが出来た。その他にもこの国の多彩な文化にも関心を覚えた。
- 旅行の満足度
- 5.0
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アフガニスタン大使館の建物は、数ある在京大使館の中でも異彩を放っている。2008年、中央官庁合同会議所だった建物を全面的に改築し、大使館の建物となった。
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夜になると建物全体がライトアップされて、美しく輝いている。
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玄関脇には大使館の名称とエンブレムが刻まれたプレートが掲げられている。
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今回のイべントは大使館内にある「ルミ・ハルミホール」で開催された。
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日本とアフガニスタン両国の国旗が飾られている。今回の催しはアフガニスタン建国100年記念ということで開催された。
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玄関入り口には何気なく花が飾られている。
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会が始まる20分位前の会場の様子。
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開会に当たって特命全権大使 バジール・モハメッド氏が挨拶をされた。大使は大変ユーモアのある方で、しばしばジョークを飛ばされた。先ず、日本語で「これからつまらないことを話しますが、・・・」と語り始めた。「アフガニスタンでは平均寿命が60才です。そうなると、私は危ない」と語るなど、大いに沸かせた。
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最初前半は大使館員によるアフガニスタンに関するレクチャーがあった。
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レクチャーの後は食事となった。食事はビュフェ形式で、見た目にもきれいに並べられている。
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左側の方は大使館付きのシェフで、今回の料理の采配を取られた。心配そうにゲストの方々の食事の様子を見ていた。
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参加者に料理を説明しながら取り分けするのを手伝っている。
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数々のアフガニスタン料理が出された。これは「カビリタバオ」というアフガニスタン炊き込みご飯である。西・中央アジアの国々にはこのような炊き込みご飯が見られる。
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これは「ナン」というパンで、アフガニスタン風ということであった。
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「鶏肉の煮込み」は少々スパイシーであった。
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「ファシリア」(いんげんの煮込み)
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「サブジ」(ほうれん草と豆の煮込み)。
どれもアフガニスタン料理は煮込んだものが多いような気がする。しかも、様々なスパイスが使われている。 -
「サフラン・クミンライス」は南・中央アジアでポピュラ―な食べ物で、しばしば食べたことがある。
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「サラダ」は万国共通であるように思えるが、時たまスパイスが入っているようなものがあり、興味深い。しかし、このサラダはごく普通の味であった。
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これはデザートであるが、名前は分からない。
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こんな風に少しづつさらに取り分けた。
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アフガニスタンはイスラム教が国教なので、飲酒は禁じられている。酒の代わりに、ジュースやコーラ、お茶などが出された。
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アフガニスタンではお茶がよく飲まれ、紅茶や緑茶が主流であるようである。
よく見るとポットの表面にアフガニスタン大使館のエンブレムが描かれている。 -
これは小生が自分用に取り分けた料理の数々。アフガニスタン料理は初めてであるが、まずまずの味であった。
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どこの国の大使館もそこは自国の文化の発進地なので、大使館を訪ねればその国の文化がどんなものかが分かる。
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ホールの一角にはアフガニスタンの織物や繊維製品が並べられている。どれも鮮やかであざやかで、きれいである。
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アフガニスタンは絨毯の制作では世界でも有数の国であるが、この絨毯の隅の方を見ると、「アフガニスタン大使館」と書かれた文字がうかがえる(説明によると)。
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大きなテーブルの上にアフガニスタンを紹介する民芸品や本が並べられている。
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それらの中でこの人形たちに興味を覚えた。
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色彩豊かな子供用のドレス。
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こちらも同じく子供向けのドレスであるが、どれも色が鮮やかである。
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参加者たちがアフガニスタンの民族衣装に興味を持たれたようで、試着をしていた。
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国歌が歌われた際、大使館員たちは胸に手を当てて歌っていた。
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最後に参加者全員で記念写真を撮った。80名以上の参加があった。小生もこの中にいる。
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館内を見たいと思い、大使館館内を少し見させていただいた。
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2階から3階へ連なる階段の手すりが美しい。
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館内にはあちこちにアフガニスタンの調度品が置かれていて、どれも素晴らしい。
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会が始まる前に少々時間があったので、屋上に出てみた。
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集まりが終了後再度屋上に出てみた。
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外に出ると、東京タワーがいきなり目の前にどんと現れたのには驚いた。こんなに間近にタワーを見るのは初めてである。
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遠くに六本木のビル群の明かりが見える。楽しかった余韻をしばらく味わいながら、東京の風景を見ていた。
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