甲斐駒ヶ岳黒戸尾根 / 初登りは黒戸尾根

2019/01/04 - 2019/01/05

三連休に山岳会の方と北岳行きます。
11月末に下見で撤退(笑)、その後巻き返し図るつもりが風邪で散々な師走でした。
ダメ押しがANAの特典航空券で行った南ドイツ、すっかり山っ気失せてしまいました。
1月2日の午後帰宅、旅行疲れあってだりーなって思いつつもヤマテン見たら4日がベスト…時差ボケなんか知ったこっちゃない、予約しましたよ七丈小屋。
思った通り積雪無し、入山者多くトレースばっちり、過去の自分の厳冬期(今回もいちお厳冬期なんでしょうが)の山行タイムより短めの山行時間でした。
日帰り出来たなぁ～と思わなくもないですが、一番の目的は七丈小屋に泊まることなので、日帰りはどうでもイイです。

来週の北岳挑戦の気休めにはなったと思います。
極楽のような七丈小屋泊って、池山御池小屋界隈のテン泊に耐えられるかどうか、逆効果だったかもしれません(笑)。

エリア 明野・須玉(山梨)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

大晦日はミュンヘンで呑んだくれてました

11月末から山歩きらしい山歩きしてません。
年の瀬押し迫った時期に風邪ひくわ年末年始ドイツ旅行するわ山の「ヤ」の字も感じられない一ヶ月。

もー山なんかどーでもいーわ(笑)

三連休北岳行くもんで流石に危機感抱き、やってきました黒戸尾根、帰国後1日半、時差ボケで2時間しか寝られません。
いってみよー黒戸尾根、今日は山頂踏んで七丈小屋…大丈夫かいな。

明日は天気崩れそうなのでどうか今日中に山頂踏ませてくださいませ

中途半端に気合い入れて3時40分スタート、日帰り狙うんなら2時台スタート…いいんです、スィートルーム予約してありますから。
刃渡り手前でふじこちゃん。

モルゲン刃渡り

レンズ汚れたまんま、せっかくのいい絵が台無しです

刀利天狗、ぼちぼち白いものが見えてきました。
この先五合目まで邪悪なアイスが潜んでます。

雪山然としてきます

「本日天気晴朗ナウエ風弱シ」
山頂踏むんなら今日っしょ

屏風岩先の長い梯子で息も絶え絶え、フラットになってぱしゃり

橋への下降っ端より。
雪山だー。

この先胸突き八丁

★★★★★

着きました予約した宿

＼(^o^)／

団十郎アタックのチカラめし。
随分燃費良くなったもんです。

駐車場クルマ15台以上駐まってましたから舗装されてました。
南岸低気圧襲来後はワカンで悶える箇所です。

見よ、このトレース…じゃなかった団十郎の雄姿

ストックからピッケルに。
まさに登竜門です八合目。

来週チャレンジする北岳、団十郎様おらに勇気をくださいませ

右のステップから右斜め上に行けばらくしょー

(゜A゜;)ゴクリ

大迫力、この先まだ夏道にトレースついてました。
入山者少なくなり、南岸低気圧襲来すれば冬期ルートに変わるでしょう。

トラバース振り返って。
雪庇なるほどじゃありません。
去年の2月はここで肝冷やしました。

ルンゼ、上りはサクサク、下りはバックステップ、ピック効かせて慎重に。
冬期ルートは右奥の岩からショートカットし、その先の斜度がグッと上がります。

九合目、幸いなことに風もさほどありません、絶好のコンディション也

ベタな絵

ふじこちゃん、ほーおー、手前早川さん、奥に喜多さん、一番右がマリちゃん

さ、本社のピーク見えてきました

あっこ左にカーブ切れば団十郎のお出まし。
まだ灌木こにゃにゃちわしてますよ。

個人的に黒戸から見る鳳凰が秀逸だと思います

いよいよ

積雪期6度目だっけ？
何度登ってもこの瞬間の安堵感はなんとも言えません。

＼(^o^)／

行動食モグモグしながら。
団十郎ブルー台無しです。

敵情視察。
尖がってんな～。

薬師と高嶺トレードした方がいいんじゃね…鳳凰三山その方がしっくりくるかも

地蔵あれかー！
やはり歩いたルートが増えると山座同定するのがますます楽しくなります。

名残惜しゅーございますが下山

この黒戸尾根のダイナミックさ、大好きです

案外歩けました団十郎様。
脚に関しては北岳不安なく挑めそうです。
団十郎の名に懸けて挑んできます。

安全地帯

かっけーなー

極楽、靴置き場にもストーブあるんです七丈小屋。
日帰り、アホらしくてやってられません。

この暖かさ気な雰囲気

三ヶ日の食材の余り、おすそ分け。
七賢まで頂きました。

朝食、酢飯が食欲そそります

甲斐駒の花谷さん、赤石の榎田さん。
どっちの小屋も年に一度は泊まりたい。

二日目、下山、小屋先トラバース、その先の急坂の下降、案外油断なりません。
アイゼン使用がベターかもしれません。

いちおクリアー

柄にもなく撮ってみました。
刀利天狗下に猪に乗った阿修羅？の石碑があるそうです。
撮り忘れてしまいました。

岩の急下降、垂直の梯子こなした

いい雰囲気、往きは時間に追われてたので復りは樹林帯歩きを満喫しながら

南アルプスの樹林の逞しさ(笑)

南岸低気圧襲来すればステップも埋もれてしまうでしょう

さすがに二日続けていい顔見せてくれません、気まぐれ団十郎

黒戸の番人さん、北岳に行くおいらに力を下さいませ

黒戸山の巻き道、いい雰囲気なんですが午前中は日陰です

あの梯子降りて右に曲がったあたりの石仏群に猪に乗った石仏があると思います、気になる方は探してみてくださ

刃渡り直下の枯山水庭園…って全然枯れてねー。
ここも好きな場所です。

参考までに、八丁登り上の積雪状況。
八丁登りは凍結箇所に注意して下りました。

(;´Д`)y-゜゜゜

32リットルスッカスカ、来週の歩荷が思いやられます

晩秋の山に降りてきました、笹ノ平上

往き、ボーっとして右に。
何度黒戸通ってるんだって…。

無事下山

売店おじろのおばちゃんが「おかえりなさい」

べるがでひとっ風呂浴びて甲府のほうとう金峰でご飯三杯

中央道の釈迦堂PAからの白峰三山