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ジャマイカ(Jamaica)トレローニ(Trelawny)パリッシュ(Parish)のクルーズ船寄港地でもある港町ファルマス(Falmouth)の郊外にジャマイカ・スワンプ・サファリ・ビレッジ(Jamaica Swamp Safari Village)がある。ファルマスの街の中心のウォータースクエア(Water Square)からだと2.5㎞足らず西。<br /><br />ここでは、80匹以上のアメリカンクロコダイル(American Crocodile)が飼育されている。1969年にアメリカからやって来た23歳のロス・カナンガ(Ross Kananga)によってワニの養殖場として作られたもので、多数のアメリカンクロコダイルの他、3匹のアメリカンアリゲーター(American Alligator)、つがいの黒ヒョウ(Black Leopard)、1頭のニシキヘビ(Python)、チンパンジー(Chimpanzee)のつがい、ライオン(Lion)のつがいを連れて来たそうだ。やがてカナンガはワニと格闘したり、豹やライオンと会話しているようなアトラクションを始め、地元の人や観光局の評判を呼ぶようになった。<br /><br />72年、この園の「Trespassers Will Be Eaten(侵入者は食べられます)」と書かれた標識に目を止めた一団がいた。映画「007 死ぬのは奴らだ(007 Live and Let Die)」のロケ地探しの一行。カナンガと面談した彼らは、ここをロケ地にすることを即座に決定したと云う。そして撮影に入り、カナンガはワニの背を飛び渡るシーンを提案、自分でスタントを行った。テイクは5回目で成功したそうで、4回の失敗シーンを彼の名前が付いたカナンガハウスで見せてくれるが、YouTubeで見ることもできる。私は初めてこのNGシーンを見たが、靴の踵にかぶりつかれているシーンもあり、結構マジで危ない。<br /><br />この映画は73年に公開され、ポール・マッカートニー&amp;ウイングス(Paul McCartney &amp; Wings)のテーマ曲(Live and Let Die)と共に大ヒットした。この映画はロジャー・ムーア(Roger Moore)がジェームズ・ボンド(James Bond)を務めた最初の映画でアメリカと架空の国サンモニーク(San Monique)を舞台にしているが、ロケはニューヨーク(New York)、ニューオリンズ(New Orleans)やジャマイカで行われた。このワニ園の他、ボンドの泊まるホテルのシーンが、モンテゴベイ(Montego Bay)のローズホール・グレートハウス(Rose Hall Great House)で、2階建てバスを使ったカーチェイスシーンはハノーバー(Hanover)のルーシー(Lucea)などで撮影された。<br /><br />ただ、このワニ飛び渡りのシーンはサンモニークではなく、ニューオリンズのMr.ビッグ(Mr. Big)の本拠として使われており、ワニを飛び渡ったボンドはカナンガハウスに火を付けてモーターボートで逃げ出し、ペッパー保安官(Sheriff J.W. Pepper)も加わる有名なボートチェイスシーンに続く。ちなみにヤフェット・コットー(Yaphet Kotto)演じるMr.ビッグはサンモニーク産の麻薬をアメリカにばら撒こうとしているサンモニーク大統領カナンガ博士(Dr. Kananga)の仮の姿で、彼の名前はロス・カナンガから付けられた。さらに付け加えればこの設定は映画の脚本で付け加えられたもので、原作小説での舞台はジャマイカだが、Mr.ビッグはMr.ビッグで、ジャマイカの大統領ではない(実際のジャマイカは日本と同じ議院内閣制で大統領はいない)。こうしてカナンガの名前は映画の中にも残ったが、映画公開から5年後、カナンガは32歳の時にフロリダで釣り中に心臓発作で亡くなった。<br /><br />私が高校の頃見た映画で、よく覚えている。このワニ園のシーンからボートチェイスのシーンはすげえインパクトだった。実は今回ジャマイカに来る直前に見直したのだが、今見てもこのシーンは結構面白い。ただ、使われてるボンド映画得意の秘密兵器は、今見ると時代を感じる。<br /><br />で、このワニ園、現在は2エーカーのマングローブ林の湿地自然保護区に、多数のクロコダイルの他、ジャマイカンボア(Jamaican Boa Constrictor or Jamaican Yellow Snake)、ジャマイカフチア(Jamaican Coney)などの絶滅危惧種やハイイロギツネ(Gray Fox)、アライグマ(Raccoon)、オマキザル(Capuchin Monkey)、イタチ科のタイラ(Tayra)、ハナグマ(Coatimundi)、ローランドパカ(Spotted Paca)、マングース(Mongoose)などの動物と、メンフクロウ(Barn Owl)、キバシオウム(Yellow Billed Parrot)など数種類の希少な固有種の鳥が飼われている。<br /><br />朝9時から夕方4時までの営業で、ガイドツアーのみ(JM$1500)で、人数に寄るが1時間から1時間半程度掛かる。私は9時半頃行ったら1人だったので、1時間ほどだった。ガイドはワニを呼び寄せ、餌を与えてくれる。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/videos/2553937154676293/?l=7032547767615884424<br /><br />また、子ワニを洗って持たせてくれ、写真を撮ってくれる。一番奥が007が撮影した池で、カナンガハウスが池のほとりにあり、中でNGシーンを見せてくれる。ワニ、沢山のワニが集まってくるといくら柵があってもちと怖い。餌やりはガイドさんがわざとじらすのでなかなか面白い。ゲームだって云ってた。子ワニでも私は自分では別に持ちたくなかったが、是非と云われるので、云われるがままにポーズ。ボンドの池は整備されてなく池も小さくなり、今はワニもいず、橋もなくなり地続きになっており、元の姿を保ってて欲しかった。それを見に行ったのに。カナンガハウスは映画では燃やされてしまったので撮影に使ったものは無くなってて当然だが・・・ 最後出た後に正面のワニの模型がある看板を撮ってたら、そこまで来てくれてまた写真を撮ってくれた。親切~<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2553918928011449&amp;type=1&amp;l=1d81322a18<br /><br /><br />ディスカバリーベイ周辺に続く

トレローニ ジャマイカ・スワンプ・サファリ・ビレッジ (Jamaica Swamp Safari Village, Trelawny)

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2018/12/29 - 2018/12/29

33位(同エリア59件中)

旅行記グループ ジャマイカ 007映画ロケ地他

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ちふゆ

ちふゆさん

ジャマイカ(Jamaica)トレローニ(Trelawny)パリッシュ(Parish)のクルーズ船寄港地でもある港町ファルマス(Falmouth)の郊外にジャマイカ・スワンプ・サファリ・ビレッジ(Jamaica Swamp Safari Village)がある。ファルマスの街の中心のウォータースクエア(Water Square)からだと2.5㎞足らず西。

ここでは、80匹以上のアメリカンクロコダイル(American Crocodile)が飼育されている。1969年にアメリカからやって来た23歳のロス・カナンガ(Ross Kananga)によってワニの養殖場として作られたもので、多数のアメリカンクロコダイルの他、3匹のアメリカンアリゲーター(American Alligator)、つがいの黒ヒョウ(Black Leopard)、1頭のニシキヘビ(Python)、チンパンジー(Chimpanzee)のつがい、ライオン(Lion)のつがいを連れて来たそうだ。やがてカナンガはワニと格闘したり、豹やライオンと会話しているようなアトラクションを始め、地元の人や観光局の評判を呼ぶようになった。

72年、この園の「Trespassers Will Be Eaten(侵入者は食べられます)」と書かれた標識に目を止めた一団がいた。映画「007 死ぬのは奴らだ(007 Live and Let Die)」のロケ地探しの一行。カナンガと面談した彼らは、ここをロケ地にすることを即座に決定したと云う。そして撮影に入り、カナンガはワニの背を飛び渡るシーンを提案、自分でスタントを行った。テイクは5回目で成功したそうで、4回の失敗シーンを彼の名前が付いたカナンガハウスで見せてくれるが、YouTubeで見ることもできる。私は初めてこのNGシーンを見たが、靴の踵にかぶりつかれているシーンもあり、結構マジで危ない。

この映画は73年に公開され、ポール・マッカートニー&ウイングス(Paul McCartney & Wings)のテーマ曲(Live and Let Die)と共に大ヒットした。この映画はロジャー・ムーア(Roger Moore)がジェームズ・ボンド(James Bond)を務めた最初の映画でアメリカと架空の国サンモニーク(San Monique)を舞台にしているが、ロケはニューヨーク(New York)、ニューオリンズ(New Orleans)やジャマイカで行われた。このワニ園の他、ボンドの泊まるホテルのシーンが、モンテゴベイ(Montego Bay)のローズホール・グレートハウス(Rose Hall Great House)で、2階建てバスを使ったカーチェイスシーンはハノーバー(Hanover)のルーシー(Lucea)などで撮影された。

ただ、このワニ飛び渡りのシーンはサンモニークではなく、ニューオリンズのMr.ビッグ(Mr. Big)の本拠として使われており、ワニを飛び渡ったボンドはカナンガハウスに火を付けてモーターボートで逃げ出し、ペッパー保安官(Sheriff J.W. Pepper)も加わる有名なボートチェイスシーンに続く。ちなみにヤフェット・コットー(Yaphet Kotto)演じるMr.ビッグはサンモニーク産の麻薬をアメリカにばら撒こうとしているサンモニーク大統領カナンガ博士(Dr. Kananga)の仮の姿で、彼の名前はロス・カナンガから付けられた。さらに付け加えればこの設定は映画の脚本で付け加えられたもので、原作小説での舞台はジャマイカだが、Mr.ビッグはMr.ビッグで、ジャマイカの大統領ではない(実際のジャマイカは日本と同じ議院内閣制で大統領はいない)。こうしてカナンガの名前は映画の中にも残ったが、映画公開から5年後、カナンガは32歳の時にフロリダで釣り中に心臓発作で亡くなった。

私が高校の頃見た映画で、よく覚えている。このワニ園のシーンからボートチェイスのシーンはすげえインパクトだった。実は今回ジャマイカに来る直前に見直したのだが、今見てもこのシーンは結構面白い。ただ、使われてるボンド映画得意の秘密兵器は、今見ると時代を感じる。

で、このワニ園、現在は2エーカーのマングローブ林の湿地自然保護区に、多数のクロコダイルの他、ジャマイカンボア(Jamaican Boa Constrictor or Jamaican Yellow Snake)、ジャマイカフチア(Jamaican Coney)などの絶滅危惧種やハイイロギツネ(Gray Fox)、アライグマ(Raccoon)、オマキザル(Capuchin Monkey)、イタチ科のタイラ(Tayra)、ハナグマ(Coatimundi)、ローランドパカ(Spotted Paca)、マングース(Mongoose)などの動物と、メンフクロウ(Barn Owl)、キバシオウム(Yellow Billed Parrot)など数種類の希少な固有種の鳥が飼われている。

朝9時から夕方4時までの営業で、ガイドツアーのみ(JM$1500)で、人数に寄るが1時間から1時間半程度掛かる。私は9時半頃行ったら1人だったので、1時間ほどだった。ガイドはワニを呼び寄せ、餌を与えてくれる。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/videos/2553937154676293/?l=7032547767615884424

また、子ワニを洗って持たせてくれ、写真を撮ってくれる。一番奥が007が撮影した池で、カナンガハウスが池のほとりにあり、中でNGシーンを見せてくれる。ワニ、沢山のワニが集まってくるといくら柵があってもちと怖い。餌やりはガイドさんがわざとじらすのでなかなか面白い。ゲームだって云ってた。子ワニでも私は自分では別に持ちたくなかったが、是非と云われるので、云われるがままにポーズ。ボンドの池は整備されてなく池も小さくなり、今はワニもいず、橋もなくなり地続きになっており、元の姿を保ってて欲しかった。それを見に行ったのに。カナンガハウスは映画では燃やされてしまったので撮影に使ったものは無くなってて当然だが・・・ 最後出た後に正面のワニの模型がある看板を撮ってたら、そこまで来てくれてまた写真を撮ってくれた。親切~
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2553918928011449&type=1&l=1d81322a18


ディスカバリーベイ周辺に続く

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