◆2018.12 UAE旅行① 到着～シャルジャ

2018/12/18 - 2018/12/23

12月中下旬に休暇が取れそうだったので、ベストシーズンのＵＡＥを友人と旅行しました。
ドバイを拠点にアブダビ、シャルジャと３つの街へ行きましたが、どこで出会った人も皆すごく親切で、感動的でさえありました。
治安が良く、英語もよく通じ、日本から直行便も飛んでいるので、海外に不慣れな人でも旅行しやすい国だなと感じました。

エリア アラブ首長国連邦

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

航空会社はエミレーツ航空を利用しました。
関空を23:35発のフライトでしたが、20時頃に関空に着いてすぐ掲示板を見ると、出発時刻が10分早まり、23:25に変更になっていました。
チェックインカウンターはかなり込み合っていて長蛇の列でしたが、わたし達はあらかじめオンラインチェックインを済ませていたので、長い列に並ばずに荷物を預けることができました。
エミレーツのオンラインチェックインはフライトの48時間前から可能です。

約11時間のフライトを終え、ドバイ国際空港に到着。
飛行機はほぼ満席でしたが、そのほとんどがトランジットの方らしく、入国審査を抜けた空港はガラガラ。とりあえずＡＴＭで300Dhをキャッシングし、メトロで市内へ出ます。
※ちなみにＵＡＥはほとんどの支払がクレジットカードで行えますので、現金はあまり使う機会がありません。両替は必要最低限に留めるのがいいと思います。

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

エミレーツ航空が到着するターミナル３はメトロの駅に直結しています。
メトロの乗り方は簡単で、日本とほとんど変わりません。女性専用車両やGoldカード専用車両がありますが、乗降口にかなりわかりやすく明記してあるので、間違えて乗ってしまうことはないと思います。

メトロに乗るにはNOLカードという専用のカードが必要で、いくつか種類がありますが、わたし達は日本のSuicaのようにチャージして使うSilverカードを購入しました。
これは、市内移動に可能な限りメトロを使うつもりだったのと、アブダビまでの足にバスを使うつもりだったためです。
SilverカードはRedカードより発行手数料が高いかわりに、運賃が割り引かれるので、何度もメトロを利用するならSilverカードがお得です。
また、わたし達のようにバスでアブダビへ行く予定があれば、アブダビ行きのバスに乗るには必ずSilverカードかGoldカードが必要になるので、はじめからRedカードは選択肢から外していました。
Redカードは券売機で購入できますが、Silverカードは改札横のチケットカウンターで購入します。一度購入すれば、チャージは券売機で行えます。クレジットカードも使用可です。

ホテルに到着。
（到着時に写真を撮らなかったので、これは夜に撮った写真です笑）

まだ９時前だったので荷物だけ預けるつもりだったのですが、15分ほど待てば部屋に入れるとのことだったので、そのままチェックインさせてもらいました。
顔を洗ったりメイクしたり、部屋でゆっくりできて嬉しかったです。
今回の宿泊地のリビエラホテルは、立地もいいし、スタッフの方々の対応も最高でした。

リヴィエラ ホテル ホテル

ホテルで準備を済ませてから、シャルジャに向かって出発。
シャルジャ行きのバスはアル・グバイバ・バスステーションかユニオン・バスステーションから出ており、ホテルのフロントでどちらがいいか相談すると、ユニオンなら徒歩圏内だからそっちを使うといいよと教えてもらって、そのとおりにすることに。
12月のドバイは、日本で言うところの夏と秋のあいだくらいの気候で、外を歩くのが本当に気持ちいいです。

ユニオン・バスステーションに着くと、Sharjahと表示されたバスをすぐに発見。
念のため運転手さんに目的のバス停（アル・ジュバイル・バスステーション）に止まるか確認した上で乗り込みました。
バスにもNOLカードが使えます。
このバス、乗ったはいいものの、降り方がよくわからず（笑）
まあ、乗車時に運転手さんに降りたいところを言ってあるし、スルーされることはなかろう…と思いつつドキドキしていたのですが、どうもアル・ジュバイル・バスステーションは終点だったようです。
そうでないとしても、このバス停は大きくてたくさんの人が降りるので、止まらないということはないと思われます。

まずは歩いてセントラルマーケットへ。
本当は、アル・ジュバイル・バスステーションより一つ手前で降りたほうがセントラルマーケットに近かったようですが、復路のことを考えるとバス停の場所がわかったほうがよかったとも言えるので、これはこれで良しとします。

セントラル マーケット / シャルジャのブルー スーク 市場

シャルジャはドバイに比べて物価が安く、布製品や雑貨などドバイの半額で買える場合もあると聞いていたのですが、その話は本当でした。
半額どころか1/3くらいの値段で買えるものも少なくありません。
客引きはありますが、それほどしつこくありません。
最初に館内をぐるっと１周した時に、「Later.（あとでね）」と適当にあしらった客引きのおじさんが、あとで店に入ったときにわたしを覚えていてくれて（わたしは全く覚えていなかった）、「さっき、あとで来るって僕に言ったよね？ 本当に来てくれたんだ！ ありがとう！ うんと安くするよ」と大変喜んでくれました（笑）

セントラル・マーケットでショッピングを楽しんだ後、アル・ジュバイル・バスステーションのほうへ戻って、スーク・アル・ジュバイルをちょっと覗いてみましたが、
お昼休憩の時間に入っていたため閉まっているお店も多く、またわたし達も空腹で、食品を買うというよりはどこかで何か食べたい気分だったので、くるっと見て回っただけですぐに出てしまいました。
果物やデーツなど色々並んでいて面白かったので、にぎわっている時間に訪れたら楽しかったと思います。

セントラル マーケット / シャルジャのブルー スーク 市場

10～15分ほど歩いてヘリテージ・エリアへ。
何があるのかよく知らずに行ったのですが（笑）、古き良きアラブの再現を目指し開発されているエリアのようです。
アートに力を入れているようで、おしゃれで落ち着いた雰囲気はモダンでもありました。

ヘリテージ エリア 旧市街・古い町並み

このあたりはこれから何か建てるのでしょう。

ヘリテージ エリア 旧市街・古い町並み

ヘリテージ・エリア内でカフェを見つけました。
女性の店員さんと目が合ったので挨拶すると、にこっと微笑み声を掛けてきてくれました。
お姉さんが可愛かったのと（笑）、かなり空腹だったのとで即入店。

Fen Café & Restaurant カフェ

いくつものドアが開け放たれた開放的なカフェで、どこかからピアノのボヘミアン・ラプソディが流れてくるのが聞こえました。

Fen Café & Restaurant カフェ

Wagyu Burger（49Dh）を注文。
このお店、お蕎麦や天ぷらなど、和風なメニューが多くありました。
写真のバーガーは、バーガー自体もおいしかったのですが、付け合せのフレンチフライがカリッッカリに揚がっていて、個人的にめちゃくちゃ好みでした。

Fen Café & Restaurant カフェ

モクテル（各20Dh）
UAEはお酒の飲めないお店が多いためか、おいしいジュースが多いです。

Fen Café & Restaurant カフェ

お店のテラスでリラックスしていた猫。
UAEには猫がかなり多いです。
食事中も、外から猫が入ってきて、人馴れしているのかわたし達のソファに飛び乗り、擦り寄ってきたりしました。
店員さんが慌てて回収に来られましたが（笑）
その猫はオッドアイの白猫で、名前はボウイというそうです。同じオッドアイのデヴィッド・ボウイから取ったのかな？

Fen Café & Restaurant カフェ

続いて、イスラム文明博物館へ向かいます。
昼下がりに歩く海沿いの道はとても気持ちがよく、対岸の景色も美しいです。

多分15分くらい歩いて到着。
入ってすぐの受付で入館料を支払い（クレジットカード不可でした）、館内の回り方の説明を受けます。受付の女性が「荷物を預かりましょうか？」と声をかけてくれました。

イスラム文明博物館 博物館・美術館・ギャラリー

展示は充実していて、じっくり見て回ると半日くらいかかりそうです。
フライトの疲れと食後の眠気でちょっとふらつき気味でしたが（笑）、それでも興味深い展示が多くあり、楽しんで見る事ができました。
16時頃だったかと思うのですが、館内はかなり空いており、わたしたちの他には２組くらいしかいなかったように思います。

イスラム文明博物館 博物館・美術館・ギャラリー

最上階のザ・ドーム。
正座の天井画が美しいです。
壁際にソファが並べてあって、ちょっと座って休憩できます。
父子でいらしていたインド人の親子と少しお話しました。
ＵＡＥはインドからの旅行客がかなり多く、現地で何人ものインド人とお話する機会がありました。現地の方より多かったかもしれません（笑）

イスラム文明博物館 博物館・美術館・ギャラリー

すっかりシャルジャを満喫し、ドバイへ帰ります。
疲れていたのでバスステーションまでタクシーを利用しました。
短距離だったので初乗り料金（13Dhくらい）だったと思います。
これはドバイでもアブダビでもそうでしたが、タクシーは基本的に現金払いです。

帰りのバスはアル・ジュバイル・バスステーション行きに乗り、そこからメトロでドバイ・モールへ向かいます。
ちなみに、わたし達は誰もネット環境を繋いでいなかった上に大した下調べもしていなかったので、バスの乗り場からメトロの場所まで、何から何まで街の人々に訊きまくっています。
これは本当に感動的だったのですが、ＵＡＥの人たちは皆さん大変親切でした。
お店の店員さんはもちろん、道を歩いている通行人の人々まで、こちらが少し何か考えている様子だと向こうから声を掛けてかけてきてくれるくらいです。
国内の何倍も不安な海外でこのように人の優しさに触れると、わたしも日本で困っている人に優しくしたい、という気持ちになります。

ドバイモールに到着。
メトロの駅から直結ですが、けっこう歩きます。
今日の目的は買い物ではなく、最終日に予定しているブルジュ・ハリファの予習です。
メトロからブルジュ・ハリファの入口への移動時間を読むため、まっすぐAT THE TOPに向かいます。

…と、まるでスムーズに向かったかのように書きましたが、ドバイモールは相当巨大なので、マップを手に一度は自力で行くことを試みたものの、やはりすぐ店員さんに訊くことになりました（笑）
一度行きかたを憶えてしまえば難しくはありませんが、ある程度距離があるので、ブルジュ・ハリファに行く予定のあるかたは時間に余裕を持って行動することをおすすめします。

ブルジュ・ハリファの入口を確認したあとは、ドバイモール内をさっと探検しました。
ちゃんとした買い物は最終日にする予定だったので、あくまで下見です。

ドバイ モール ショッピングセンター

噂の水槽。

ドバイ水族館 & 水中動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

噂のアイスリンク。

ドバイ アイス リンク 体験・アクティビティ

噂の噴水ショー。

ドバイ ファウンテン 劇場・ホール・ショー

この日の夕食は、時間も遅かったのでさっと食べて帰りたかったこともあり、モール内のフードコートで済ませました。
わたしはケンタッキーでラップを注文したのですが、ミスオーダーがあったらしく、店員さんが「これ、余っちゃったからあげるよ。ラッキーだね」とタダでもう一つくれました（笑）
ドリンクも7upをペプシと間違えていたし（指摘したら交換してくれましたが）、けっこう深い時間だったのですが繁盛していてバタバタだったみたいです。
ドバイの街は、恐らく夏の日中が暑すぎて動けたものではないからでしょうが、深夜になっても活動的で、お子様連れのファミリーも普通にたくさんいました。

ドバイモールを後にし、メトロでホテルへ帰ります。
ホテル最寄のバニヤス・スクエア駅に着いたのは23時も近い頃だったと思いますが、街にはたくさんの人。
お店もほとんど開いていてにぎやかです。
しかし、今日はフライトも含めとても長い一日だったので、まっすぐホテルに帰って寝ました。

ドバイ ファウンテン 劇場・ホール・ショー