◆2018.12 UAE旅行② アブダビ

2018/12/18 - 2018/12/23

12月中下旬に休暇が取れそうだったので、ベストシーズンのＵＡＥを友人と旅行しました。
ドバイを拠点にアブダビ、シャルジャと３つの街へ行きましたが、どこで出会った人も皆すごく親切で、感動的でさえありました。
治安が良く、英語もよく通じ、日本から直行便も飛んでいるので、海外に不慣れな人でも旅行しやすい国だなと感じました。

エリア アラブ首長国連邦

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ホテルでゆっくり朝食をとり、今日はアブダビへ。
アブダビへのバスはアル・ジュバイルとイブン・バトゥータの２ヶ所から出ていて、ホテルから近いのはアル・ジュバイルなのですが、イブン・バトゥータ・モールの世界一美しいスタバを見るため、往路はイブン・バトゥータを使いました。
イブン・バトゥータにはメトロの駅がありますが、現在路線工事の影響で、その数駅手前のDMCCまでしか行くことができません。
しかし、このDMCCからイブン・バトゥータ・モールまで無料のシャトルバスが出ています。
かなり色が飛んでしまっていますが、この写真がそのシャトルバスです。

イブン・バトゥータ・モールの世界一美しいスタバ。
コーヒーくらい飲みたかったのですが、何せホテルの朝食でコーヒーやらジュースやら何杯も飲んだ後なのでそんな気になれず、写真だけ撮らせてもらいました。
この後、モールを出てすぐのバスステーションからアブダビ行きのバスに乗りますが、バス停のお手洗いはあまりきれいではないそうなので（友人談）、モール内で済ませておくのをおすすめします。モールのトイレはきれいでした。

スターバックス コーヒー (イブンバトゥタモール店) カフェ

バスでアブダビへ向かいます。
バスのチケットカウンターでNOLカードをチャージしようとしたところ、クレジットカードは使えないと言われ、現金を手元に置いておきたかったので、すぐ近くにあるメトロの券売機でチャージしました。
先ほど、メトロは路線工事の影響で運行していないと書きましたが、反対方向には運行しているのか（確認していないのでわかりませんが）駅自体は開いていて、券売機も使えました。
わたしのクレジットカードのICチップの調子が悪く、うまく読み込めないで困っていると、駅員の女性が気付いて声を掛けてくださり、助けていただきました。
本当に人に助けてもらいっぱなしの旅です。

アブダビには１時間半ほどで到着しました。
アブダビ市内はバスも走っていますが、エミレーツ・パレスとグランド・モスクに行くだけのつもりなのでタクシー移動にしました。
ＵＡＥはとにかくタクシーが安くて便利です。
タクシー乗り場には流しっぽいのもいるので、メーター制に乗るよう気をつけてください。

まずは腹ごしらえするため、タクシーでエミレーツ・パレスから徒歩15～20分ほどのところにあるNation Towersに向かいました。
ここに王室御用達の高級デーツで有名なBateelのカフェが入っているので、ランチしてから歩いてエミレーツ・パレスへ向かうつもりです。
タワーに入ってすぐの案内板でCafe Bateelを探そうと思ったら、ここでも長身のお兄さんが「どこか探していますか？」とすぐに声を掛けてくれました。もはや探す間もなし。

お兄さんのおかげで迷うことなくBateelへ。
時間は14時頃だったと思いますがすいていて、テラス席にするか希望を聞かれました。
陽が当たっていなさそうだったので、海沿いの道路を見渡せるテラス席を選択。写真はテラス席からの景色です。
ここが本当に気持ちよくて最高でした。
店員さんは人懐っこく、わたしが持っているカメラを「どこのカメラですか？」と興味深そうに見ておられました。

カフェ バティール カフェ

Cafe Bateelのランチセット。
メイン、パン、ドリンク、ケーキで69Dhです。
このボリュームでこの値段はお得だと思います。

カフェ バティール カフェ

カフェラテには例のデーツが着いてきました。

カフェ バティール カフェ

ケーキは単品と同じものが出てきます。
単品だと30Dh以上するので、ランチセットはお得ですが、もうしばらく何も入らんというほどお腹いっぱいになります。
メイン、ケーキ共にすべて友人と違うものを注文しましたが、どれもそれぞれおいしかったです。

カフェ バティール カフェ

Cafe Bateelでかなりゆっくりしたあと、徒歩でエミレーツ・パレスへ向かいます。
時間にして20分もかからなかったように思いますが、道中に面白い形のビルやオブジェ（？）などあり、楽しい散歩になりました。

シェイクザイードの記念碑だそうです。
たまたま前を通りがかって見ることが出来ました。

エミレーツ・パレス到着。
時間とお腹に余裕があればカフェでお茶でもしようかなどと考えていましたが、時間にもお腹にもまったく余裕などなく、外観だけ堪能することにしました。
しかし、外観だけでも十分興奮できるので一見の価値ありです。
超高級ホテルですが周りにはわたし達のような観光客がいっぱいいて、若い男の子に普通にナンパされたりと、外は案外カジュアルな雰囲気でした（笑）

Emirates Palace Mandarin Oriental, Abu Dhabi ホテル

エミレーツ・パレスからタクシーに乗ってグランド・モスクへ。
この旅行のメインイベントの一つでもあるため、車窓にモスクが現れた時は思わず歓声をあげました。

シェイク ザィード グランド モスク 寺院・教会

モスクの駐車場でタクシーを降りると、入場口へ向かいます。
このドームが入場口で、一度地下へ降りてからセキュリティチェックなどを行います。
服装に宗教上の規制がありますが、アバヤを無料で借りることができるのでそれほど気にしなくても大丈夫です。
アバヤは服の上から着ることができます。

シェイク ザィード グランド モスク 寺院・教会

ここからはもう、うわぁ…と思わずため息の漏れる光景の連続です。
どこを切り取っても美しい景色が続きます。

シェイク ザィード グランド モスク 寺院・教会

柱の模様までかわいい。

シェイク ザィード グランド モスク 寺院・教会

だんだん日が暮れてきました。
うっとりする光景です。

シェイク ザィード グランド モスク 寺院・教会

スワロフスキーのシャンデリア。
贅の限りが尽くされています。

シェイク ザィード グランド モスク 寺院・教会

この日は満月が出ていました。

シェイク ザィード グランド モスク 寺院・教会

どんどん日が落ちてきて、夜が近づいてきます。

シェイク ザィード グランド モスク 寺院・教会

幻想的な雰囲気を増していくモスク。

ＵＡＥ旅行ではあまり日本人を見かけなかったのですが、モスクではさすがに数人の日本人の方を見かけました。
久々に自分たち以外の日本語を聞くと嬉しくて、つい声を掛けてしまいます。
お友達同士やご姉弟など、みなさんそれぞれの旅行を楽しんでいらっしゃいました。

シェイク ザィード グランド モスク 寺院・教会

同じところを何週も回り、存分に堪能してもなお名残惜しいですが、夜も更けてきました。
ドバイまでバスで約２時間かかることを考えるとそろそろ帰らなければなりません。
ミュージアムショップでお土産を買い、モスク内で何度も出会ってちょっと仲良くなったパキスタン人のグループと記念撮影をして、タクシー乗り場へ向かいます。

シェイク ザィード グランド モスク 寺院・教会

退場もドームから。
中から見るとこんな風になっています。

シェイク ザィード グランド モスク 寺院・教会

タクシー乗り場にはたくさんのタクシーが停まっていますが、これもメーター制でないものが混じっているのでご注意ください。
空いているタクシーを捜しているとインド人の女の子に声を掛けられ、目的地が同じ（アブダビ・バスステーション）だったので相乗りしました。
彼女とはバスでドバイまで帰るのも一緒だったので、バスの中でもお話できて楽しかったです。

シェイク ザィード グランド モスク 寺院・教会

予定通り２時間ほどでアル・ジュバイルに到着。
相乗りした女の子とお別れし、夜のオールドドバイを散策しに行ってみます。
相変わらず道はわからないので人に訊きまくりました。みなさんどうもありがとう。

夜のオールドドバイは、もう22時を回っているというのに客引きがすごい！
こりゃシャルジャで買い物してよかったなと思いました。笑

ドバイ オールド スーク (テキスタイル スーク) 市場

夜のバスタキヤ地区。
ほとんどのお店が閉まっていましたが、オレンジ色にライトアップされた土色の壁に雰囲気があります。

アル ファヒディ歴史地区 (バスタキヤ地区) 旧市街・古い町並み

閉店後でしたが、スターバックスがありました。

アル ファヒディ歴史地区 (バスタキヤ地区) 旧市街・古い町並み

わたし達のホテルはクリークの対岸にあるので、アブラに乗って帰ります。
乗り場に行って「リビエラホテルに行きたい」と地図を見せると、おじさんたちがわらわらと３人くらい集まってきて、その中の１人が「リビエラホテルなら知ってる。これに乗って」と教えてくれました。
アブラに時刻表はなく、ある程度人が集まったら出発しますが、お店もほとんど閉まっているような時間だというのに、すぐに集まって出発しました。
運賃はたったの1Dh。
景色もよくて異国情緒たっぷりです。

アブラ (船) 船系

アブラを降りた後、ちょっとだけホテルの周りをうろうろしました。
バニヤス・スクエアのあたりは深夜でも多くのお店が開いていて、24H営業のお店もちょこちょこあります。
ホテルのスタッフさんに勧めてもらったCHOC & NUTSというナッツ屋さんがまだ開いていたので入店してみました。
何種類ものナッツが並ぶ様子は見ているだけでもテンションがあがります。
試食もさせてくれますし、気に入ったものは量り売りで購入できて真空パックにしてくれるので、お土産にもってこいです。
クレジットカードも使えました。
店員のおじさん２人はとても親切でチャーミングで、帰り際にお土産をくれました。

チョック アンド ナッツ 専門店

ホテルの部屋に戻ると、テーブルの上にお菓子が。
全室に行っているサービスなのか、わたし達が今朝チップと一緒に日本のお菓子を置いたお返しなのかわかりませんが、おいしくいただきました。

リヴィエラ ホテル ホテル