2018/10/23 - 2018/10/23
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riverwillさん
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2018年10月、バックパッカーの間ではじわじわ有名な
中国四川省、東チベット地区にある亜青寺(アチェンガル・ゴンパ)を訪れました!
これはチベット最大級といわれる1万2000人の尼僧だけが暮らす島が存在します
標高4000mにある天空の尼僧院
まさに秘境中の秘境で絶景スポットでした!
▼より詳細な旅行記はコチラをご参照ください(文章が多いので2つに分割しています)
前編:
http://tabinomori.com/travel-blogs/asia/china/china_all/yaqing-temle-report01/
後編:
http://tabinomori.com/travel-blogs/asia/china/china_all/yaqing-temle-report02/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
中国四川省、いわゆる東チベットには
2日かけて訪れることが出来る甘孜(ガンズ)という町があります
そこからさらにタクシーで2時間ほどの山奥の秘境・標高4000mにある
天空のチベット僧院「亜青寺(アチェンガルゴンパ)」があります
宿泊したゲストハウスで一緒に行ける人を募り
寄せ集めの中国人グループに混ぜてもらいました♪
そうしてたどり着いた亜青寺がここ -
入場ゲートです
入場料は無料ですが、身分証が必要
彼らはID付き身分証で改札スルーできますが
外国人の場合は、有人ゲートでパスポートチェック
係官がパスポートと実際の顔を並べてスマホで証拠写真を撮影し
ようやく通過できます -
入場ゲートからしばらく歩くと
こんな立派なパゴダ(仏塔)が見えてきます
ここを右折して丘の上を目指します -
なんと、ホテルまで有りました
最近はこんな辺鄙なところでも中国人に人気があるので
そこを察した中国人が商機を逃すわけもなく
ホテル開発など徐々に観光地化が進んでます -
標高4,000mぐらいある中で
たったこれだけの丘を登るだけでも息が切れます
あともう少し! -
ようやく丘の上に到着!
色鮮やかな仏塔が建っていました
お目当てはこの向こう! -
タルチョの向こうに集落が見えてきました!
-
これが今回の最大の目的
亜青寺(アチェンガル・ゴンパ)名物、天空の尼僧院
チベット最大級で尼さんだけがおよそ1万2000人暮らしているそうです
絶景です!! -
さて、
ひとしきり天空の尼僧院を丘の上から堪能したあとは
次のお目当て、「天葬」を見学に向かいます
天葬とは、日本語では鳥葬といわれ
いわゆる、亡くなった遺骸をハゲワシに食べさせるチベットの伝統的な葬送風習です -
この道の行き止まりに天葬台があります!
東チベットでは未だにこうした天葬を行っている地域が残っていて
一般の人も見学することが出来ます
(写真撮影は、一応関係者に断りを入れる必要あり) -
天葬台に到着
この亜青寺では通常11時、13時、14時、15時に行われると
ゲストハウスのオーナーから聞きました -
で、11時の部に見学しに来たのですが、
聴衆だけが集まっていて、
肝心の関係者が一向にやって来ません
どうやら、11時の部には御遺体が無かったようです
不謹慎ですが、
肩透かしを食らった感じで、観衆は皆、ワラワラと散っていきました
せっかくなので天葬台を見学します
この石版の上で、ご遺体を職人が切り刻んで
ハゲワシにエサとして与えるのです -
よく切れる斧やナイフを使って御遺体を切り刻みます
ハゲワシが食べやすいように肉や骨を細かく割砕くために
この枕木を使います
その模様はゲストハウスでVTRで予習させてもらいました(汗)
ヘタなホラー映画よりよほどグロかったです -
天葬台には何とも表現し難い
死臭というか独特の異臭が漂っていて気持ち悪くなります
無数の骨片が散らばっていて
中にはこんな風にフレッシュな骨片も残ってます
ぎゃー -
11時の部はないということで諦めて、
次回の13時の部まで亜青寺見学で時間を潰すことにします
黄金パゴダに戻ってきました -
土台には立派な巨大マニ車が置かれ
信者たちは重たいマニ車を回しながら静かに巡礼しています -
これから高僧によるありがたい説法(講義?)があるということで
見学することに
一般人も無料で見学できます -
中には大勢の修行僧が
中央に鎮座する高僧のありがたい説法に耳を傾けています
右に男性僧、左に尼僧が別れて座ってます
男性と女性は基本的に交わってはいけない決まり
でも尼僧側には子どもたちも座ってました -
次は尼僧が暮らす島へ実際に向かいます
しかし、道端にはたくさんのヤク(牛)やカシミール山羊が闊歩しています -
大きな広場に出ました
空が近い!
空の青と僧院の鮮やかな赤・黄色が映えますね -
ゴミ置き場に群がるヤギたち
大事な家畜だからか、
特に追い払うこともなくうまく共存しているようです -
市場も有りました
山羊やヤクの毛皮で作った上着や日常着の僧衣、文房具など生活雑貨もいろいろ売ってます
一応、この中で完結できるように何でも売っているようです
コンビニ(というか商店)もあるんですよ、一応 -
この橋を渡ったところから尼僧だけが暮らす島になります
いわばこれが境界線です -
橋を渡りきったところ
男性の観光客が入れるのはここまで
女性の観光客は島に入って見学できますが
男性は島の外周を周ることしか許されていません
こんな時だけ優越感 -
「タシデレー(こんにちは!)」と声を掛けると
笑顔で返してくれました -
住居とはおよそ言い難い
ホームレスのようなバラックが立ち並んでいます
カラフルだから絵になるけど、
実際はフッと風が吹いたら壊れそうです -
バラックには小さな2階があり、
ここは修行のための瞑想部屋なんだそうです -
一応住所も割り当てられ、
カオスのようでいて、ちゃんと区画整理もされています -
丘の上は、
あの上から眺めた絶景スポットです
無数のタルチョがはためいています -
そうして、
13時になり再び天葬台を訪れました
このときは11時にはほとんど居なかったハゲワシが不気味に結集
野生の本能で御遺体が来るのが分かっているようです
ゾッとしました
が、
つまるところ、待てど暮らせど御遺体は来ず、
この日は天葬は行われませんでした
他の地で行われたようです
待ちくたびれ損でした(←不謹慎)
きっとハゲワシも腹がペコペコでしょう
というわけで、
天葬にご興味がある勇気ある方はWikipedeia英語版の「Sky Brual」を検索いただければ画像がありますよー
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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました
だいぶ間をはしょっているので、もしご興味があればぜひこちらの詳細な旅行記も併せてご参照ください(画像が多いので2つに分割しています)
前編:
http://tabinomori.com/travel-blogs/asia/china/china_all/yaqing-temle-report01/
後編:
http://tabinomori.com/travel-blogs/asia/china/china_all/yaqing-temle-report02/
ご清聴ありがとうございました
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