オランダ・ベルギー7泊9日の一人旅　①

2018/12/11 - 2018/12/19

年に一度の長期休暇（自分で勝手に有給をつかって10日ほど休むことを許す）の季節がやってきたので、
どこにいこうかな・・と。
私の原点ニューヨーク、航空券が高い。ワインを注文したら一品がつくというスペイングラナダも魅力だ。しかし去年スペインに行ったし。カレーにはまってるからスリランカかな？いや、なんか、今アジアへの気分ではない。

あーだこーだとしていたら、お値段との兼ね合いで、
オランダかベルギーだな・・ということで、二国行こう！と。

12/11.12　関空→香港→アムステルダム。（キャセイ）　「ゴッホ美術館とアンネフランクの家」/オランダ
12/13　アムス→ベルギーブリュッセルへ。（ユーロスター）「ムール貝とビールとグランプラス」/ベルギー
12/14　ブリュッセルの美術館「国立美術館とマグリット美術館とポテトとビール」/ベルギー
12/15　ブリュッセル→ブルージュ　「古都を街歩き」/ベルギー
12/16　ブルージュ→アントワープ「ネロ・・・！もう疲れたよ・・・ルーベンスを見る」/ベルギー
12/17　アントワープ→デンハーグ「真珠の耳飾りの少女に会いにいきましょう」/オランダ
12/18　デンハーグ→ライデン→アムステルダム　「シーボルトさんとアムステルダムのパンケーキ」/オランダ
12/19　アムス→香港→関空


飛行機　9.7万
宿　1泊30-80EURO
交通費　電車で5-60EURO
美術館　20EURO×8か所ほど
食事　3-50EURO
買い物　お土産のプチなもの

総計30万くらいいった・・・かな？

ヨーロッパは・・・たかい・・・ね・・・

エリア アムステルダム(オランダ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

えーと、まず、飛行機のれてよかった・・・！
スカイスキャナーから12月初め（出発の1週間前にチケット取ったヤツ）時点で最安値の9.7万ほどのキャセイパシフィック、HK乗り換え19時間くらいなのだが、予約したときからなんか今までとは違ってるサイトでさ・・・。結果的にはちゃんと乗れたけど、まあ口コミサイトみたら「ここではもう二度と取らない」と書いてあり、どきどきしたわ。D-DREAMとゆー旅行代理店サイトなんだが、本部がスペインだとかで、なるほど日本語メールとかが妙な訳っぽくて変だなとは思ったんだ。

まあ安くてよかったけど。

夜勤明けで香港経由、キャセイパシフィックはハーゲンダッツのアイスクリームも美味しいし、映画とか機内のアミューズメント系はよかったし、となりに座った人も若いオランダ女性っぽくて、なんの不満もなく、朝6時にアムステルダム到着。

日照時間が短い（朝9時に夜明け、夜17時には日没）なので、まっくらな朝。

アムステルスキポール空港はとてもクリーンでわかりやすく、世界で一番使いやすい空港とかなんとか。
はじめての券売機もスムーズに英語変換、ただしクレジットカードと小銭しかつかえない使用の券売機なのでクレカをガンガン使ったよね。
空港からアムステルダム市内まで5ユーロくらい。電車20分。

初めてのアムステルダム中央駅の荘厳さに、「ふあああああ・・・！！」
って見上げて感動したよね・・・！！
ヨーロッパの建物の壮大さというかごつさというか。
日本にはない、がっつりどっしりした、歴史的な建物たち。

さて、到着は朝6時で、10時にゴッホ美術館を予約している。
そう、ゴッホ美術館は完全予約制なのである。
四苦八苦して、もし飛行機着が遅れたらどないしよ、とか直前まで予約してなかったけど、まあ前日にしてみた。
英語だけどまあ、なんとか予約できたし、アイフォンのパスブックにチケット用意おっけー。
まず、ホテルに荷物預けに行こう、と美術館から徒歩5分・・・駅からはトラムで10分くらいの、XCOホテル（シングル43ユーロ）をBOOKING・COMで予約済。
朝8時に到着し、荷物預けていいかと聞いたら快く
「？もう入っていいよ。あ、それと、大きい部屋にグレードアップしたよ」
と涙出そうなほど素敵なホテル対応でした。
冬だから部屋すいてるんだろうな・・・。

1Fのダブルの部屋、コーヒーマシンもあってありがたい。
夜勤あけ、飛行機であまり眠れなかったし、とりあえずあったかいシャワーを浴びたい！
水圧も温度もちゃんとしていて、生き返ったー！
ありがとう。
1泊だけど、朝から使えてとてもありがたかった。
駅からはトラムで少しあるんだけど、アムステルダムの街歩きは予定になかったぶん、ホテルまでの電車が私のアムステルダム風景でした。

ゴッホ美術館。入場料30ユーロくらいだっけ。
日本語説明の機械も借りたので、40ユーロくらい使ったかしら。
朝10時から昼の13時まで、じっくり館内を見ました。
作品のうちの90作品ほどを日本語説明があるので、説明のあるやつはじっくり。
「ゴッホの弟テオ、そしてその妻が、ゴッホの作品を残す尽力をし、この美術館が今あります」
というストーリーなど、感動しました。
充実した気分で、半日すごせました。

おなかがすきました。
お昼ご飯どうしよう。ヨーロッパで一人ってほんと、私チキン野郎だし、びびるのよね。
とりあえず、美術館のWi-Fiで「近辺の食事やさん」みたいなのを探し、オランダらしい一品を・・・とのことでトラム（※一日乗り放題７ユーロのチケットを買ってあります）一駅で「CAFE　LUXEMBOURG」というお店で、クリームコロッケの元祖、ビターバレンを食べてみたい、と検索OK.

レモンクリームに海老の入ったコロコロクリームコロッケですね。
メニューがオランダ語じゃったが、みなさん英語を話されるので、なんとなく注文してなんとなく通り、ビールも（ビールはお勧めを聞いたらだいたい「軽いの？しっかりしたの？」みたいなの聞かれる・・・そうよね、種類たくさんあるよね・・・）寒いのであまり大きいのはいらん、小さいサイズ。

ビールとコロッケで20ユーロ越したかな。ビターバレンが14ユーロくらいだったか。
味はとてもクリーミーで、海老の風味、レモンマヨネーズつけて美味しい。ほっくほく。
例によって例のごとく、これだけでおなか一杯です。小食になっちゃうんだよね、海外、ヨーロッパは緊張しちゃって。
まあ十分か。
けっこう胃もたれして、夜ごはんはこの日はラップサンドとビールだけにしたものな。
けど、美味しかったので、もしオランダに行く人にはお勧めかも。

この、おじさんのシャレみたいな「あいあむすてるだむ」のロゴなんだが、
空港にそのでっかい写真スポットがあるってんで探したんだけどみつからなかったのよね。

お昼を食べたあとは17時からアンネフランクハウスを予約してました。
ここも完全予約制。まあアンネの家は入場制限しないと確かにもともとは「隠れ家」なんだから・・・とは思ったけど、少し時間があまり、周辺ぶらぶら。
しかし、寒い。
16時には近くまで行ってしまい、どう時間をつぶそうか・・・あったかいコーヒーを飲みたい、と店を探すが入りやすいところがみつからなくてさまよう

教会など、夕日をあびて美しい。
街の建物は、すべてが素晴らしいなあと見上げてしまう。

１７時ぴったりになるまで入れてくれない。
10分前に寒くて寒くてお願いしたら、少し考えてから入れてくれたけど。

アンネの日記をちゃんと読んだことはないのよね。学校の授業、国語？だったかしらで一部分だけ見たような。しかし視点として、読んだころは学生でしたが今はいい大人なので、家族唯一生き残った父親視点でものごとを考えました。家族を守ることとか、大変だったろうな・・・。
アンネは作家になりたい、とあって、今こうやって自分の日記が世界中の人が目にしてことで、（日記を公開されたいとは思ってなかったろうけれど）後世に偉大な作品を、ナチスのことを少女の日記という視点で見つめた、すごい作品を残したんだね・・・と暗い展示室の中、アンネハウスの隠れ家の中、ひっそり、平和を祈りました。

デルフト、という街がオランダにはあるそうで、「デルフト焼き」やさんがありました。陶器を買うつもりはないので店には入りませんが、ミッフィの陶器はかわいいなー。

チーズ博物館、という生唾ごくりのお店。
美味しそうだなーしかし重そうだなー、と眺めていました。
チーズをろうそくの熱で溶かして食べるテッパンセットみたいなのが２０ユーロであり（重い）それがほしくてたまらないが、重いので止めました。
試食させてくれるし、お店の人は少し片言の日本語で接客してくれ、買いそうになったよね。ゴーダチーズ～

街並み。
冬は寒々しいね、運河も。
夏は素敵なんだろうな・・。
でも、人が少なくてゆっくりと町を眺めることができたかな。
目的は美術館めぐりだしな！
・・・しかし、寒いけどな・・・。

ホテルには19時くらいに帰りました。睡眠3時間の夜勤あけの飛行機にのり、香港まで眠れず、香港からアムスの10時間のうち3時間寝、朝6時から美術館をめぐり、体力の限界なのでレストラン夜ご飯とかもう無理ぽ。
アンネハウス→駅のスーパーでビールと夜ご飯と朝ごはんを買い→トラムでホテルへ。
ホテルのクローゼットのハンガーがさ、ほら、オランダ人って背が高いって有名じゃん？
158センチの私が背伸びしてぎりぎりハンガーにかけられるわけですよ。
みてよ、天井ちかくにハンガーですよ！！！
150センチ女子では確実にとどかないハンガー。。。。

おいおい初めての夜ご飯がホテルの部屋でビールとラップサンドって。
疲れたから仕方ないじゃん。レストランで気つかってへんてこ英語でへんなごはんきて高くついたらへこむじゃん。もう眠いんだよ私。ｗ

カレー風味のラップサンド。
んんんん・・なんだろう。5ユーロほどしましたが、微妙な味わい。
ポークカレーで失敗するはずないんだけど。食べきったけど。

ポテチとビールでダラダラ、9時にはぐっすり・・・。

朝ごはん、ホテル朝飯は高いので、スーパーで買ったマンゴーージュースとアップルパイパン。計6ユーロくらいか（適当なパンでも3ユーロはする・・・高・・）
しかしこのアップルパイパンがだな。
とってもおいしい。ぱりっぱりで、シュガーもさっくり、アップルフィリングの味もあまずぎず、よい味でした。
美味しくてびっくり。（←期待してなかっただけに）

ホテルのにゃんこ様。
触りたかったけどぐんにゃりとお休みでしたので写真のみ。

朝7時台、アムステルダムからブリュッセル、ベルギーへ国をまたぎます。
ネットで予約してみました。ユーロスターになっちゃった。
早割りだと20ユーロくらいで行けるらしいが、当日には90ユーロくらいまで寝あがる国際鉄道。なんだそれ。
ネットで予約したのも3日ほど前なので、80ユーロなどの表示がある中、朝1夜1にしかないユーロスターだけはなぜか30ユーロほどで販売しているのを見て、四苦八苦しながら予約してみました。
予約確認メールにあるQRコードを改札にピッしたら乗れます。
オランダは時間通りにちゃんと電車来るんだね。ありがとう。

中も快適。
2時間ほどでブリュッセルミディ、ブリュッセル南駅に着きます。
そう、ブリュッセル中央駅じゃないのが注意。
下調べしてから行くので大丈夫だけどね。

夜明けとともに到着。
ブリュッセル南駅。・・治安が少し良くないといわれてるので気を引き締める。
私は「気を付けすぎ、そんな悪い人ばかりじゃないって」と人に言われるけど、
まあいつでも日本でもカバンの口には気を付けている。
一人旅だとなおさら、対応能力も低いから「スラ」れたらどうしたらいいかわからないしなんとかなるわよ～とか思えないもので、たぶん人一倍警戒心が強めです。
オランダーベルギーはかなり安全な国なほうで、日本と変わらない（オランダは確かに日本と同じくらい安全な感じはしたけど）ベルギーはちょぴっと私は警戒が必要だなと思いましたよ。

今回はとにかく、朝移動してホテルに荷物を預けてから観光、というスタンスなので、宿へ向かう。
ロジェという駅がいろいろ地下鉄の交差駅で便利そうだったので、ブリュッセル南駅から地下鉄でロジェへ。
ロジェから歩いて5分-10分のところ、ブリュッセルはホテルが高くて、ユースホステルみたいなところにしました。
が、年のせいかパッカー用の集合部屋ベットはちょっとな、と思い、個室だから安くはない。
2泊で156ユーロ。1泊80ユーロすか。昨日のアムスの倍のくせにたいした部屋ではなかった・・・まあ朝ごはんがついてるんだけどね。
荷物預けてさあ、街歩きへ出発。

ブリュッセル地下鉄とトラム乗り放題チケット。
7ユーロくらいかな。
結局一日で2回しか使わなかったから損ではある。（1回乗るのに3ユーロくらいだっけ）。まあ、その都度買う手間（クレジット通さなあかんし）考えたら朝にチケットかったほうが楽かな、と思い。
トラムのほうが地上なので乗り降りしてすぐ目的地なんだけれど、
なんと主要線のトラムが工事中だったよね・・・。ふっ・・・。

②へつづく。